今年もよろしくお願い致します。
▼甥姪とスマブラ
年末年始は近年恒例で甥姪きた。
4日間相手をし、相手をしてもらった。
彼らは来るたびにスペックを上げてくる。
もはや運動も勉強もかなわない。
彼らに示せる威厳はもう今まで過ごした時間と、年上だからという雰囲気的な理由しかない。
というかこっちがどうこう以上に彼らがハイスペックすぎないかっていう・・・
親が教師な上に運動部顧問だから、勉強はもちろん運動もまあーあよくやるし。
甥っ子はサッカーでの活躍いろいろ聞いてて、でも姪っ子のほうはそんなでもないのかな?思ってたら学年でぶっちぎりで足速いらしく。
男子合わせても学年2位、じゃりン子チエかって。
バドミントンの練習の手伝いもしたけど、勝てっこないと判断し審判に徹したくらいだった。
そんななので今回スイッチと『スマブラ』を持ってきてもらった。
ゲームならまだ対等に!という狙いと、あとセフィロス使ってみたくて。
最初は甥っ子にぜんぜん勝てず、というかもう自キャラを見失わないようすることで精一杯状態。
でも協力戦では、ゆーてこっちゃ君らが生まれる前からやっとんねんゲーム!年季の違い教えたる!
の矜持を発揮し、小手先のテクニックではない大局視点での動き(逃げ回っておいしい場面でのみスマッシュ決めてまた逃げる)により成績1位をキープし続けることができた。
正月中に何かしらスペックでの威厳を示せたのはこのときだけだと思われる。
▼甥姪とマンガとアニメ等
今回甥っ子とは主に『呪術廻戦』の話をしていた。
甥っ子は『呪術廻戦』を知らなかったので「いやあ鬼滅の次はこれっしょー」とかてきとーなこと言いふくめつつアマプラで解説しながらアニメ視聴。
甥っ子はほんとにルックス、インテリジェンス、フィジカルそろってて、こんなんで思春期になったら・・・一体きみはどんな、伯父さんにとってどんだけ異次元な青春送るの・・・
なヤツであると思うんだけど、しかしまだ!まだギリガキんちょなので!!「『呪術廻戦』はだれが一番強いのー?」とか訊いてきて。
まだまだ純粋なザ・クソガキ男子なんである。
そういう質問に伯父さんはすごくほっとするんだ・・・
そんでなんやかんや正月の間中『呪術廻戦』トークして、両面宿儺のイラスト描いたらLINEで送る約束もした。
あと例の板垣恵介の本「これ読む?」ってちょっとだけきいて、帰るとき思い出してもう一度ダメ元ですすめてみようかと思ったらもうカバンの中に入れててくれた。
なんかそれで・・・・・・・この子はほんとに、いまだおれのことを、昔と変わらず思ってくれてるんだなって。
このことだけでそう感じたわけじゃないけどなんだか。
うれしいけど切ない。
伯父さんはそんなんじゃないんだ・・・ほんとはそんな思ってもらえるような人間じゃないんだよ・・・って思うんだけど、自分が知る自分だけが真実ってわけでもないはず。
そう思いたい。
だからせめて、激しい幻滅だけはさせないよう、甥っ子が自分に割いてくれる時間が無駄にならないよう、今後もできるかぎりふんばって生きる。
姪っ子のほうはなんかしらんけど『おしりたんてい』にハマってた。
小学3年生の女子ってまだこういうのにハマるんだっけ・・・やや疑問に思いつつ共にアニメ見た。
