昨日は、
『マルホランド・ドライブ』
『烈車戦隊トッキュウジャー』
『仮面ライダードライブ』
『TOPANGAリーグ』
を観ました。
今日は、
『ヘブライの神話』
を読みました。



みなさま、ごきげんよう。

まず触れなければならないニュースといえばこれですね。
そう、昨日、日本総国民が待ち望んでいたといっても過言ではない、
『仮面ライダードライブ』が放映開始されました!

いかがでしたでしょうか?
これまでの仮面ライダーと大きく異なるところは、
何を置きましても先ず、車に乗って戦うという点です。
これに関しましては、いまだ一部で物議を醸してもいるようです。
なぜバイクではないのだ?
それではライダーではなくドライバーではないか?
などの声。
しかし私と致しましては、
そうしたこだわりは些末なことといった感が強く、
最初から抵抗もありませんでした。

個人的に思います「仮面ライダー」とは、
敵対する存在と同質のTECHNOLOGYを有し、
それを世のため人のために使い、
戦いの苦しみ・悲しみを仮面の下に隠した現代の騎士・・・
(この場合の騎士とは馬上にある戦士のことを謂います。)
こうして形や趣向を変え、いまに続いている平成シリーズも、
皆このルールだけは基本として守っているはずです。

RIDE(乗る)するものが、バイクか馬か車かなどは、
論壇へ上げるに値する問題ですらないのです。

さて『仮面ライダードライブ』、第一話を拝見したかぎりでは、
近年では稀と思うほどの正調なSUPER HEROと感じました。
まずは外見、ボディの基調は情熱色の赤、
じつに子供たちの好みそうなHERO然として、
洗練されたフォルムの中に、なんとタイヤをたすき掛け(!)
といったひじょうに大胆な、遊び心を忘れないデザイン。
戦闘時はこの、さまざまな能力を有したタイヤをCHANGEし、
相棒でもある車、そしてサポートアイテムである
”シフトカー”を駆使して闘うのです。

変身する主人公の泊進ノ介(とまり・しんのすけ)はなんと警察官。
これなども子供にわかりやすく、
彼が正義の基にある者としてアピールでき、同時に、
昨今あるような警察不信を多少でもぬぐう、
一助になるのではないでしょうか・・・

今作のヒロインの詩島霧子(しじま・きりこ)もまた婦警であり、
主人公をサポートするものとして活躍するようです。
さっそく第一話で見せた、横へ跳びながらの拳銃射撃などは、
TVの前でつい声をもらしてしまうほどのACTIONでした。

そして忘れてはならないのは今作のベルト。
『仮面ライダードライブ』のベルトは意思を持っているのです!
これは平成仮面ライダーシリーズ・第9作にあたる
『仮面ライダーキバ』以来の試みになりますね。
声を演じておられますのはあの、クリス・ペプラーさん。
正直なところ『キバ』におけるベルト=キバットバットIII世は、
そのキャラクターを活かせていたとは申しにくく、
私と致しましては少々残念にも感じていました。
しかし、今作のメインライターである三条陸氏は、
作品のもつ要素をうまく活かしてくれる方であるはずなので、
ベルトさんを絡めたドラマなんかにも大いに期待したところです。

ネットの評判を見ましたところ、第一話はおおむね好評の様子。
こうした作品の第一話、二話は予算もよく使われ、
視覚的に派手な演出が多いため、大抵そう悪くは言われません。
三話あたりからが、平均的な基本形の始まりと考えられます。
しかしキャラクターやさまざまな仕掛けやスタッフ等、
予算に左右されない要素のみでも、
この第一話にはかなりの手応えを感じましたので、
ぞんぶんに今後の展開に期待していきたいところです。



▼昨日の頭にやさしくはなかった映画『マルホランド・ドライブ』

(ネタバレ有り)
後半が現実、前半は幽霊の見ている夢。
観終えて先ず、そう解釈することにしました、私は、もうとりあえず。
なぜならこれならすべての説明がつくからです!!!
だって夢なんですから!
現実、というか生前のダイアンに関わり深いことや、または浅くても印象に残っているパーツ類を元に、後半の最後で錯乱し自殺したダイアンの幽霊の見ている夢が前半の物語なのです。
もうなんのこっちゃわかりません。
でもそうなんです。

ダイアンの思う、こうならいいのに、こうならよかったのに、こうなっちゃえばいいのに、という理想と、夢特有の脈絡のなさがごっちゃになったのが、記憶を失った者とそれを助ける者の物語を作り出したんですね。
愛するカーミラを記憶を失った人物とし、ある種の無垢でか弱き存在に変え、それを自らが助けることで彼女からの絶対の信頼を得られる必要不可欠の存在とする、そういった実に理想的で夢想的な関係を作り上げたのです。
しかしダイアン当人の、そうはずうずうしくなれない性格(推測)が、夢の中でさえも一歩引かせてしまい、カーミラを助ける存在に自己を投影しつつも一個のキャラクターとしてそこに置かせ、それがベティという存在を産み出したんですね。
多分。
あるいはそうした物語作りの世界、他人を演じる映画の世界に身を置いていたダイアンだからこその劇場的な夢の形なのかもしれません。
ベティには、カーミラがらみのことだけでなく、ダイアンの思う演技の才能があり、未来への希望に輝いている、そうした理想の女性像も大いに含まれていたわけですから。

