グレーは青春

2019年2月12日 趣味
▼マンガ『僕の心のヤバイやつ』

https://mangacross.jp/comics/yabai/24

もう終われって思った。
前も書いたけどマジ終わっとけよと。
ないだろともう。

だからよくツイッターで何かにショックを受けたことに対するオチとして
「あまりの○○に~した」みたいなのあるけどあんなん全部ウソやで。
麦茶とか吹かんし壁殴ったりもしないし皆無表情でキーボードカタカタスマホ画面スイスイしてるだけ。
定番のノリと態のイイ締め方ってだけだから。

思ってたんだけど今回のこのマンガはリアルに駅のホームで頭抱えた。
読んでる途中の段階でもうどうしようもなく「うわあ」なって頭痛いフリしながら頭抱えた。

べつに変なエロ展開のとこはなんとも思わなかったのだけど、そこに関しては作者が描きたかったんだな思うだけだけど、その直前のとこで。
持ってたんか・・・のとこでもう。
これまでの話の積み重ねでのコレっていうのが。
こんなんでいいんだよっていうかこれ以上はもう、ない。
断言する、ない。
こんな童貞ドリームMAXみたいなもんはもう。

だからもう終われって。
ここで終わっとこ?っていうそういうあれで。
でほんとに終わったら、ほんとに終わってどうすんだよ!!!言うけども。

こういうジャンルのってあんまり読み慣れてないからどう終わるのがいいのかわからん。
うまくいったらいったで、読み返したとき最後うまくいく二人なんだよなーって安心しながら読んじゃうし、逆だったらちょっとどうしても暗い気持ちで読むことになる。

そんなこと言い出したらバトル漫画だってなんだってそうじゃん?一見思いがちだけどちがう。
バトル漫画は基本主人公が必ず勝つし、そうでない場合でも、読者が気持ちよく納得いく形を目指してくれる。
でも恋愛ものは、うっかりすると、そうじゃないのも恋愛でしょ?みたいなほうへいったりするから。
なんか、はい・・・って。

『有田と週刊プロレスと』で「プロレスは八百長ですか?」と訊かれたら「青春です」と答えろと云ってた。
なぜなら青春はグレーだから。
グレーこそが青春だから。
だからこのマンガは突然終わるしかないんじゃないか。
それか終わらないか。
もうどっちか。


▼『面白いほどよくわかる!哲学の本』(秦野勝)

何かを真剣にとことん詰めようとすると、必然それは哲学的になってくるっぽい。
哲学の方法論「まず考えること、そして疑うこと」の項目なんかはめっちゃウメハラだったし。
「前提をそのまま受け入れない」「根本を問い直すことによってより広い問題理解へと到達する」ってのはかのインフィル戦の解説そのものじゃないかと。
自分の実生活においても使える場面あったりするのかな。

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