人間万事嘘は誠

2014年2月14日 獄中
今日は雪です。
『かわいい魔女ジニー』を観ました。


またも雪です。
トイレの窓が開いており雪が侵入、床と壁ビショビショになっていました。
もっとちゃんとした人になりたいです。
ちゃんとした人になれるアプリがほしいです。


『かわいい魔女ジニー』は海外ドラマです。
『奥さまは魔女』+『うる星やつら』というか海外ドラマ版『うる星やつら』です。
押しかけ超常女ものです。
「だっちゃ」ではなく「なのじゃ」っていいます。
「ダーリン」ではなく「殿」です。
実際かわいいかどうかはともかく殿のため軍に入隊したジニーが方々で物(や人)を破壊しまくる展開には笑ってしまいました。


▼今日の読書 第5回
『ロマネスク』太宰治
3つの短編によるオムニバスものでした。
「仙術太郎」は庄屋の息子太郎が仙術を身につける話です。
「喧嘩次郎兵衛」は酒屋の息子次郎兵衛の喧嘩の上達物語です。
「嘘の三郎」は学者の息子三郎がある事件をきっかけに嘘の才能を開花させます。
どれも、すべて、おもしろかったです。
いやなんといいますか、太宰治にこんな作品があるなら真っ先に教えてくださいよ!
くらいのものでした。
これまでに読んできた太宰作品だってどれもおもしろかったのですが、今回のはより素直に自分好みのものでした。
3つの話の共通点をあえてあげるならば、それぞれが人知れず秘密の才能を養うといったところでしょうか。
オカルト、ケンカ、嘘つき、といった。
ろくでもないです。
そしてどれも予想だにしないラストを迎えています。
え、ってなります。
特に最後の「嘘の三郎」はなかなかの超展開です。
いや、現代においてはそんな大げさなものではないのかも知れませんが、でも「え!」です。
他にも要所で本当に吹きだしてしまったり、声を出して笑ってしまったりな箇所もありました。
文章で特に気に入ったのは「喧嘩次郎兵衛」の喧嘩修行の場面です。
素人喧嘩上達工夫描写なんて、にやにやしてしまいます。
太宰治はおもしろいです。
http://www.youtube.com/watch?v=SbqhBFDbrlo

▼今日の課題
PC起動(1時間) → 達成
太宰治読む → 達成
23:00までに日記送信 → 達成

▼明日の課題
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太宰治
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