そして夢物語を締めくくるための文字通りのキーとなる青い鍵。
青い鍵は現実においては殺し屋がカーミラを始末した証としてありました。
それが夢においても鍵が鍵として機能したとき、ベティ(ダイアン)とカーミラと夢物語もまた終わりを告げたのです。
箱自体に意味はなく、鍵が鍵となるための補助アイテムに過ぎません(もしかしたら何か心理的な意味があるかも知れませんが)。

以上・・・・・・・・・・
穴だらけです。
夢だとしたところで穴だらけやんです。
そもそもあの、あの!すさまじくいい感じに超不気味だった老夫婦、あれなんなん???
がなんも、説明ついてないです。
他にもまあ、色々と。
どういうことやねんアレどういうことやねん。
今ようやくあの時の井筒監督の気持ちがわかりました。
ということで、無い知恵絞ってがんばって自分なりに解釈したので、ネットでバレを見ます。

見ました。
わかるわけないだろ。
いやこんなんこんな細かいところまで一回観ただけでわかったらね、そらね、あーた、ねえ。
です。
死神・・・死神かぁ、って。
死神劇場。
わかってたまるかと。
細かいヒントを解読していくと、全部わかる仕掛けになってるみたいですけど。
えらい作品です。
でも大体、ものすごく甘々な感じで評価しますと、私の解釈もあながちまるきり遠くもなく、まあまあじゃない?と自分で思います。
ただ、最後の鍵の解釈、これだけはハッキリ間違ってるぞと。
あの鍵を、箱の鍵とすること、そこに現実の罪から逃れたい気持ちが表されていた・・・これは、なるほどと、ものすごく納得しましたので、私のは大間違いでした。
そして老夫婦に関しましては、ああ、まあ、そういうことかって感じでした。

あと、謎解きとは関係ないところでの間違いとしては、自分は”カミーラ”のことをずっと”カーミラ”だと思っていました。
上にもそう書いてしまってます、字幕で観たのに。
そのせいで、カーミラ・・・・・・ってことはもしかして吸血鬼?これまさか吸血鬼の話か!?などとそこから無駄な推理を展開させたりもしました。
また、前半のベティと後半のダイアン、役者さんが別人だとも思っていました。
いや顔ぜんぜん違くないですかって、ウィキペディア間違ってね?とも一瞬思ったくらいなのですが、二人ともナオミ・ワッツでした。
ここも無駄に騙されてました。

全体的にはかなりおもしろかったです。
なんだかわからなくても、その場その場の映像や、寸劇を見ているだけでも、非常に楽しめる作りでしたし。
謎解きやその答えがなくても、これはこれでいいんじゃない?ってなるような作品であると思いました。




▼先週と昨日の『烈車戦隊トッキュウジャー』

先週はヒヨコ回。
頭にヒヨコ回。
すごい回だった。

昨日はシャドーのプチ内部分裂回。
シャドー仲悪っ!
入り乱れての戦闘が超おもしろかった・・・。
そして最後にトッキュウジャー解散。
どうなる。



▼昨日のTOPANGAリーグ

おもしろかった。
すごかった。
sako・・・・・・sako選手。
あれはなんなんだろう。
あと解説がももちさん(♂)だったせいか今朝の夢にももちさん出てきた。
俺が格ゲーやろうかなーみたいに言ったらなぜか餓狼伝説をすすめてきた。
「餓狼おすすめ」って。
うん。



▼今日のやさしい読書

『ヘブライの神話』

イエヒー・オール(光あれ)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



▼やさしい課題

<明日>
・運動
・練習
・Inbox(20)
・読書

正直デヴィ・スカルノ流文章術で日記を書くといつもの3倍くらい労力がかかるので無駄にマジでしんどいけど今月いっぱいはなんとかこれでやり通したい。
なのでせめて日記は課題から外しておく。

コメント

もりのいずみ
2014年10月7日18:35

「頭にやさしくはなかった映画」に吹きました(^o^)。そんな映画をさっそく観ていただいて恐縮です(汗)
でも、さすがです~、ネタバレなしでそこまで理解できるなんて。
私なんてもうさっぱり(@_@;)。でしたけど、ただ、観終わってなんだか涙が出ました。ダイアンの「こんなはずじゃなかったのに・・・」っていう声が聞こえてきたようで。
日記王さんの感想読んだら、また観たくなってきました。

日記羊
2014年10月8日1:22

こうして視聴中から「どういうこと?」って考えながら見る映画は本当ひさしぶりでしたので、すごく良い刺激になりました。そういえば最近こういうの見てなかったなーって。
ああいった展開からベッドの上の死体が出てきたとき、なんとなく『ドグラ・マグラ』が浮かんできて、そっちは精神病患者の見る夢の話とされていますので、物語が進むにつれ、もしあの死体がこの人物で死んだあと夢を見ていたら最初の物語のようになるのではないだろうか?って思いました。
ただ、これはやはりおっしゃる通り、とても悲しく切ない物語なんですよね。展開の異様さとその理解にばかり気を取られてしまい、私はその肝心なところを感じとれていませんでした。鍵の件だけとりあげても、愛する者にしてしまったことをなかったことにしたい、っていう気持ちがあってのあの夢の形なのですから、そこにもっと意識を寄せられていたら、最後の箱と鍵についてももう少しはましな解釈が出来たんじゃないかなって思います。

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