いろいろなカラフルなお尻をふたりで一生懸命探した(物語の要所にカラフルなお尻が隠れてるんだ)。
そのいっぽうで『逃げ恥』にもハマってて、興味の幅広いなーと感心もし。
自分は初めての『逃げ恥』体験で、こういう感じなんだー、あーこれが例の踊りなんだー、と。
しかし『逃げ恥』は新作終盤あたり、コロナの話が出てきてから姪っ子は明らかに集中力欠いてた。
やっぱりなんだか現実すぎるリアリティを持ち込まれて冷めたんだろうか。
単に長いから疲れただけかもしれないけど、このへん理由訊いておけばよかった。
そして甥ベイビーは、もう少しで歩く、というかもう歩いてよくない??くらいになってた。
この子はどんな子になるんだ・・・・・兄姉はたぶんぜったいいわゆる”陽キャ”になるだろうから、キミは”陰キャ”でもよくない?少し思っている。
親がそうはさせないだろうけど・・・・・・とにかく早く会話してみたい。
▼甥姪と威厳
威厳ガーとかつい考えてしまうこともあるけど、実際はそんなものなくたっていいんだ。
仲良くできればそれでいい。
むしろこっちが知らないことをたくさん教えてもらいたい。
今回もお互いへの質問の量は同じくらいか、こっちが少し多かったんじゃないかってくらいだったし。
自分のそういう、知らんことを人から訊くこと自体を楽しいと感じる性格はキライじゃない。
いつかは「あ、この伯父さんってなんだか・・・」って気付く日もくるだろう、それは覚悟している。
でも伯父さんのほうはとにかく、キミらのおかげでとても楽しく有意義だと感じられる時間が増えたってことは断言できる。
この先の関係がどうなろうとこれを言えるだけでもいいだろうと思う。
▼ドラマ『岸辺露伴は動かない』
第3夜「D.N.A」。
この話がいちばん微妙だった。
原作も個人的にいまいちで、今回のドラマもそれとはちがったところでウーン・・・で。
能力描写の改変とか、”スタンド”ではなくあくまで”ギフト”呼びとか(ジョジョじゃないんだとそうハッキリさせられるとやはりさみしい)、急な透明化とか。
話の展開的にはあの婚約者の元の肉体人格をよそに、魂人格だけをメインとした感動話で進められたのに違和感があって。
肉体人格のほうがちと・・・ないがしろすぎないかと。
そこはもしかしたら編集者さんの心が離れた(?)ってところが一応のフォローになるのかもしれないけど、最後のああいった展開で押し切るにはちょっと足りない気もした。
そんななので大体の人が言っているように自分としてもおもしろさは2>1>3。
もし次回作があるならまたこのメインスタッフのまま作っていただきたい。
▼マンガ『ワンピース』
1月11日まで71巻分無料公開。
[https://sp.shonenjump.com/p/sp/2012/onepiece_71free/](https://sp.shonenjump.com/p/sp/2012/onepiece_71free/)
『ワンピース』読みたい、スピンオフマンガ『恋するワンピース』をより楽しむために・・・
思ってたらコレがきて渡りに船。
とりあえずクロコダイル倒したとこまで読んだ。
正直ちょっと疲れてきた。
もうこのへんまででいいかな・・・ちょっと思い始めてる。
でもとにかく読めるとこまで読むぞ!
