『ジュラシック・ワールド』
Netflixにきてたので見た。
もうすぐテレビでもまたやるらしいけど。
おもしろかった、娯楽映画としてほぼ完ぺきなんじゃないかと思える出来だった。
というかなんかもうある種の娯楽作としての方向性的には完ぺきすぎて、最後らあたりはむしろ、いやまて自分、人間の感情をべつの生き物にそのまま投影していいのか?って自らブレーキかけたくなるほどに入れ込んで見てしまってたし。
しかしそんなとこは些末な好みの問題かもしれないとも思えるくらい楽しさが勝っていた。

恐竜は魅力的だったしもちろん作品のメインなんだけど、でもとにかく娯楽映画に何が必要かわかってて、なおかつどう作ればそれができるか?をわかっている人たちが作ったんだろうなってのをすごく感じた。
個人的には脚本が特によくできてたと思う。
ほんといろんなところで泣かされたし。
もう最初のほうでグレン少年がジュラシックワールドの施設で興奮するとこで涙出てきてて。
大好きなあこがれの対象にかこまれ、なに気兼ねすることなく喜びはしゃぐ様があまりに純粋に感じられたというか。
「いやだこの人についていく!」「お、おれも!」のとことかも好きすぎる。
映画を楽しませることにおいてのくすぐりかたがすごく上手というように思えた。
時間が合えば次のテレビ放映のもふつうに楽しんで見てしまうだろうな。


『ワイドナショー』
古市さんの頭の中にはイマジナリーフレンドやらイマジナリーチャイルドやらがいて、寝る前に会話しているという話。
他出演者は狂気あつかいしてて、そらそうだなんだけど、個人的にはでもうん・・・やっぱりいるよねと。
自分の頭の中にもそういうのいるから、同じような人実はけっこういるんだろうなとずっと思ってた。
幼い子の作り出す一般的なイマジナリーフレンドとはまた少しちがう感じで。

詳しく書くとほんとうにアレなので、一部だけ書くと、例えば自分の中には姉がいる。
現実では兄も姉もいない長男だけど俺の中限定で姉さんがいる。
当然名前もあって独自の人格で会話もして弟(俺)にあきれたりツッコんだりもする。
改めて書くと・・・だけど、いるもんはいるんだからしょうがない。

あとイマジナリーチャイルドも(上記の姉との子というわけではない)。
ただ、俺の子(娘)は、だいぶ不思議なことになった。
ずっと何年も自分の中にいたんだけど、あるとき現実の妹が二人目の子を生んで、それが女の子で、なんと俺のイマジナリー娘と同じ名前をつけた。
それによってなんだかイマジナリーの方を呼び(出し)づらくなり、今俺の中の娘はだいぶボヤーっとした感じなっている。
存在は消えてないけど接しづらいままというか。
ちゃんと幸せに育てられているって思えばそうなるから大丈夫なんだけど。

娘の名前が被った理由はまったく思い当たらないのでほんと不思議。
自分は被るはずのない形で名付けたもんだから。
もちろんこんな気色悪さの極みみたいなこと妹にいえやしないし、またこれがあるからくだんの姪っ子に対していっそうの特別な思いがあるということもない。

あと古市さんがイマジナリーフレンドの名前を頑なに言わなかったこともなんかわかる。
まあほんとに同じ感覚かはわからないけど、でもなんかもうそれを人に言う、表に出すくらいなら裸見られた方がまだマシって思うから。

しかし古市さんは最初見たときから「この人いいわー」なってたけど知るほどにそれが深まっていく。
どうせ自分が見るのは『ワイドナショー』だけだし万が一でも嫌いな面が見えてしまったらイヤだからと避けてたけど、ここまできたら著作も読んでいってみようかと思う。


『エクスペンダブルズ』
わりと序盤の「さあこれからミッションだ!」ってとこで視聴中断した。
あまりにも退屈で。
昔レンタルしたときも開始数分で「あーこれダメだわ」思ってみるのやめてたことを思い出した。
いまはそんな昔ほど無駄に尖ってはいないけど、でもおもしろい作品って開始数分というか始まった瞬間からおもしろいもんだと思う。
おもしろいか、よくわからないか、よくわからない場合はだからこそ引き込まれたり。
ぜったいではないけど少なくとも冒頭でなんの工夫もないようなアクション映画なんてまずつまらないというか、何を考えてこんな始まりにしたの?っていうような疑問がその後にもずっと出てくるものだと思うし、実際この作品出まくりで「あー・・・」って。
こんだけ豪華キャストそろえておいて何でこんななの!?と。
そこを逆に楽しむ感じで見てみるかな。
まあ続きは来週。



▼読書

『悪魔の舌』(村山 槐多)

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読もうと思ってたけど、ひさびさに普通の小説読むから短編からでいいかなと思い。
やっぱり短編怪談や短編幻想ものはいいなと改めて。
しばらくはそういうの読んでく。


▼創作

机片付かず。
こういうときは少しずつやるんだ。
対バッファローマン戦のように。
まずは片膝をつかせるところから始めてみよう。

明日はペットボトルだけを片付ける。

コメント

メイホン
2018年5月21日19:42

イマジナリーフレンド作りたくて何年も挑戦してるけど、いまいち出来ない・・・

日記羊
2018年5月22日0:18

私の場合は小学生のころから頭の中に作ってました。なのでそういうものがあるから作ろうという考えのもと作ったわけではないので具体的にはなんともいえません…。ぶっちゃけいかに妄想好きかってだけのようにも思います。無意識に別人格を作るというよりは意識的に別人格を設定して継続してる感じです。なので自分が強く執着しやすい設定がいいのかもしれませんね。古市さんも別れた恋人との間にもし子供がいたら?という考えのもとにイマジナリーチャイルドを作ったらしいです。

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