花とアリスとエタニティ
2019年11月23日 趣味
▼特撮『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
先週『3号』『4号』見て「やっぱ平成ライダーいいよな・・・」と再燃。
今週は上記と同じく『ドライブ』主役作、気になっていた劇場版を見た。
ツッコミどころはままある。
タイムパラドックスとか扱ってるからどうしても。
また個人の解釈によるところだろうけど、データを移して媒体を変えたAIは元のAIと同じに考えていいの?問題とかもあったり。
まあでもそのへんはいちいち引っかからず素直に見たらかなりの作品に仕上がっている。
自分の中で平成ライダー劇場版といえば『パラダイス・ロスト』『AtoZ』の2強だったけど今作加えてので3強になった感。
特にをいえば本作オリジナルフォームであるタイプ・スペシャル。
これに至るまでの流れがほんと良い、熱い。
『AtoZ』の仮面ライダージョーカーみたく直前に一回ダウングレードなフォーム挟んだりもするし(脚本家同じ三条陸)。
そういう渋さがまた良く、後の派手さや勢いも引き立つってものなんだな。
見所の多い期待以上の作品だった。
▼邦画『花とアリス』
あることをきっかけに知ってアマプラレンタルで視聴。
良かった・・・・・・・・良ーかったわ。
まーじ良かった・・・・・・(以下なんとなくのネタバレ有り)
俺はあれなんだ、いわゆる百合ってやつも、きらいじゃないんだけど、まあ・・・あそう、ってそこまで積極的に興味を持ちたい感じじゃないんだ。
まあ・・・はい、って。
個人的に好きなのは女子の友情なのよってのがあるから。
百合と友情はぜったいちがうから。
百合物と女子友情物ってのは分かれる、いや分けられるもんだし。
分けにくいものもあるけど分けられるものは分けられる。
そのへん無自覚になんでもかんでも一緒にするやつは絶対ゆるさない(自覚ありならまあ)。
なんなら膝付き合わせてくれるなら「じゃああんたは例えばさぁ・・・」って夜を明かしてでも説得してやりたい。
とかそれくらいのもんなんですよ。
『花とアリス』は生粋の女子友情物語。
すーごい良かった・・・・・・・
つか岩井俊二見直した。
どっ素人がすっごい上から言うけどほんと見直した、というか今まで岩井俊二の作品なんて見たことないのに勝手に敵だと思いこんでいた。
自分が「ウェ・・・」ってなる作品、その解説の多くでよく岩井俊二の名前が見られたりしたから。
影響がどーたらとかで、こやつが敵の元締めか?くらいに。
ほんとごめんなさい。
岩井俊二の他の作品のことは知らん。
でもこの『花とアリス』はいい、まったくもっていい。
なにがってのは多々あるけど、わかりやすいところでは、ひねてるところ。
アホみたいにストレートな絵ばかりじゃない。
山的な場面、例えば女子が泣いてる場面、真剣な場面、修羅場な場面によけいなものを映したりする。
花(鈴木杏)がある重大な告白をしているところに野郎(坂本真)の生尻をわざわざ映したりする。
それでいい、それが実にいいと思う。
でもって後のアリス(蒼井優)のオーディション場面はそういうのなしでガッツリしっかり映す、そこがまた良い。
こういうのがひとつ作品の厚みだとも思うんだ。
とにかくもう、なんだ、良い。
良かった。
鈴木杏、蒼井優よかった。
これ見て初めて山ちゃん、良かったな・・・思えたし(蒼井優のことあんま知らんかったから)。
鈴木杏は、つか鈴木杏の演じた花、俺はモノマネできると思う。
「センパイはぁー」つって。
モノマネしやすく、またしたくなるキャラなのか。
はぁ花好きだわ。
ストーリーはざっくりいえば三角関係話。
郭智博が演じる同じ高校の先輩をめぐっての。
この先輩かなり変人なんだけど。
なんか弱いし、ずっと弱いし・・・おどろくと変な声出すし・・・
でもまるごとバカってわけじゃなく、最後に伝えた強く短い言葉に、俺は滂沱。
いやその前にすでに泣いてたんだからそらそうよと。
だってなんて言うかわからなかったんだもの。
でも、ああ、そうか、そうであってもおかしくないよな・・・・・・って。
アリスと父親(平泉成)の関係がまたねー、利いてるんだわ。
アリスという人物に、ドラマに。
不思議な映画だ。
リアルと飛躍の溶け合いがどこか独特というか。
作品にもってかれる、ってのは見る側としては幸せなことだと思う。
アニメで前日譚もあるというので次の休みに見る。
つかこの本編ももう一回見直したい。
▼特撮『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート』
『サプライズ・フューチャー』おもしろかったら見ようと思ってたので見た。
