▼映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』
1981年8月8日公開シリーズ第27作。
マドンナ”ふみ”を演じるのは松坂慶子。
やはり寅さん本人の恋愛ドラマがガッツリ見れる作品は良い。
しかし物語の構成はけっこう特殊だったと思う。
まず今作の舞台のほとんど大阪、そこから寅さんはいったんマドンナから離れるのだけど、そのあとマドンナがとらやを訪ねてくるという通常であれば中盤あたりの流れが終わり15分くらいからはじまる。
そして最初に離れた時点ですでに寅さんはフラれたかたちにもなっている。
さらにとらやへ来たふみは、再会をよろこび楽しく寅さんらと過ごすなかで、近く結婚することを告白するのだ。
つまり寅さんは同じ作品で同じ人に二度フラれたようにも見える。
なので正直・・・「なんで!?なんで松坂慶子とらやに来たの???」
思ってしまった自分は子供なんだろうか、それとも男だからだろうか。
そのあと寅さんも「結婚の報告なら手紙の一本で済むじゃないか・・・」とさくらにだけこぼしていたけど、いやほんとだよと。
さくらは「来てくれたふみさんの気持ちも考えてあげて」言ってたけど、俺にはわからん。
むしろ寅さんの「こっちの気持ちも考えてほしいよ」のほうが感情移入しまくりで、それは、まだまだ恋に夢見る少年である証しなんだろうか。
・・・と見た直後は思ってたんだけど、時間置いて考えてみたら少し感想変わった。
ふみはふみで、最初の別れの時点でやはり寅さんに袖にされたような気持ちを味わっている。
寅さんの自分への想いはそこまでのものでないと知った(寅さんの対応からそう思い込んだ)。
そのあとで結婚を決めてとらやにあいさつに来るのは特に不自然でもないのか。
これならむしろ寅さんがいった「なぜこっちの気持ちも考えずに」ってほうにツッコミがいく。
そういうことなんかな。
最後にはこれもめずらしいパターンで、寅さんが結婚したふみの元を訪ねていく。
いい終わり方のようでもあるけど、自分にはこれもちょっとさびしく感じた。
そうした寅さんの余裕というか、ある種の諦観の先にあるような行動をとれていることが。
というかやはり自分が子供過ぎるのか・・・?疑惑が浮上だ。
いや寅さんは、ふみに対してふんぎりをつけるため会いに行ったと解釈することもできる。
そうした描写はないけど、そのへんまったく描かれてないだけに想像は自由だし、その可能性も持っておこう。
松坂慶子以外のゲスト陣としては芦屋雁之助がよかった。
ほぼ『裸の大将』でしか知らなかったので、普通の大阪人の芦屋雁之助、新鮮な上にすごく親しみを感じるキャラクターだった。
また今作から満男の役者が吉岡秀隆になった。
小学校低学年の吉岡秀隆はいや子役すぎだろってくらい子役だった。
▼バラエティ『ドキュメンタル』
シーズン7配信。
レビューをみると整った笑いを特に期待すると不満が出やすいんじゃないかと思う。
自分としてはお笑い芸人というムチャクチャにおもしろい人たちの、スレスレでキレッキレの狂気の競演として受けとっているので何をやられどんな流れになっても違和感がない。
好みはあれど何があってもひとつのかたちとして見れる。
そして混沌のなかから自分のツボがきたときに爆笑する。
芸人の表情で解釈を学ぶ瞬間もまた楽しい。
自分のツボでないことでも、周囲の芸人の笑いをこらえる表情で、そうかこの人は本来こういう場でツッコめる人だから多分そういうふうに見てるんだろうな、たしかにそう考えるとおもしろい・・・とか。
どう見たら自分はこれを楽しめるのか?ってこともどこかで常に考えられるようにしたい。
映子さんの教えを活かしていこう。
▼絵画教室
行けず!!!
いや行かず!!!!!!!!!!
