ありがとうイカゲーム
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▼ドラマ『イカゲーム』

そのうち見ようかなー思ってた。
そしたらなんかもう皆見てるので見た。
わりと一気に。

最後3話は平日にギリギリ徹夜かどうかくらいの時間使って見てしまった。
なるよそら。
あんなん。
なめんなよ。

やっぱり6話だね。
だってね、そうしといて、そうする!?あ、あああ〜〜〜〜・・・・・・・・・・世界中でなったんであろうし。
ああもうああもうって。
ちょおま、サンウおま、と。
そしてセビョクジヨン。
でもってあの人に関してはこの段階でけっこう疑ってたから「もしや?」で。
おもしろかったなー。

でもおもしろい、これをおもしろいって思う気持ちは健全なのか?
とかちょっと考えたりも。
内容まあ残酷だし。
でもそのおかげで、今自分の享受している日常が、なんて平和でありがたいものよ・・・って気持ちにはなる。
でもわからない。
実際は薄氷のようなものなのかもしれない。
生きていくには常に備えておくに越したことはない。

それと感情移入か。
感情移入することが劇中たくさん散りばめられていて、そういう人たちがどうなるんだろうどうなるんだろうで、ああよかった・・・なこともあれば、ああ・・・あああああ・・・・・・・・・もあったりで。
没入してしまう。

よくよく考えるとガバくない?なとこもなくはない。
でもそのおかげでよりおもしろい要素、見どころが増えてもいる。
刑事さん視点なんかは潜入ものとしてのハラハラ感があって、このドラマにおけるいろんなひと役を担ってたように思うし。

『カイジ』じゃないかと批判的に言われたりもしてる。
でもこういうのはもうひとつのデスゲームってジャンルとしてあるんだから、いまさら『カイジ』だけ出して云々はちがうだろう。
自分はどちらかといえば『ライアーゲーム』っぽいな思った。
実際監督は『カイジ』や『ライアーゲーム』なんかから影響を受けたと公言してるらしいし。
うれしいじゃないか。

なんで日本のこうしたジャンルは世界でヒットしないんだ!?って声もあるみたいだけど、ふつーに作り込みの差なんじゃないか。
お金のかけ方にしろ役者の人選にしろ。
最初から同じ土俵に立とうともしてなくない?って思えてしまう。
ドラマではなんだかもうむずかしいと思うから、こっちはこっちでやっぱりアニメでいきましょうよ、『刃牙』ヒットしてるし(いまだにファンとしても「なんで?」ってちょっと思ってるけど)と思う。

見終えたあとは俳優陣のオフショットとかPR動画とかちょっとあさった。
で見て「よかったなぁ・・・生きてて笑顔でよかったなぁ・・・」と。
そんなんしたの『マトリックス』以来な気がする。



▼小説『ゆうえんち』(作:夢枕獏、イラスト:藤田勇利亜、原作:板垣恵介)

『ゆうえんち』とは『刃牙』シリーズの外伝小説である。
週刊少年チャンピオンにて連載中。
おもしろい。

主人公は愚地克巳の兄、葛城無門。
その宿敵は柳龍光。
これが程良い。
作者の夢枕獏は『刃牙』と『餓狼伝』の間くらいのリアリティでやっていきたいと言っていて。
まずそこで、あ、それは程良さそうだな、思えたし、その相手が柳龍光というところもよくて。

まあ実際はその、枯れた植物の上に人間が植物を潰さないよう降り立ったり、桜の木を気合で咲かせたりと、えちょっと『刃牙』超えちゃってない?なとこも部分的にはあるけども。
でも強さのラインはたしかに『刃牙』と『餓狼伝』の合間くらい・・・なのかな?で進んでいる。
と思う。
なんにせよ楽しみやすい、ワクワクできる。

文章も読みやすくイラスト多めなのもいい。
文章で読む読書するというのは「この場面ってこういうことなのかな?」って想像するのが醍醐味ではあるのだけど、でもやっぱり正確に知りたいところもある。
それがイラスト多めなので答え合わせしながら読むことができる。
これはこれでって形で楽しめる。
作者・夢枕獏的には今作を「コミック・ノベル」なるものと位置づけているという。