『花とアリス』を挟んで見るものかなー・・・ちょっと思ったけどまあ。
時間を置いてから見た。
『仮面ライダーハート』
本編の宿敵であったハート、ブレン、メディックが復活。
ボディはハートのみでこれに3つの意識が宿り、現れたロイミュードの残骸的存在を追う。
追田現八郎(ゲンさん)と共に追う。
・・・え、ハートとゲンさんのバディ物なの!?・・・っていうまさかのコメディ色濃いめ作品。
でもおもしろかった。
『仮面ライダーマッハ』がシリアスなドラマになるからコメディ色強めたらしい。
まんまと楽しめた感じ。
仮面ライダーハートの、通常のライダーよりさらに異形感強めなデザインも良かった。
『仮面ライダーマッハ』
たしかにシリアスだった。
剛が主役だからそうもなるかと。
剛=マッハってなんだかドライブ以上に深いところから応援したくなる仮面ライダーだと思う。
キャラは立ってるし、振り幅あるし、飄々としていてもずっと哀しみがつきまとっているようなあの感じのせいか。
表面的には派手派手ムーブライダーなのにしみじみとしてしまう。
弟キャラというのもいい、ここまで弟属性出してるライダーもあまりいないように思うし。
また剛はそれほど長い尺でなくても恋愛、家族、友情という複数の要素で展開できる。
特に今回は恋愛がけっこう本筋にきてたし。
小説版も読んでみるかな。
▼Future Funk
ちょっと前に知ったジャンル。
ざっくりいえばアニメとか邦画のMAD作品で、映像だけでなく曲ごと改造したもの。
海外の人が許可なく勝手にやってるものらしいので当然違法なんだけど。
さらにその改造した楽曲を配信して売ったりしている無法ぶり。
そんな代物なのでまあ・・・個人でこっそり楽しんでいる(以下無法)。
https://www.youtube.com/watch?v=d6G8dbQjMQE
『花とアリス』はこれで知った。
https://www.youtube.com/watch?v=tpfMO-wMXOo
楽曲元の児島未散『Best Friend』。
もう魔改造。
https://www.youtube.com/watch?v=ufhPvXy2AUk
初めて知ったFuture Funk。
完成度高すぎて最初はあえてこういう90年代ジャパニメーションっぽい映像を独自に作って曲にあてたのかと思ったけど(作品はタイトルだけ知ってたものの見たことなかったから)んなわけなかった。
先週『3号』『4号』見て「やっぱ平成ライダーいいよな・・・」と再燃。
今週は上記と同じく『ドライブ』主役作、気になっていた劇場版を見た。
ツッコミどころはままある。
タイムパラドックスとか扱ってるからどうしても。
また個人の解釈によるところだろうけど、データを移して媒体を変えたAIは元のAIと同じに考えていいの?問題とかもあったり。
まあでもそのへんはいちいち引っかからず素直に見たらかなりの作品に仕上がっている。
自分の中で平成ライダー劇場版といえば『パラダイス・ロスト』『AtoZ』の2強だったけど今作加えてので3強になった感。
特にをいえば本作オリジナルフォームであるタイプ・スペシャル。
これに至るまでの流れがほんと良い、熱い。
『AtoZ』の仮面ライダージョーカーみたく直前に一回ダウングレードなフォーム挟んだりもするし(脚本家同じ三条陸)。
そういう渋さがまた良く、後の派手さや勢いも引き立つってものなんだな。
見所の多い期待以上の作品だった。
▼邦画『花とアリス』
あることをきっかけに知ってアマプラレンタルで視聴。
良かった・・・・・・・・良ーかったわ。
まーじ良かった・・・・・・(以下なんとなくのネタバレ有り)
俺はあれなんだ、いわゆる百合ってやつも、きらいじゃないんだけど、まあ・・・あそう、ってそこまで積極的に興味を持ちたい感じじゃないんだ。
まあ・・・はい、って。
個人的に好きなのは女子の友情なのよってのがあるから。
百合と友情はぜったいちがうから。
百合物と女子友情物ってのは分かれる、いや分けられるもんだし。
分けにくいものもあるけど分けられるものは分けられる。
そのへん無自覚になんでもかんでも一緒にするやつは絶対ゆるさない(自覚ありならまあ)。
なんなら膝付き合わせてくれるなら「じゃああんたは例えばさぁ・・・」って夜を明かしてでも説得してやりたい。
とかそれくらいのもんなんですよ。
『花とアリス』は生粋の女子友情物語。
すーごい良かった・・・・・・・
つか岩井俊二見直した。
どっ素人がすっごい上から言うけどほんと見直した、というか今まで岩井俊二の作品なんて見たことないのに勝手に敵だと思いこんでいた。
自分が「ウェ・・・」ってなる作品、その解説の多くでよく岩井俊二の名前が見られたりしたから。
影響がどーたらとかで、こやつが敵の元締めか?くらいに。
