マコノヒー

2019年1月27日 趣味
マコノヒー
▼映画『インターステラー』

人から薦められアマプラで視聴。
めちゃくちゃおもしろかった。
SFってそんな見るほうじゃないからたまに傑作級の見ると圧倒されぐあいがすごい。
途中途中でなんだか体が硬直というか固まってしまったくらい。
怖い。
SFってホラーだ。
そのくらいに。
でも最後しっかりまとまってるんだなーって。

『インターステラー』はタイトルだけなんとなく聞いてて、画像見てもあー宇宙ものなんだねーくらいの認識だった。
それ以上のなにか評判とかも耳に入ってこなかったし。
いやでもこれは、例えば『怒りのデス・ロード』とか『シン・ゴジラ』とかそれくらいの感じで、見てない人も「もーじゃー見ればいいんでしょ!」みたいになってしかるべき作品じゃないのか今は思う。
それとも自分が詳しくないだけでSFの大作って大体こんなレベルなんだろうか。
んなわけもねーと思うんだけど。

物語的には、地球に限界きてっから、人間住むにはもうヤベーから、移住できる星さがそうぜ!というような。
その候補を謎の第五次元的な存在が謎にサポートしてくれてるしと。
で幼い息子と娘のいる元エンジニアでパイロットのクーパーさんが、子供を置いて旅立ち、物語は宇宙のクーパー視点と地球の子供視点で展開していく。

出てくるロボがまたよかった。
モノリスみたいなサポートロボが何体か出てくる。
最初出てきたときはハリボテみたいな印象で、ぎこちなく動く壁みたいで、え、こんなんが近未来のロボ?急にB級臭してきたけど・・・
正直思ったけど、しばらくすると、なるほど!!ってなる。
なにこのニッブイ動き・・・思ってたのが、なるほどスゲーー、って。
で終盤にはその、いろんな面で頼りになる、”人間”の相棒として掛け替えのない存在として、彼らを思っている自分がいる。
この感覚が不思議だ。
こうした人間が作ったものと、人間のちがい、その境界線はどこにあるんだろうかと。
いやちがっているからこその良さ、愛おしさってのもまたあるはずだろうしって。

最も長く付き合うロボ”TARS”(ターズ)の吹き替えが多田野曜平ってのも良かった。
この声で落ち着いた報告されると、どんな状況でも、たとえ宇宙の果てでも時空のはざまにとばされても、いったん冷静になれる気がする。
人間味あるしジョークレベルも設定できるし。
究極人間の脳みそだってひとつのコンピュータなのだから、人が人に対して思う安心をAIから得てもおかしくない。
それでもやっぱりこの関係が不思議だと思えるとこもまたおもしろい。

これから見ていくドラマ・映画候補のなかのSF濃度をもう少し上げてみようかと思った。
とりあえず視聴中断中の『ドクター・フー』再開してみるかな。


▼ドラマ『ビッグバン・セオリー』

恋人から友人となったシェルドンとエイミー。
のはずが二人で水族館へ行き、エイミーは「もう一度やりなおさない?」と言う。
しかしシェルドンは「僕は完璧だからなんでもできるけど、君を忘れるのにはずいぶん苦労した。だからこのまま友人でいよう」と。

このセリフに一切の他意がないんだろうなと思えるのがまさにシェルドンというキャラクターのおもしろさだ。
彼自身にエイミーをなにか責める気はなく、ただ自分が思う客観的で具体的な事実として述べている。
だからこそ、彼にとってエイミーがどれほどの存在だったかをこの上なく伝えることもできている。
シェルドンにその気がなく、また彼が自身の人間的感情を否定すればするほど、彼の純粋な人間味に良くも悪くも周囲はやられてしまうんだろうと。

そんな彼だから、うっとうしがられても、周囲の友人らは放ってはおかない。
できればシェルドン自身が一番良いと思える状況にしてあげたい、と考える人たちに彼は囲まれている。
人間関係の理想かつ基本ってこういうことか。


▼小説『怪奇探偵小説集(1)』

一週間の合間の時間を使って読み終えた。
初読では『死体蝋燭』(小酒井不木)がよかった。
そこまでとりたてるような内容ではないかもしれないけど、でもなんかしっかりしてて。
それと『恐ろしき臨終』(大下宇陀児)、これは仕掛けがすごく好みだった。


▼ゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』

遠回りに継ぐ遠回り。
オープンワールド、なにやってもいいよ、いわれたらそら好きなことするよ。
「まだボス倒してないの?」みたくいわれても「なんでボス倒さなきゃいけないの?そんな急がなきゃいかんの?」ってそら返すし。
おかしな質問だと思う。
ゲーム楽しいんだからいいじゃん、って言ってた人たちが、人の楽しみ方にとやかく言うとは。
そもそもをいえばゲーム自体やらんでもいいものだってこと忘れてるのか。

って思いはするものの、たしかにでも、そろそろ先進めないとヤバイ。
『ゼルダ』でほぼ一日が終わる。
『ゼルダ』→iPad→『ゼルダ』→昼食→『ゼルダ』→iPad→昼寝→『ゼルダ』→iPad→昼寝→夕食・・・だ。
iPadはほとんどマンガかバラエティか怪談だ。
『ゼルダ』で疲れたから娯楽(iPad)でひと休みすっかー感覚だから。
これはだめだ。


▼予定

土曜の予定を早めに立てる。
土曜さえしっかりすれば休日(土日)に対する一応の納得は得られるはず。

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