▼マンガ『呪術廻戦』
結局アニメの続きから既刊全部買ってしまった。
おもしろいな・・・おもしろいぞやっぱり。
これがこうなら『チェーンソーマン』もぜったい同じくハマっちまうだろう。
全巻一気買いしてしまう可能性大、なので今は読んじゃダメだな。
『呪術廻戦』はあっちこっちからネタ持ってきすぎ!みたいなツッコミもわりと見かける。
まあパクリだいやオマージュだみたいなので。
正直わかりはする、ああこれはあれか、こっちはあれだな、ってよくなる。
『ハンター×ハンター』『ヒロアカ』『NARUTO』などをけっこう強く彷彿とさせてくる。
でもだからこそ「うまい」とも感じる。
少年マンガのおもしろいところ、少年マンガを好むような人が好む要素を知ってバンバン使ってくるのだから。
そしてそれらはもはや普遍的ともいえるところだからパクリとはいわない、と思うので個人的には素直に楽しめているし。
ほんとうに単なる普遍のツギハギ作品ってだけならこんなに興味もそそられていない。
どちらかといえば独自色のほうが勝っているので受け入れられる。
思うに『鬼滅の刃』もそうで、というかほとんどのこうしたジャンルの少年マンガはそういうもの、そうあるべきとすら思う。
ある程度用意された骨格に作者のセンスがどう肉付けされていくかだ。
で、用意されているからといってそれを独自の作品に活かすのも、それ以前にそれを組むこと自体も大変なわけなんだから。
まあそんなんは読むだけのこっちとしては考慮すべきとこじゃないんだけども。
あとは経験と年齢だ。
許容できる・できないはやっぱり。
自分もむかし『るろ剣』の貫殺飛苦無を見て「これ殺陣黄金蟲(『無限の住人』)じゃねーか!!」ってなってそっから『るろ剣』読まなくなったことがある。
でも今なら「んー・・・まあ、まあ」で済ませられる。
「これくらいのポジションのキャラが使ってるならまあいいや」ってなもんで(気にはする)。
このへんはどっちが正しいって話でもないと思うし。
▼映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』
出来具合でいえばよくあるライダー映画クオリティ。
気になったのは万丈の彼女が犠牲になった一因に、今作オリジナル敵キャラが絡んでいたってなったところ。
あえて勘繰ってしまうと・・・こうすることでエボルトへの絶許キャライメージちょっと軽くしようとしてない?というのが。
虎眼先生のイメージが後になるほどクリーンになったみたいに(あれ実は牛股が斬ってました的な)。
本編終了後のスピンオフ作で万丈がエボルトと共闘するのは知っている。
まあそれがあるなら、こういうのもやっておいたほうがいいのかどうなのか。
ほんとに単なる勘繰りってだけかもしれないけど。
▼映画『ヘイトフル・エイト』
Huluで視聴。
タランティーノの西部劇サスペンスミステリー的なやつ。
”舞台は山の上のロッジ、登場人物はワケありの7人の男と1人の女。人種も境遇もバラバラの8人、わかっているのは全員が嘘をついているということだけ。犯人は? 動機は? 8人の本当の関係とは? 実はオープニングから、すべての会話と視線、何気ない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の謎解きに挑め!”
(Amazon解説より)
正直全体的には微妙だった。
というか
”実はオープニングから、すべての会話と視線、何気ない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。”
っていうこのコピー自体がウソじゃねーか!っていう・・・
実際いちばん期待するとこだろうに。
でもまあ多少はそのへん疑いつつだったからそこまでのガッカリもなかった。
すごくゆるいことを言えば、このウソキャッチコピーのおかげで終盤前まではわりとしっかり映画として楽しめたし。