連載は次で最終回らしい。
でもこの直前でいろいろ風呂敷広げてるらしく、評判もいいので、タイトル変えて連載継続するのでは?説も。
ぜひとも続けてほしいと思う、もうすっかりこの作品のファンだ。
けど作者は御年69歳にして現在連載を十数本抱えているらしい。
正直2箇所ほど「あれ?作者ちょっと前に書いたこと忘れてる?」なとこあったりもしたんだけど、年齢云々よりもそんなに抱えてたらそうもなるかと(何か破綻するようなミスでもないし)。

69歳でこんなにおもしろいものが書ける、力強いものが作れるのかという勝手な感動すらある。
このさい夢枕獏が「ここまでなら」と考えるギリギリラインまで刃牙ワールドを広げていってほしいと思う。



▼ツイッター

自分が学生時代に読んでいた作家さんとツイッターで相互フォローしてもらった。
たまたまツイートであげられていたマンガ読んで、絵柄自体はそこまで特徴があるわけじゃないと思うんだけど、でもなんとなく「っぽいな」思って追ってみたらそうで。
先日は原稿の線の意味がわからないってつぶやいたらアドバイスまでしてくれた(タチキリとかトンボとかのこと)。
こんなことってあるんだな・・・なった。



▼創作と健康

新作マンガ作成中。
同時に人体学習も継続。
あくまでも人間の形とその一応の理由を知るのが目的だけど、このさい気になった部位だけでもいいから人体について学んでいこうかとも思っている。

とりあえず”ふくらはぎ”が思っていた以上に重要なんだなと知った。
なにせ”第二の心臓”とも呼ばれておるのですから。
血液を体中に循環させるさいは、やっぱり地球には重力があるものですから上から下よりも下から上にあげるほうが大変なのです。
でそのとき活躍するのが各種筋肉を利用した筋ポンプ作用というやつなのですね。
そのなかでも”ふくらはぎ”は大きな働きをしてくれる箇所というわけで。
”ふくらはぎ”の筋肉は下腿三頭筋(かたいさんとうきん)といって腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋からなります。
下腿三頭筋を鍛えると血液の循環がよくなり健康に大変貢献してくれるのです。

というのを今週は覚えた。

直近の健康診断で心音聴かれたとき「きれいですね」って言われた。
腕立てとかはやってないんだけど、なんでかスクワットだけはわりとしてるので、それで下腿三頭筋が鍛えられてるおかげなのかもしれない。

コメント

もりのいずみ
2021年10月24日11:20

イカゲームの感想、全面的に同感です。これ、面白がっていいのか?っていうのも含めて。
一人一人のキャラが絶妙で、いちいち気持ちを揺さぶられました。
韓流は「パラサイト」が初見でしたが、今回も「日本とは思い切りが違うな」と思い、「思い切り」というのは日本においてのことで、韓国では別に思い切って作っているわけではないんだよなぁ、と。
なんか日本は、全方位に向かって気を遣って作ってて、だからこういうのは絶対作れないだろうな・・・と思ってしまいました。
シーズン2、あるんでしょうかね(^_^;)

日記羊
2021年10月24日20:41

単純に主人公が勝って「やったー!」って話じゃないですもんね。
そういう葛藤とか、人間として大切ことを改めて考えさせられたりとか、日常だけでは得難い視点や絵面など諸々ふくめて「おもしろい」と感じたような気がします。
私も今の日本じゃここまでのは無理なんじゃないかと思います。ローカルなものだったりごく日本向けのものならまだしも、大作になるほどおっしゃる通りいろんな事情が幅を利かせてしまうんだろうなと。

何気に『イカゲーム』はあともうひとつくらいきっかけがあったら見よう思ってたところ、もりのさんのブログが最後のひと押しとなりました。自分の中では比較的流行りものを早めに見れてよかったです。
シーズン2はどうなんでしょうね。なくてもいい気しますし、あってもまず「見るのつらいな・・・」ってなる気がします。でも作られたらなら見ちゃうんでしょうね。

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