『大草原の小さな家』
クリスマス回。
親にとって自分の娘が心やさしく育ったと改めて知れる、それ以上の贈り物がありますかってんだ!
というその一点で十分な回なので、これはケチでもなんでもないんだけど、けっこうモヤモヤも残る回だよねと。
お母さんあのあとどうしたんだろ・・・オルソンさんもさすがにそこは止めてあげればよかったのに(がんばってはくれてたけど)・・・等。
ジーザス。



▼読書

『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)

結局今日で読み終えてしまった。
ここまで読んで止めるはない、ってとこまできてたから。
正直最後はおどろきもなんもなく、あーやっぱりそうなんだ・・・と。
途中の段階で、もしかしたらこういうことかなー、でもそれじゃわりと普通だし一体どんな終わり方なんだ?思ってて。
なのでラストに関しては拍子抜けだった。
情報の出し方にも若干フェアじゃない部分があるような気がして。

ただこれ25年前の作品なわけで、当時読めていたら当然もっと違った感想になったはず。
この手のトリックはもう色んなのが出回っててネットでお手軽に知れる時代の今なら予想がついてもしょうがない。
『殺戮にいたる病』的トリックは作りやすいしマネしやすいんだと思う。

古い作品でラストに衝撃があるということで、読んでいる間は『検察側の証人』くらいの衝撃をどこか期待していた。
『殺戮にいたる病』的トリックがマネしやすいのは仕組みがはっきりしているからだ。
実際これ系の話を作ったこともある自分でも、情報をどう取捨選択すればとりあえずでも形になるかは結構わかりやすかった。
一方で『検察側の証人』的トリックを他で見かけないのは、やっぱりあれは物語作家としての技術によるものだからだと思う。
情報操作というよりは感情操作、おいそれとはマネできない。

次は『プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』(ポール・ウエイド)読む。

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