「え、オマエ撃たれるんかい!」のとこでふつーにビックリしたり。
だからまあ・・・うん。
まあね。
▼椅子と机とiMac
ゲーミングチェアの背もたれを倒し、iMac21.5インチディスプレイをやや見上げる角度に調整、ゼロカロリーコーラをお手元に。
この体勢での映画鑑賞はもはやプチシアターなんすよ・・・
ミニとはいわない、ミニとまではいわんけどしかしこの充足感。
慎ましき贅沢。
iPadやノートPCじゃ味わえない。
『ヘイトフル・エイト』をそれなり楽しめたのもこの環境あってこそ。
ここへきてようやく21.5インチディスプレイが意味をなした。
▼イラスト・マンガ創作
甥っ子リクエストによる『呪術廻戦』の両面宿儺。
線は荒いのに塗り方はアニメなのでなんだかいっそう安っぽく見える。
なんでこうなったか考えると、線は荒くてもそれらしくなりやすいマンガの線を選び、塗り方はシンプルなアニメのほうを選んだからだ。
無自覚に楽なほう楽なほういった結果だ。
しかしちょっと今はまだ、塗り方のことまで頭回したくない・・・
全体の形としては左右反転しても見れる感じだったし及第点としたい(反転して崩れる絵がダメってわけじゃないんだけど)。
▼甥姪とスマブラ
年末年始は近年恒例で甥姪きた。
4日間相手をし、相手をしてもらった。
彼らは来るたびにスペックを上げてくる。
もはや運動も勉強もかなわない。
彼らに示せる威厳はもう今まで過ごした時間と、年上だからという雰囲気的な理由しかない。
というかこっちがどうこう以上に彼らがハイスペックすぎないかっていう・・・
親が教師な上に運動部顧問だから、勉強はもちろん運動もまあーあよくやるし。
甥っ子はサッカーでの活躍いろいろ聞いてて、でも姪っ子のほうはそんなでもないのかな?思ってたら学年でぶっちぎりで足速いらしく。
男子合わせても学年2位、じゃりン子チエかって。
バドミントンの練習の手伝いもしたけど、勝てっこないと判断し審判に徹したくらいだった。
そんななので今回スイッチと『スマブラ』を持ってきてもらった。
ゲームならまだ対等に!という狙いと、あとセフィロス使ってみたくて。
最初は甥っ子にぜんぜん勝てず、というかもう自キャラを見失わないようすることで精一杯状態。
でも協力戦では、ゆーてこっちゃ君らが生まれる前からやっとんねんゲーム!年季の違い教えたる!
の矜持を発揮し、小手先のテクニックではない大局視点での動き(逃げ回っておいしい場面でのみスマッシュ決めてまた逃げる)により成績1位をキープし続けることができた。
正月中に何かしらスペックでの威厳を示せたのはこのときだけだと思われる。
▼甥姪とマンガとアニメ等
今回甥っ子とは主に『呪術廻戦』の話をしていた。
甥っ子は『呪術廻戦』を知らなかったので「いやあ鬼滅の次はこれっしょー」とかてきとーなこと言いふくめつつアマプラで解説しながらアニメ視聴。
甥っ子はほんとにルックス、インテリジェンス、フィジカルそろってて、こんなんで思春期になったら・・・一体きみはどんな、伯父さんにとってどんだけ異次元な青春送るの・・・
なヤツであると思うんだけど、しかしまだ!まだギリガキんちょなので!!「『呪術廻戦』はだれが一番強いのー?」とか訊いてきて。
まだまだ純粋なザ・クソガキ男子なんである。
そういう質問に伯父さんはすごくほっとするんだ・・・
そんでなんやかんや正月の間中『呪術廻戦』トークして、両面宿儺のイラスト描いたらLINEで送る約束もした。
あと例の板垣恵介の本「これ読む?」ってちょっとだけきいて、帰るとき思い出してもう一度ダメ元ですすめてみようかと思ったらもうカバンの中に入れててくれた。
なんかそれで・・・・・・・この子はほんとに、いまだおれのことを、昔と変わらず思ってくれてるんだなって。
このことだけでそう感じたわけじゃないけどなんだか。
