何気ない挨拶に隠れてる”ありがとう”
▼マンガ『外れたみんなの頭のネジ』

洋介犬の狂気ホラーマンガ。
すっごいおもしろい。
もすっごい。
一気に読んでしまった。
公式サイトで最新話以外の全話が読める。
https://ganma.jp/hazuneji

ある日のある事件をきっかけに世界に狂気が蔓延する。
このマンガの主人公以外の人物は大なり小なり狂っている。
発言や行動がおかしい。
一見普通そうでも容易にそれが裏切られたりする。
なのにどこか、ふと、あ、いるかも、あるかも、思ってしまったり。
狂気のはずなのに妙に身近に感じてしまう瞬間がある。

登場人物全員狂ってる狂気を秘めているという設定がまずなんだかすごい。
読んでいくうえでの油断のできなさが。
しかし同時に、でも現実の普通というやつもそんなものなのかもと思わされる。
個人的にも世の中変なところのない人なんていない思っているので大分馴染みやすいところがある。

一応は”まともな視点”としてあったはずの主人公も話が進むにつれ少しずつ変わっていく。
少しずつ変わっていって・・・だいぶガラリと変わったりもする。
で、もう一人というかなんというか比較的”まとも”な言動の、親しみやすい相棒キャラがいるのだけど、そいつは「悪魔」なんである。
皮肉だし結局やっぱり油断できない。

もうずっと前にこの作者が個人サイトに載せていたマンガを読んでいたのだけど、途中で更新止まって今みたらサイトもなくなってた。
それを読んで抱いた思い、ずっと残っているものが『外れたみんなの頭のネジ』で解消できる気がしている。
すでにもう解消できているような気もしている。


▼アニメ『装甲騎兵ボトムズ』

第1話「終戦」
アマゾンプライムで視聴。
「最近の作品で骨太かつ男っぽいロボアニメが見たい」
言ったら「そんなのない」返され、代わりに勧められ。
気になってた作品だしまあ見るかーと。
第一話ではまだなんともだけど悪くなさげ。
何より次回予告が骨太。

「ロッチナの手を逃れたキリコを待っていたのはまた、地獄だった。破壊のあとに住みついた欲望と暴力。百年戦争が生み出したソドムの街。悪徳と野心、退廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてぶちまけた、ここは惑星メルキアのゴモラ。次回『ウド』。来週もキリコと地獄につきあってもらう」(CV:銀河万丈)

つきあうしかない。


▼マンガ『幽遊白書』

『ジャンプ+』で魔界編読んでたらどうにも先が気になったので電子版の18、19(最終巻)購入。
一応は読んだことあるはずなんだけど「そういやこんなんだった」というよりは「こんなんだったんだ」てな感想。
今改めて読んで正解だったと思う。


▼人間のほうが怖い

とか「本当に怖いのは人間」とか言う人いるけど。
いるけども・・・・・・いややオバケもこわいから!!!!!
言いたい。
提唱していきたい。
そんなんどっちかなんてモノによるだろと。
キャスパーと殺人鬼だったらそら殺人鬼のほうが怖いよ?って程度の話で決めつけてないか?と。
ばかにされがちな3D貞子だってあんなん部屋とかにいたらめちゃくちゃこわいからな。
だからおまえのその拙いオバケ知識でオバケさんの怖さ分かった気になってるんじゃないよと。
なんなら「人間の怖さ」を肥大化抽象化した存在がオバケだったりするわけだし。

「個人的には人間のほうが怖い」とか「オバケはいないと思うから人間のほうが怖い」ならいい。
それは各々の考え方感じ方だから。
でもオバケいる前提での比べ合いにおいて大してオバケ知らんのにまるで世の真理のように言うのは自分の知識想像力の至らなさを露呈してるだけってことに気づけ。
ぜひとも気付け。
言うたったw感しかないからもう。
オバケなめんな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索