あ、雨が降ってたから・・・・・・まあ途中でやんだけど。
が今回の言い訳です。
おのれ。
やりたいことが多すぎるんだ。
そこふまえて対策考える。
1981年8月8日公開シリーズ第27作。
マドンナ”ふみ”を演じるのは松坂慶子。
やはり寅さん本人の恋愛ドラマがガッツリ見れる作品は良い。
しかし物語の構成はけっこう特殊だったと思う。
まず今作の舞台のほとんど大阪、そこから寅さんはいったんマドンナから離れるのだけど、そのあとマドンナがとらやを訪ねてくるという通常であれば中盤あたりの流れが終わり15分くらいからはじまる。
そして最初に離れた時点ですでに寅さんはフラれたかたちにもなっている。
さらにとらやへ来たふみは、再会をよろこび楽しく寅さんらと過ごすなかで、近く結婚することを告白するのだ。
つまり寅さんは同じ作品で同じ人に二度フラれたようにも見える。
なので正直・・・「なんで!?なんで松坂慶子とらやに来たの???」
思ってしまった自分は子供なんだろうか、それとも男だからだろうか。
そのあと寅さんも「結婚の報告なら手紙の一本で済むじゃないか・・・」とさくらにだけこぼしていたけど、いやほんとだよと。
さくらは「来てくれたふみさんの気持ちも考えてあげて」言ってたけど、俺にはわからん。
むしろ寅さんの「こっちの気持ちも考えてほしいよ」のほうが感情移入しまくりで、それは、まだまだ恋に夢見る少年である証しなんだろうか。
・・・と見た直後は思ってたんだけど、時間置いて考えてみたら少し感想変わった。
ふみはふみで、最初の別れの時点でやはり寅さんに袖にされたような気持ちを味わっている。
寅さんの自分への想いはそこまでのものでないと知った(寅さんの対応からそう思い込んだ)。
そのあとで結婚を決めてとらやにあいさつに来るのは特に不自然でもないのか。
これならむしろ寅さんがいった「なぜこっちの気持ちも考えずに」ってほうにツッコミがいく。
そういうことなんかな。
最後にはこれもめずらしいパターンで、寅さんが結婚したふみの元を訪ねていく。
いい終わり方のようでもあるけど、自分にはこれもちょっとさびしく感じた。
そうした寅さんの余裕というか、ある種の諦観の先にあるような行動をとれていることが。
というかやはり自分が子供過ぎるのか・・・?疑惑が浮上だ。
いや寅さんは、ふみに対してふんぎりをつけるため会いに行ったと解釈することもできる。
そうした描写はないけど、そのへんまったく描かれてないだけに想像は自由だし、その可能性も持っておこう。
松坂慶子以外のゲスト陣としては芦屋雁之助がよかった。
ほぼ『裸の大将』でしか知らなかったので、普通の大阪人の芦屋雁之助、新鮮な上にすごく親しみを感じるキャラクターだった。
また今作から満男の役者が吉岡秀隆になった。
小学校低学年の吉岡秀隆はいや子役すぎだろってくらい子役だった。
▼バラエティ『ドキュメンタル』
シーズン7配信。
レビューをみると整った笑いを特に期待すると不満が出やすいんじゃないかと思う。
自分としてはお笑い芸人というムチャクチャにおもしろい人たちの、スレスレでキレッキレの狂気の競演として受けとっているので何をやられどんな流れになっても違和感がない。
好みはあれど何があってもひとつのかたちとして見れる。
そして混沌のなかから自分のツボがきたときに爆笑する。
芸人の表情で解釈を学ぶ瞬間もまた楽しい。
自分のツボでないことでも、周囲の芸人の笑いをこらえる表情で、そうかこの人は本来こういう場でツッコめる人だから多分そういうふうに見てるんだろうな、たしかにそう考えるとおもしろい・・・とか。
どう見たら自分はこれを楽しめるのか?ってこともどこかで常に考えられるようにしたい。
映子さんの教えを活かしていこう。
▼絵画教室
行けず!!!
いや行かず!!!!!!!!!!
あ、雨が降ってたから・・・・・・まあ途中でやんだけど。
が今回の言い訳です。
おのれ。
やりたいことが多すぎるんだ。
そこふまえて対策考える。
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