うれしいけど切ない。
伯父さんはそんなんじゃないんだ・・・ほんとはそんな思ってもらえるような人間じゃないんだよ・・・って思うんだけど、自分が知る自分だけが真実ってわけでもないはず。
そう思いたい。
だからせめて、激しい幻滅だけはさせないよう、甥っ子が自分に割いてくれる時間が無駄にならないよう、今後もできるかぎりふんばって生きる。
姪っ子のほうはなんかしらんけど『おしりたんてい』にハマってた。
小学3年生の女子ってまだこういうのにハマるんだっけ・・・やや疑問に思いつつ共にアニメ見た。
いろいろなカラフルなお尻をふたりで一生懸命探した(物語の要所にカラフルなお尻が隠れてるんだ)。
そのいっぽうで『逃げ恥』にもハマってて、興味の幅広いなーと感心もし。
自分は初めての『逃げ恥』体験で、こういう感じなんだー、あーこれが例の踊りなんだー、と。
しかし『逃げ恥』は新作終盤あたり、コロナの話が出てきてから姪っ子は明らかに集中力欠いてた。
やっぱりなんだか現実すぎるリアリティを持ち込まれて冷めたんだろうか。
単に長いから疲れただけかもしれないけど、このへん理由訊いておけばよかった。
そして甥ベイビーは、もう少しで歩く、というかもう歩いてよくない??くらいになってた。
この子はどんな子になるんだ・・・・・兄姉はたぶんぜったいいわゆる”陽キャ”になるだろうから、キミは”陰キャ”でもよくない?少し思っている。
親がそうはさせないだろうけど・・・・・・とにかく早く会話してみたい。
▼甥姪と威厳
威厳ガーとかつい考えてしまうこともあるけど、実際はそんなものなくたっていいんだ。
仲良くできればそれでいい。
むしろこっちが知らないことをたくさん教えてもらいたい。
今回もお互いへの質問の量は同じくらいか、こっちが少し多かったんじゃないかってくらいだったし。
自分のそういう、知らんことを人から訊くこと自体を楽しいと感じる性格はキライじゃない。
いつかは「あ、この伯父さんってなんだか・・・」って気付く日もくるだろう、それは覚悟している。
でも伯父さんのほうはとにかく、キミらのおかげでとても楽しく有意義だと感じられる時間が増えたってことは断言できる。
この先の関係がどうなろうとこれを言えるだけでもいいだろうと思う。
▼ドラマ『岸辺露伴は動かない』
第3夜「D.N.A」。
この話がいちばん微妙だった。
原作も個人的にいまいちで、今回のドラマもそれとはちがったところでウーン・・・で。
能力描写の改変とか、”スタンド”ではなくあくまで”ギフト”呼びとか(ジョジョじゃないんだとそうハッキリさせられるとやはりさみしい)、急な透明化とか。
話の展開的にはあの婚約者の元の肉体人格をよそに、魂人格だけをメインとした感動話で進められたのに違和感があって。
肉体人格のほうがちと・・・ないがしろすぎないかと。
そこはもしかしたら編集者さんの心が離れた(?)ってところが一応のフォローになるのかもしれないけど、最後のああいった展開で押し切るにはちょっと足りない気もした。
そんななので大体の人が言っているように自分としてもおもしろさは2>1>3。
もし次回作があるならまたこのメインスタッフのまま作っていただきたい。
▼マンガ『ワンピース』
1月11日まで71巻分無料公開。
[https://sp.shonenjump.com/p/sp/2012/onepiece_71free/](https://sp.shonenjump.com/p/sp/2012/onepiece_71free/)
『ワンピース』読みたい、スピンオフマンガ『恋するワンピース』をより楽しむために・・・
思ってたらコレがきて渡りに船。
とりあえずクロコダイル倒したとこまで読んだ。
正直ちょっと疲れてきた。
もうこのへんまででいいかな・・・ちょっと思い始めてる。
でもとにかく読めるとこまで読むぞ!
