マンガと音楽

2019年6月1日 趣味
マンガと音楽
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▼マンガ『スミレ16歳!!』(永吉たける)

学園マンガ。
四谷スミレはド天然まっすぐ系少女。
学校になじめない、楽しめない、悩みがある、そんな生徒をみるとほうっておけずなりふり構わず突撃していく。
最初はとまどうばかりの相手も、スミレのどこまでも折れないやさしさに触れていくうちに変わっていく・・・
というような話。

・・・では一応あるんだけど、一点異常なのは、このスミレが腹話術の人形であるということ。

操っているのは謎のおっさん(以下オヤジ)で当然最初は皆「えっ?」てなってどよどよする。
避けたり罵倒したり異常者扱いしたりする。

しかしこのオヤジがあまりにもどんなときも”女子高生スミレ”を操りきる。
たとえばデカイ石をなげつけられてオヤジの頭部に直撃した場合、「ふふーんどこねらってんのよー」みたく”スミレ”は余裕をかましても、後ろの親父は泣きながら流血している。
でもべつに”スミレ”という人形自体に魂があるとかそういうのではなく、あくまでも”スミレ”の言動のすべてはオヤジによるものなのだ。

オヤジはどんなに自分が傷つこうが、今この場に居るのは”女子高生スミレ”であるという事実(設定)を最優先する。
自分の命と天秤にかけてもそうするんじゃないか?って思えるほど(たぶんそうする)。
そんな謎の徹底ぶりと、そしてどこまでも人のためにあろうとする姿に、人形だのおっさんだの関係ないじゃないか、”スミレ”は”スミレ”だろ、と周囲も変わっていくのだ。

そんな感じだからめちゃくちゃギャグマンガなんだけど要所で泣けたりもする。
最終回がまたすごくよくって・・・この終わり方はこのマンガでしかできないんじゃないだろうか?って終わり方で。
猛泣しつつ笑えた、ほんとに。

『スミレ16歳!!』の前身として『スミレ17歳!!』もある。
スミレの設定は一緒で学校や友人がちがうだけ。
作品発表順は『17歳』→『16歳』で作中時系列的には逆。
自分は『16歳』を先に読んだけど、どちらが先でもそれぞれの良さがあると思う。
作者がツイッターで連載していたスミレ1ページマンガシリーズもしっかりおもしろい。

アマゾンプライムに入っていれば全作無料で読める。
正直無料だから読み始めたのだけど、でも結局全巻購入した。
お金の使い道ってそういうもんでもあるだろう思って。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01M0Q6NHV?ref_=dbs_pwh_calw_0&storeType=ebooks


▼マンガ制作

ツイッターに上げた。
https://twitter.com/saika_1106/status/1134832427031883777

今回はタグもちゃんと付けた。
おまけマンガも描ければ描くつもりだったけど『スミレ』読んで笑って泣いて疲れて寝ちゃったので断念。
ワイのマンガ制作ライフはまだ始まったばかりや。


▼音楽開拓

最近妙に音楽に縁があるというかなんというかなのでまたいろいろ聴いていこうかと考え中。

Scary Monsters(And Super Creeps)
https://www.youtube.com/watch?v=RbIvz_vZn94

YouTubeのおすすめに出てきたので視聴。
ジョジョの原作カラー画像を使った”Musical Leitmotif”なるシリーズ。
ぶっちゃけ違法の塊のような動画。
なんだけど曲メッチャクチャかっこいい・・・こんなカッコいい曲があったのか・・・誰なんだ・・・ああこれがデヴィッド・ボウイなのか!
とアルバムごとMP3で購入した(一曲目いきなり日本語でビックリ)。
初デヴィッド・ボウイ。

セラミックガール(ドラマ『スミレ16歳!!』主題歌)
https://www.youtube.com/watch?v=mvBZi859Hwo

実は『スミレ16歳!!』はドラマで知った。
で原作はいつか読もー思いPerfumeはこれきっかけで好きになった。
アルバムは何枚かあるし今度は原作きっかけでPerfume聴き直すというのもいい。

上記の他にもう一個というか、レーベル単位で「イイ!」と思えるのを見つけたのだけど、それは明かすのちょっと恥ずかしい。
もちろんそれそのものが悪いわけじゃないんだけど。
今はまだ、もう少しそれについて知って語れるようになってからって気がする。
いやしかし自分にとっての音楽、長年手つかずになってただけにこれは開拓のし甲斐あるな。

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