仮面ライダービルド(終)
2021年1月6日 趣味
▼特撮『仮面ライダービルド』最終話感想・前編
全49話見終えた。
あえてものすごい強引な、誰にも同意されないことを言うと、
「いそがしい人は37話の次は途中とばして48話見てもいいよ」
と書き記しておきたい。
まあその・・・カズミンいなくなってるけども。
そこさえどうにか飲み込めれば(飲み込めるわけがない)、大まかなストーリー的には問題ないのでは?
ってどーーしても思ってしまうんだよな・・・
以下ネタバレ。
最後はもうラスボスであるエボルトは正攻法では倒せないみたいになってた。
なので、えーと、えー・・・・・・・・パンドラボックスっていう超エネルギーを秘めたアイテムを使って、「エボルトの襲来していない」並行世界の地球を呼び出し、そっちの地球と融合することで「エボルトの被害を受けていなかった歴史をもつ」世界を作ろうということになる。
うん・・・
でそのドサクサに、ふたつの世界が接近することによって発生する時空の裂け目みたいなのにエボルト放り込むんだ!そしたらエボルト消滅するはずだから、その消滅のさいに発生する莫大なエネルギーによって地球融合をはたすんだぜ!これならエボルト倒せるうえに被害もなかったことになって一石二鳥ギャラクシーだぜ!!!
・・・っつうね。
とかたぶん、そういうことだった、はず。
あとで放映時のツイッター見たら案の定混乱してる人多数だったけど。
それもやむなしだ。
だって、エボルトを裂け目に放り込んだはいいけど、万丈も行っちゃったから彼を助けるために戦兎も裂け目突入したら、
「おれをここで倒さないとエネルギーは放出されずふたつの地球は消える!」
とかエボルト言い出すんだもの・・・・・・・
なっ・・・・え?・・・・あー・・・・いや、え?
ってどういう・・・・・じゃ当初言ってたことは・・・・・?
そらなるよ。
とにかく第一の目的は、正攻法じゃ無理ゲなエボルトを倒すこと。
だから並行世界の地球をよびだして、時空の裂け目つくって、そこにエボルトぶち込んで消滅させる。
そのさいの消滅エネルギーで地球融合もはたす。
・・・でもじっさいは裂け目の内部(景色的にはよく見る地球の採石場っぽい感じだよ!)にぶちこんでもエボルトは消えず、結局は正攻法の肉弾戦という・・・・・・・
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
だからせめてエボルトのセリフは「おれはここで消えるが万丈も道連れだ!ハッハッハー」みたいなのでよくなかった?と思うんですけどどうでしょうか。
そうすれば当初の作戦に誤りはなく、視聴者も混乱せず、それでいて戦兎にはヒーロー的な決着をつける理由もあり、てなふうにできたのではないでしょうか。
ちなみに結局肉弾戦バトルじゃねーーか!!の結果は、
・事前に幻徳(仮面ライダーローグ)に重要アイテム破壊されていた。
・パワーアップのために体内に取り込んだ万丈が戦兎の呼びかけに応えて邪魔をした。
という理由でエボルト弱体化。
いっぽうの戦兎は、絆パワー的な流れで強力なラビット&ドラゴンなフォームに変身。
結局ヒーローものとしてしごく正攻法な流れでエボルトを撃破したのだった。
▼特撮『仮面ライダービルド』最終話感想・後編
「『ビルド』のヒロインは万丈だよねー」
みたいなことを言うファンがわりといる(万丈は男性で今作における2号ライダー)。
というか万丈の役者さん自身も同じように言い、のちに謝罪もしたらしい(ネタだろうけど)。
そういうこと言いたい人ってどこにでもいるよなー、って自分としては「まあそういう楽しみ方もあるんだろう」な受け止め方をしてた。
でも最後まで見て「あれ・・・この物語のヒロインってもしかして万丈・・・?」
わりとナチュラルに思ってしまった。
だって最後、ふたつの地球がひとつになったことで、エボルトとの戦いの記憶が消滅し、人々は戦兎の存在を忘れてしまうんだ。
なぜなら桐生戦兎はエボルトの存在なくしては生まれなかった人間だからだ。
なので仲間たち、万丈すらも、戦いのない時間を歩んできた人々に戦兎の記憶はない。
戦兎にできた仲間や家族たちは新たな世界にはいないのだ。
この結末は見てて、正直うっとなった。
