盗公子エベル

2018年7月15日 趣味
盗公子エベル
▼ゲーム『OCTOPATH TRAVELER』

とりあえず30時間やった。
それでようやく1キャラの第2章が終わったくらい。
好き勝手寄り道しながら全8キャラ分やるとそうとうボリュームありそう。

メインにした盗賊テリオンは一応基本の全アビリティおぼえた。
でこっからさらにジョブチェンジできるようになるのだけど、今のところその気配まったくなし。
このやりごたえはありがたいなーな反面、しかしあきらかな不満もあったり。
それは体験版でも感じてたことだけど。

やっぱりどうにもシナリオというかテキストがパッとしない。
あきらかにおかしい!ってほどでもなく、おおまかな流れ自体はまあRPGの物語ってこういう感じだよねーではあるものの、全体的にそこはかとなく面白味や魅力がない。
場面場面がいちいち三文芝居的というか。
声優の演技とかそういう話ではないのだけど。

RPGはバトルがすべて!!ストーリーなんかバトルのためのお膳立てにすぎないしー。
とか昔からのたまってた俺は、だから完全に間違ってた。
ごめんなさい。
まさかこんなに萎えるとは思わなかった。
そんなエラソーなこと言えてたのも、これまでやってきた数々のRPGのシナリオが、わざわざ意識しないでもいいレベルでほんと自然にあるべき形で作られてたからなんですね・・・にいまさら気付かされた。

このゲームはバトルはまあおもしろいのにイベント入ると「あーイベントかー・・・」って感じにすら今やなる。
いや本来はそこもふくめてワクワクするとこちゃうの?と。
退屈っていうかもはや付き合うのに少し疲れるってレベルだし(でもスキップするまでは割り切れない)。

あと村人とかのモブが動かない。
こういうRPGって、たとえば町とか村とか入ると住人がウロウロしてたり、子供がキャッキャ走り回ってたりな光景が定番だと思うのだけど、そういうのまったくない。
それだけならまだしも、さらには会話できるNPCとそうでないNPC(というか動かないのだからもはや背景)とがいるものだから味気無さがいっそう加速する。
状況にともなっての会話の変化もとぼしいし。

体験版の時点で動かない話しかけられないぼったちキャラが町中に点々といたから、あーこれは製品版だと会話できるようになってるんだなー思ってたらまさかそのままとは・・・。
というか正直いまだにワンチャンバグの可能性疑ってる。
俺のをふくめた一部の製品版だけバグバージョン説。
ツイッターで「オクトパストラベラー ぼったち」「バグ」「会話」とかで検索してみたいけど、それでうっかりネタバレとか、あとやっぱり”負”な感情のツイートはまだ目にしたくないので我慢してる。

でもシナリオとちがってここらへんのことに関してはむしろ制作者に同情もしている。
作った人たちもぜったいこの形では世に出したくなかったと思うから。
ほんとに、こんなにもかつてのRPGの楽しさを今一度作ろうとしてくれた人たちが、ここをこれでいいとなんて思うはずがないだろうし。

だからいってしまえば上記二点以外は本気で楽しめてるので、それだけに残念な思い。
自分がRPGにおいて重視してる部分はほんとおもしろいから。
あーこういう楽しさだったわーって。
この形のパーティーでザコ戦効率よくこなすにはどうするか、じゃあこの組み合わせならどうか、ボス戦ではどう動かすか、アビリティの連携でもっとできることはないか、装備は完全効率重視よりお気に入りキャラびいきにするか等々・・・

とにかく区切りつくまではネットでは情報検索しない。
明日はたぶん同じく買った知り合いと会えるから「村人って動かないよね?あとストーリーどう思う?」は聞く。
プレイスタイルは人によってかなり違うだろうから楽しみだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索