鈴木伸子
▼マンガ『潮が舞い子が舞い』(阿部共実)

レビューが3つ付いた。
やったぜ。

https://www.amazon.co.jp/潮が舞い子が舞い-1-少年チャンピオン・コミックス・エクストラ-阿部共実/dp/4253252389

そして3人中2人が「できればこのままで」みたいに描いてる。
わかるぜ。


▼バズったら宣伝の気持ち悪さ

ツイッターの「バズったので宣伝します」ってやつ。
まあべつにいいんだけど、でもなーんか・・・なーんかなーと。
なんか気持ち悪いなずっと思ってて。
いつものどうでもいいっちゃどうでもいいことなんだけど。

多分ひとつには「バズる」っていう言葉が馴染みなくていまだちょっと抵抗あるんだと思う。
まあでもこれはいいんだ。
問題は「バズったから宣伝します」で、これの何が悪いのか考えると、何も悪くない。
まあいいじゃないですかと。

でもこれを逆で考えてみると、例えばなにかの発言でバズってその人に何か宣伝したいこと(お金が絡む絡まない関わらず)があるとする。
でもその発言とは無関係だから宣伝しない。
みたいな場合を想像すると、称賛される・されやすい形としてはそっちなんじゃないかと思う。
奥ゆかしいというか線引きがはっきりしているというか。
この国って元々そういうのを美徳や美意識としてきたはずだし。

とはいえ個人的には宣伝にそうした美徳や美意識は必要ではないとも思っている。
あるならあったほうがいいけど、宣伝なんてしたもの勝ちなものだ。
特に自分以外の人が関わっているものなら、自分だけの問題ではないのだしなんであれ機会があるなら大いにすべきだ。
もし俺が何かに関わったひとりで(特にお金が絡んだことで)、中心人物が無関係なこととはいえバズったのに宣伝ひとつしなかったら「すればいいのにー」おそらく思うのだろうし。

だからまあ、いいんです、いいんすけど・・・でもさーって。
あんまりその、今や当たり前の流れにはなっちゃってるけど、でも本来はあまり格好のよろしいものではない、って意識はどこかに持っておいたほうがよくない?ってところなのかもしれない。
パーやんならいいよ?っていうかわかるよ?ってことなんだぞと。
そういうキャラあるあるでもあるのだと想像してもらいたい。
パーやんなら「ほなバズったんで宣伝させてもらいまっさ」言うよねー思うから。
「あいかわらず商魂たくましいわね」「パーやんらしいや」「ウイー・・・」のこの流れよ。
この流れのパーやんをやろうとしてるんだぞ?っていう想像力を働かせていただきたい。

だから何かでバズったら「関係ないことで大変恐縮なのですが、多くの人様の目に触れる機会なのでひとつ宣伝させてください」くらいの気持ちでやってくれるならまだしもなわけで。

あとこれはそういうのとはまたちょっと違う、中でも異例みたいなことだけど、死傷者の出ている事件に対してツイートしてバズった人が「バズったので宣伝」してたのは、さすがに・・・と。
中川ホメオパシー先生も「正気か」言ってたし。
だからそういう、どこか、皆がやってるけどこれって本当に正しいことなのかな?っていうのは、常に持っておいたほうがよくないかなーと。
修正のききにくい状態で生きてると暴走暴発も起きやすくなるんじゃないかっていう懸念だ。
大きなお世話か。


▼絵

ビーモ下書きやり直し。
ほらまた口を!細部を描こうとしてる!!!
全体が納得いってないうちにそれをやるのはダメだ。
あと一回これくらいの感じで描いたら、手を止めて、引いて見るのも大事っぽい。
この段階でももう、こうじゃないなーってとこ色々あるから。
そしてこの段階ならまだ修正もしやすい。
ヒットアンドアウェイでやっていこう。

コメント

もりのいずみ
2019年9月10日12:29

「バズったら宣伝の気持ち悪さ」、わかります!
キモチワルイというか、ちょっとがっかり・・・みたいなのがあります。
なんかねー、実はみんな、わかってるんじゃないかな、と。自分がそれを目にする立場だったら「え・・・」って思ってても、いざこっち側となると「一時の恥だ、えいっ」って感じで利を期待する、というか、賭けるのかな、と。そういう気持ちがあるから、開き直ってことさら軽い感じになるのかな、とか、なんか、なるべく理解しようと努力してしまう自分がいます。

日記羊
2019年9月11日0:46

気持ち悪いというのはその人に対してというより、この流れモヤモヤするけど正体がわからない・・・でもなんか嫌、という状況に対してなんだと思います。なのでもし自分の好きな有名人等がそれをしたらと想像すると、たしかに、まあ・・・やるやらないならやるよね・・・って、うんうんって思うしかないですね。
少なくとも、ぱっと思いついた自分が好きな有名人の方々は、何も感じずにそれをやる人はいないように思いますし。今後もしそういう状況を目にしても「まあ、そうですよね」みたく思えるよう心の準備はしておきたい、むしろその心中込みで(想像ですけど)ファンとしていっそう応援するくらいのつもりがいいかもしれませんね。

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