なるほどこういう終わり方なのか『ビルド』・・・って。
そしたら終わりギリギリくらいに「戦兎!」って呼びかけられて。
そこに万丈がいて。
旧世界の万丈、新世界の万丈とは別の、我々のよく知るあの万丈が。
万丈は体内にエボルトの遺伝子をもっているため、創造主・戦兎と同じようにイレギュラーな存在として融合からはじかれたらしい。
でこの呼びかけのタイミングでOP曲がかかったんだから、そら涙もでるだろう・・・
よかった、よかったなぁ戦兎・・・って。
でもちょっと冷静になってから、いやしかしこれって本来ヒロインがやることでは?と。
いやべつに相棒でも仲間でもだれがやってもいいんだけど、でもこの、ふたりだけが特別な世界で、戦兎と万丈って・・・え、これヒロイン万丈?・・・まあーなる。
なので納得した、万丈ヒロイン説提唱やむなしですこれは。
もし異をとなえるにしても「ヒロインはむしろ戦兎のほうなのでは?」って言いたくなるくらいの感じだったし。
とかそんなこんなだった。
もし今後『ビルド』見ようかどうか迷っているって人が現れたら、すすめる。
でもハードルは下げておいて、だいぶガバいとこある、あと終盤残り10話くらいで急にグダつくからそこだけ気をつけて、って言う。
とにかくまあ、見て、良かった『ビルド』。
そうだ、見て良かった、悪くなかったと思えるってことは良かったんだな。
『仮面ライダービルド』おもしろかったわ。
▼『ビルド』バトルBGM
【仮面ライダービルド】さぁ、実験を始めようか エレクトーン(ELS-02C)
https://www.youtube.com/watch?v=t484tSQ9AuI
公式のがなかったので一応これで。
でもこれほぼまんま。
泣ける。
Amazon Musicだと『ビルド』関連音楽かなり無料なのでそれで聴いてるけど、いまはOPよりもこっちが泣ける。
これ聴いてると言ってないんだけど「さぁ、実験を始めようか」って戦兎が言ってるんだよな・・・言ってないのに。
作曲は川井憲次で『ガンダム00』とかも手掛けてる人。
「へー」って思ったけど、『科捜研の女』BGMもこの方と知って「ほんまや科捜研や・・・」なった。
この曲バックに沢口靖子らが事件解決のため奔走しててもなんら違和感なし。
だからこれはやっぱり科学を用いて正義をなそうとする戦いの曲なんだな。
▼絵
仮面ライダービルド途中。
明日完成させる。
なぜなら私の『ビルド』視聴はまだ少し残っているからだ。
全49話見終えた。
あえてものすごい強引な、誰にも同意されないことを言うと、
「いそがしい人は37話の次は途中とばして48話見てもいいよ」
と書き記しておきたい。
まあその・・・カズミンいなくなってるけども。
そこさえどうにか飲み込めれば(飲み込めるわけがない)、大まかなストーリー的には問題ないのでは?
ってどーーしても思ってしまうんだよな・・・
以下ネタバレ。
最後はもうラスボスであるエボルトは正攻法では倒せないみたいになってた。
なので、えーと、えー・・・・・・・・パンドラボックスっていう超エネルギーを秘めたアイテムを使って、「エボルトの襲来していない」並行世界の地球を呼び出し、そっちの地球と融合することで「エボルトの被害を受けていなかった歴史をもつ」世界を作ろうということになる。
うん・・・
でそのドサクサに、ふたつの世界が接近することによって発生する時空の裂け目みたいなのにエボルト放り込むんだ!そしたらエボルト消滅するはずだから、その消滅のさいに発生する莫大なエネルギーによって地球融合をはたすんだぜ!これならエボルト倒せるうえに被害もなかったことになって一石二鳥ギャラクシーだぜ!!!
・・・っつうね。
とかたぶん、そういうことだった、はず。
あとで放映時のツイッター見たら案の定混乱してる人多数だったけど。
それもやむなしだ。
だって、エボルトを裂け目に放り込んだはいいけど、万丈も行っちゃったから彼を助けるために戦兎も裂け目突入したら、
「おれをここで倒さないとエネルギーは放出されずふたつの地球は消える!」
とかエボルト言い出すんだもの・・・・・・・
なっ・・・・え?・・・・あー・・・・いや、え?
ってどういう・・・・・じゃ当初言ってたことは・・・・・?