ほんとごめんなさい。
岩井俊二の他の作品のことは知らん。
でもこの『花とアリス』はいい、まったくもっていい。
なにがってのは多々あるけど、わかりやすいところでは、ひねてるところ。
アホみたいにストレートな絵ばかりじゃない。
山的な場面、例えば女子が泣いてる場面、真剣な場面、修羅場な場面によけいなものを映したりする。
花(鈴木杏)がある重大な告白をしているところに野郎(坂本真)の生尻をわざわざ映したりする。
それでいい、それが実にいいと思う。
でもって後のアリス(蒼井優)のオーディション場面はそういうのなしでガッツリしっかり映す、そこがまた良い。
こういうのがひとつ作品の厚みだとも思うんだ。
とにかくもう、なんだ、良い。
良かった。
鈴木杏、蒼井優よかった。
これ見て初めて山ちゃん、良かったな・・・思えたし(蒼井優のことあんま知らんかったから)。
鈴木杏は、つか鈴木杏の演じた花、俺はモノマネできると思う。
「センパイはぁー」つって。
モノマネしやすく、またしたくなるキャラなのか。
はぁ花好きだわ。
ストーリーはざっくりいえば三角関係話。
郭智博が演じる同じ高校の先輩をめぐっての。
この先輩かなり変人なんだけど。
なんか弱いし、ずっと弱いし・・・おどろくと変な声出すし・・・
でもまるごとバカってわけじゃなく、最後に伝えた強く短い言葉に、俺は滂沱。
いやその前にすでに泣いてたんだからそらそうよと。
だってなんて言うかわからなかったんだもの。
でも、ああ、そうか、そうであってもおかしくないよな・・・・・・って。
アリスと父親(平泉成)の関係がまたねー、利いてるんだわ。
アリスという人物に、ドラマに。
不思議な映画だ。
リアルと飛躍の溶け合いがどこか独特というか。
作品にもってかれる、ってのは見る側としては幸せなことだと思う。
アニメで前日譚もあるというので次の休みに見る。
つかこの本編ももう一回見直したい。
▼特撮『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート』
『サプライズ・フューチャー』おもしろかったら見ようと思ってたので見た。
『花とアリス』を挟んで見るものかなー・・・ちょっと思ったけどまあ。
時間を置いてから見た。
『仮面ライダーハート』
本編の宿敵であったハート、ブレン、メディックが復活。
ボディはハートのみでこれに3つの意識が宿り、現れたロイミュードの残骸的存在を追う。
追田現八郎(ゲンさん)と共に追う。
・・・え、ハートとゲンさんのバディ物なの!?・・・っていうまさかのコメディ色濃いめ作品。
でもおもしろかった。
『仮面ライダーマッハ』がシリアスなドラマになるからコメディ色強めたらしい。
まんまと楽しめた感じ。
仮面ライダーハートの、通常のライダーよりさらに異形感強めなデザインも良かった。
『仮面ライダーマッハ』
たしかにシリアスだった。
剛が主役だからそうもなるかと。
剛=マッハってなんだかドライブ以上に深いところから応援したくなる仮面ライダーだと思う。
キャラは立ってるし、振り幅あるし、飄々としていてもずっと哀しみがつきまとっているようなあの感じのせいか。
表面的には派手派手ムーブライダーなのにしみじみとしてしまう。
弟キャラというのもいい、ここまで弟属性出してるライダーもあまりいないように思うし。
また剛はそれほど長い尺でなくても恋愛、家族、友情という複数の要素で展開できる。
特に今回は恋愛がけっこう本筋にきてたし。
小説版も読んでみるかな。
▼Future Funk
ちょっと前に知ったジャンル。
ざっくりいえばアニメとか邦画のMAD作品で、映像だけでなく曲ごと改造したもの。
海外の人が許可なく勝手にやってるものらしいので当然違法なんだけど。
さらにその改造した楽曲を配信して売ったりしている無法ぶり。
そんな代物なのでまあ・・・個人でこっそり楽しんでいる(以下無法)。
https://www.youtube.com/watch?v=d6G8dbQjMQE
『花とアリス』はこれで知った。
https://www.youtube.com/watch?v=tpfMO-wMXOo
楽曲元の児島未散『Best Friend』。
もう魔改造。
https://www.youtube.com/watch?v=ufhPvXy2AUk
初めて知ったFuture Funk。
完成度高すぎて最初はあえてこういう90年代ジャパニメーションっぽい映像を独自に作って曲にあてたのかと思ったけど(作品はタイトルだけ知ってたものの見たことなかったから)んなわけなかった。
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