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2019年11月10日 趣味
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▼アニメ『小さなバイキングビッケ』

一挙3話放映スペシャル。

第4話「虫歯よさらば」
放映時間24分のうち半分以上スノーレの歯痛リアクション芸回。
歯痛で叫びのたうちまわるスノーレのおかげで船員たちは睡眠不足に。
海上だし他に手はなかったから仕方ないんだけど、これに対してビッケの出した対策が、
「うるさいから樽に入れる」
「それでもうるさいから樽ごとマストに吊るして遠ざける」
「暴れて落ちてきたから海に放り込む」
とこうして羅列するとだいぶ手きびしい。

「海に放り込む」と言ったときはさすがにバイキングたちも総ツッコミしてた。
いつもはスノーレと犬猿の仲なチューレまで怒ってたのが印象的で。
まあこれはビッケが「樽に縄を付けて」ってのをすぐ言わなかったせいなんだけど。

この総ツッコまれ中、たじろぐビッケに対し父親のハルバルが、
「自分の考えをみんなのわかるようにしゃべらんからいけないんだぞ。どういうことなんだビッケ?」
とバイキングたちを制しながら冷静に諭し。
初めてハルバルの父親らしい姿を見た気がした。
最後は虫歯と矢を縄で結び、ハルバルがそれを弓を放って抜いたのだった(途中までスノーレの体ごと空中に飛んでった)。


第5話「いじわるスベンをやっつけろ」
バイキングの中でも荒くれ者のスベンたちの船が現れる。
その荒くれっぷりは、ほしいものがあれば手段は選ばない、焼き討ち上等、人殺しもいとわないという「いじわる」ではおさまらないようなもの。

逆に考えると「手段は選び、焼き討ちや人殺しはしないけど、強奪はする」のがビッケたちフラーケのバイキングなのかなーとも一応推測できる。
改めてなかなか思い切った子供向けアニメだ。

このスベン船団に対しビッケの打ち出した撃退案は「火矢」。
数とスピードで上回るスベンの船のマストめがけ、弓の名手であるハルバルが次々と火矢を放つ。
素直に「えーどうやって逃げるんだろー」思いながら見てたので、シンプルな案ながら単純に「なるほど」と思ってしまった。

親父のフィジカルと息子のインテリジェンスによるコンビネーションというのもなかなか熱く。
前話で虫歯を抜くために披露されていたハルバルの弓スキルってのもまた地味に利いてるし。
なるほど説得力だなーなった。


第6話「税金取りなんて恐くない」
脱税する話。
通行税をとられる海峡を通らなきゃいけなくなりビッケは一計を案じる。
脱税に一計を案じる少年主人公ってなかなかいない。
最初のほうで「そも税金とは?」を財宝の絵でわかりやすく解説してくれたりもする。
なかなか教育的なんである。
直後に脱税はするけども。

今回は早くもスベンとの再戦もある。
火矢対策でマストをしまって櫂(かい)をこぎ迫りくるスベン船団。
これに対しビッケは帆柱を芯にした即席巨大弓みたいなものを作らせる。
そして櫂を矢として放ち、次々スベンの船に穴を開けていくという破壊力。
これ意外とバトルアニメな側面もある・・・?思ったり。

再び見事スベンを撃退すると、じゃあ積荷はスベンに奪われたことにしよう、積荷は縄でつないで水中に隠そう、とビッケの脱税案。
さらに襲われたことにリアル感を出すため、船員らは負傷メイクをし、船も自分たちで傷つけ、悲観にくれる演技の練習までする徹底ぶり。
そして審査中、演技を忘れそうになった船員にはバレないようビッケさんが足を踏む、フォークで突き刺す、等でフォロー(注意をうながすと共に叫び声でリアルな負傷感が出るんだね!)。
結果見事脱税成功。
ほんま恐ろしい子やで・・・


▼特撮『仮面ライダーエターナル』

前から見よう見よう思ってたやつ。
YouTubeで期間限定無料公開されてたので試聴。

ちょっと期待してたのだけどその期待をわりと下回る感じだった。
これなら同じく『W』スピンオフである『アクセル』のほうがまだ・・・思うくらいに。

坂本監督のアクションはたしかに見応えある。
んだけど、個人的に思うのは、それゆえか「生身」でのアクションちょい長くない?ってところがある。
前からなんとなく。
しかしこちらとしてはそれより何より「仮面ライダー」と「怪人」のバトルを見たいわけで。
見応えのある生身の人間(本作はそれでも超人的な奴らなんだけど)のバトルなら他でそういう作品いくらでもあるわけだし。
そこまでこの人らに感情移入できてるわけでもないし?というのもあって。

脚本もまあ・・・どうなんだろうと。
わかんないけど、「時間なかったのかな?」と生意気ながら思ってしまう感じで。
三条陸だし。
いっそ違う人であったのならば、まあ三条陸じゃないし・・・とか思いやすかったかもしれない。

良かったのはこの作品によってエターナルの設定や物語に広がりができたところ。
京水(須藤元気)が劇場版以上に京水全開だったところ。
思い返してみるとさらなるエターナルが見れたことよりもさらなる京水を見れたことのほうが個人的にデカイんじゃないか思うほど。
その意味では見てよかった。


▼バラエティ『格ゲー喫茶ハメじゅん』

マゴ&ももち回。
良かった・・・。
特に後半の対談。
このふたりはイイ、やっぱり。
この人ら自身の番組でちょいちょい話してたようなことを、改めてまとめた形でがっつり聞けたような感じ。
意外とそういうのは初めてに思うし。

ももちはマゴさん相手だと良い笑顔多い言われてるけど、ほんとにそう。
ファンの欲目かもしれないけど。
マゴさんはなんだか格ゲーポルナレフだよなとすら。
ジョジョ3部でも承太郎が笑顔見せてたのってポルナレフ要因が多かったし。

自分たちは今ゲームを仕事としているけど、ゲームは遊びであるという気持ちを忘れたら仕事であることすら終わってしまう。
とはマゴさんの言。
至言だろうもうこれは。
多分ほかのプロゲーマーたちも、どこか根本にこれをもっているから、「eスポーツ」なる言葉にも浮かれることなくやれているんじゃないだろうか。
もちろんそれにはウメハラの発言や影響力も大きいと思うけど。
同じプロでも”スポーツ”と”eスポーツ”の一番のちがいって多分ここなんだろうな。
https://www.youtube.com/watch?v=uDkBrUJ2m4c

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