そらなるよ。
とにかく第一の目的は、正攻法じゃ無理ゲなエボルトを倒すこと。
だから並行世界の地球をよびだして、時空の裂け目つくって、そこにエボルトぶち込んで消滅させる。
そのさいの消滅エネルギーで地球融合もはたす。
・・・でもじっさいは裂け目の内部(景色的にはよく見る地球の採石場っぽい感じだよ!)にぶちこんでもエボルトは消えず、結局は正攻法の肉弾戦という・・・・・・・
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
だからせめてエボルトのセリフは「おれはここで消えるが万丈も道連れだ!ハッハッハー」みたいなのでよくなかった?と思うんですけどどうでしょうか。
そうすれば当初の作戦に誤りはなく、視聴者も混乱せず、それでいて戦兎にはヒーロー的な決着をつける理由もあり、てなふうにできたのではないでしょうか。
ちなみに結局肉弾戦バトルじゃねーーか!!の結果は、
・事前に幻徳(仮面ライダーローグ)に重要アイテム破壊されていた。
・パワーアップのために体内に取り込んだ万丈が戦兎の呼びかけに応えて邪魔をした。
という理由でエボルト弱体化。
いっぽうの戦兎は、絆パワー的な流れで強力なラビット&ドラゴンなフォームに変身。
結局ヒーローものとしてしごく正攻法な流れでエボルトを撃破したのだった。
▼特撮『仮面ライダービルド』最終話感想・後編
「『ビルド』のヒロインは万丈だよねー」
みたいなことを言うファンがわりといる(万丈は男性で今作における2号ライダー)。
というか万丈の役者さん自身も同じように言い、のちに謝罪もしたらしい(ネタだろうけど)。
そういうこと言いたい人ってどこにでもいるよなー、って自分としては「まあそういう楽しみ方もあるんだろう」な受け止め方をしてた。
でも最後まで見て「あれ・・・この物語のヒロインってもしかして万丈・・・?」
わりとナチュラルに思ってしまった。
だって最後、ふたつの地球がひとつになったことで、エボルトとの戦いの記憶が消滅し、人々は戦兎の存在を忘れてしまうんだ。
なぜなら桐生戦兎はエボルトの存在なくしては生まれなかった人間だからだ。
なので仲間たち、万丈すらも、戦いのない時間を歩んできた人々に戦兎の記憶はない。
戦兎にできた仲間や家族たちは新たな世界にはいないのだ。
この結末は見てて、正直うっとなった。
なるほどこういう終わり方なのか『ビルド』・・・って。
そしたら終わりギリギリくらいに「戦兎!」って呼びかけられて。
そこに万丈がいて。
旧世界の万丈、新世界の万丈とは別の、我々のよく知るあの万丈が。
万丈は体内にエボルトの遺伝子をもっているため、創造主・戦兎と同じようにイレギュラーな存在として融合からはじかれたらしい。
でこの呼びかけのタイミングでOP曲がかかったんだから、そら涙もでるだろう・・・
よかった、よかったなぁ戦兎・・・って。
でもちょっと冷静になってから、いやしかしこれって本来ヒロインがやることでは?と。
いやべつに相棒でも仲間でもだれがやってもいいんだけど、でもこの、ふたりだけが特別な世界で、戦兎と万丈って・・・え、これヒロイン万丈?・・・まあーなる。
なので納得した、万丈ヒロイン説提唱やむなしですこれは。
もし異をとなえるにしても「ヒロインはむしろ戦兎のほうなのでは?」って言いたくなるくらいの感じだったし。
とかそんなこんなだった。
もし今後『ビルド』見ようかどうか迷っているって人が現れたら、すすめる。
でもハードルは下げておいて、だいぶガバいとこある、あと終盤残り10話くらいで急にグダつくからそこだけ気をつけて、って言う。
とにかくまあ、見て、良かった『ビルド』。
そうだ、見て良かった、悪くなかったと思えるってことは良かったんだな。
『仮面ライダービルド』おもしろかったわ。
▼『ビルド』バトルBGM
【仮面ライダービルド】さぁ、実験を始めようか エレクトーン(ELS-02C)
https://www.youtube.com/watch?v=t484tSQ9AuI
公式のがなかったので一応これで。
でもこれほぼまんま。
泣ける。
Amazon Musicだと『ビルド』関連音楽かなり無料なのでそれで聴いてるけど、いまはOPよりもこっちが泣ける。
これ聴いてると言ってないんだけど「さぁ、実験を始めようか」って戦兎が言ってるんだよな・・・言ってないのに。
作曲は川井憲次で『ガンダム00』とかも手掛けてる人。
「へー」って思ったけど、『科捜研の女』BGMもこの方と知って「ほんまや科捜研や・・・」なった。
この曲バックに沢口靖子らが事件解決のため奔走しててもなんら違和感なし。
だからこれはやっぱり科学を用いて正義をなそうとする戦いの曲なんだな。
▼絵
仮面ライダービルド途中。
明日完成させる。
なぜなら私の『ビルド』視聴はまだ少し残っているからだ。
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