▼マンガ『呪術廻戦』
結局アニメの続きから既刊全部買ってしまった。
おもしろいな・・・おもしろいぞやっぱり。
これがこうなら『チェーンソーマン』もぜったい同じくハマっちまうだろう。
全巻一気買いしてしまう可能性大、なので今は読んじゃダメだな。
『呪術廻戦』はあっちこっちからネタ持ってきすぎ!みたいなツッコミもわりと見かける。
まあパクリだいやオマージュだみたいなので。
正直わかりはする、ああこれはあれか、こっちはあれだな、ってよくなる。
『ハンター×ハンター』『ヒロアカ』『NARUTO』などをけっこう強く彷彿とさせてくる。
でもだからこそ「うまい」とも感じる。
少年マンガのおもしろいところ、少年マンガを好むような人が好む要素を知ってバンバン使ってくるのだから。
そしてそれらはもはや普遍的ともいえるところだからパクリとはいわない、と思うので個人的には素直に楽しめているし。
ほんとうに単なる普遍のツギハギ作品ってだけならこんなに興味もそそられていない。
どちらかといえば独自色のほうが勝っているので受け入れられる。
思うに『鬼滅の刃』もそうで、というかほとんどのこうしたジャンルの少年マンガはそういうもの、そうあるべきとすら思う。
ある程度用意された骨格に作者のセンスがどう肉付けされていくかだ。
で、用意されているからといってそれを独自の作品に活かすのも、それ以前にそれを組むこと自体も大変なわけなんだから。
まあそんなんは読むだけのこっちとしては考慮すべきとこじゃないんだけども。
あとは経験と年齢だ。
許容できる・できないはやっぱり。
自分もむかし『るろ剣』の貫殺飛苦無を見て「これ殺陣黄金蟲(『無限の住人』)じゃねーか!!」ってなってそっから『るろ剣』読まなくなったことがある。
でも今なら「んー・・・まあ、まあ」で済ませられる。
「これくらいのポジションのキャラが使ってるならまあいいや」ってなもんで(気にはする)。
このへんはどっちが正しいって話でもないと思うし。
▼映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』
出来具合でいえばよくあるライダー映画クオリティ。
気になったのは万丈の彼女が犠牲になった一因に、今作オリジナル敵キャラが絡んでいたってなったところ。
あえて勘繰ってしまうと・・・こうすることでエボルトへの絶許キャライメージちょっと軽くしようとしてない?というのが。
虎眼先生のイメージが後になるほどクリーンになったみたいに(あれ実は牛股が斬ってました的な)。
本編終了後のスピンオフ作で万丈がエボルトと共闘するのは知っている。
まあそれがあるなら、こういうのもやっておいたほうがいいのかどうなのか。
ほんとに単なる勘繰りってだけかもしれないけど。
▼映画『ヘイトフル・エイト』
Huluで視聴。
タランティーノの西部劇サスペンスミステリー的なやつ。
”舞台は山の上のロッジ、登場人物はワケありの7人の男と1人の女。人種も境遇もバラバラの8人、わかっているのは全員が嘘をついているということだけ。犯人は? 動機は? 8人の本当の関係とは? 実はオープニングから、すべての会話と視線、何気ない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の謎解きに挑め!”
(Amazon解説より)
正直全体的には微妙だった。
というか
”実はオープニングから、すべての会話と視線、何気ない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。”
っていうこのコピー自体がウソじゃねーか!っていう・・・
実際いちばん期待するとこだろうに。
でもまあ多少はそのへん疑いつつだったからそこまでのガッカリもなかった。
すごくゆるいことを言えば、このウソキャッチコピーのおかげで終盤前まではわりとしっかり映画として楽しめたし。
「え、オマエ撃たれるんかい!」のとこでふつーにビックリしたり。
だからまあ・・・うん。
まあね。
▼椅子と机とiMac
ゲーミングチェアの背もたれを倒し、iMac21.5インチディスプレイをやや見上げる角度に調整、ゼロカロリーコーラをお手元に。
この体勢での映画鑑賞はもはやプチシアターなんすよ・・・
ミニとはいわない、ミニとまではいわんけどしかしこの充足感。
慎ましき贅沢。
iPadやノートPCじゃ味わえない。
『ヘイトフル・エイト』をそれなり楽しめたのもこの環境あってこそ。
ここへきてようやく21.5インチディスプレイが意味をなした。
▼イラスト・マンガ創作
甥っ子リクエストによる『呪術廻戦』の両面宿儺。
線は荒いのに塗り方はアニメなのでなんだかいっそう安っぽく見える。
なんでこうなったか考えると、線は荒くてもそれらしくなりやすいマンガの線を選び、塗り方はシンプルなアニメのほうを選んだからだ。
無自覚に楽なほう楽なほういった結果だ。
しかしちょっと今はまだ、塗り方のことまで頭回したくない・・・
全体の形としては左右反転しても見れる感じだったし及第点としたい(反転して崩れる絵がダメってわけじゃないんだけど)。
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