おばちゃんTAXi

2013年2月23日 事件
おばちゃんTaxi

今日はタクシーに乗ったよ。
帰って動画を観たよ。



私のことを少しでも知っている方々も、しかしまだ私という人間が真実どんだけダメなのかが分かっていない。
と思う。
こんくらいかなー、って考えているのよりもうちょっと、ざっと今までの倍くらい下方修正して頂きたい。
今日の日記を読んだ方はぜひそうして頂きたい。

一つ具体的な例、私は健康診断に行かないのだ。
いや結局最終的には行くんだけど、でも、行っておいてねー、っていうその日には行かないこと多々なのだ。
社会人なのに。
昔からそうなのだ・・・。
過去には、本当にひたすら行きたくなくて結局当日行かなかったことがあった。
まだ社会人なりたての頃だ。
「どうしていかなかったの?」当然上司に訊かれ、「あー・・・んー・・・なんとなく」。
みたいなね。
いや尖ってた。
あの頃は尖りまくってた。
意味不明な方向に私は。
しかし理由はハッキリしていて「とにかくめんどくさい」ということだったのだ。
ダメだ。
擁護する一分の隙もなくダメだ。
で結局まあ後で渋々別の日に行ったわけなんだけども。
そこであくまでがんとして行かず、どうしても行けというなら会社辞めますくらいの行動に出ていれば、そこまで貫ければある意味偉人めいた話なのかも知れないけど結局行っちゃうのがつくづくダメだと思うんである。

また別のときでは、もうとにかく行くのが嫌で嫌で仕方なく、日程とかちゃんと確認するのすらおっくう過ぎて、健康診断の日程確認したら負け、くらいの気持ちになったことがあった。
そしたら実際の予定日のちょうど一ヶ月前に行っちゃって、本社行っちゃって、現場の上司にビックリされたことがあった。
そんでも私は、こんなに嫌なことを無理やりやっているのだから、こういうことも起きるだろうと妙に納得し一人冷静でいたものだった。

そして今日!
あーはいはい、どこでやんの、あーマルエツね、このマルエツの近くね、OKOK。
つって、神奈川のマルエツねー、って事前にネットで調べて(進歩)、電車に揺られて行ったら、違うマルエツだった。
おい話がちがうじゃねーか、えー、あー、なんだ違うマルエツか・・・。
って。
神奈川にマルエツどんだけあるのか知らんが少なくとも君の調べたマルエツはお門違いだよって。
でまあ、超絶方向音痴のくせにほとんど時間ギリギリくらいに行ったもんだから、今更戻って正しい場所行けんのかどうなのかなー、あータクシーなら行けんじゃねー、と。
駅まで戻ってタクシー乗りました。
運転手さん女性でした。
「急いでるんですかー?」訊かれたので、「あー・・・んーまあ」みたいな感じから具体的な会話になっていき。
正直時間はもうギリギリというか受付時間に間に合わないのは確実で、そのことを伝えたら「それじゃあこのまま現地向かうより先に電話で確認した方がよくないですか??」って言われて「ごもっとも」と。
そんで、あー健康診断やる場所の電話番号って知らんしなぁ・・・会社に電話するのめんどいなぁ・・・思ってたら(口に出してはいない)、「健康診断受けるなら紙とかもらってない?それに番号書いてあるんじゃないの?」言われてまた「ごもっとも」と。
で電話したんだけど結局間に合わず、今日はもう終わりだふざけんな月曜日来いということになりタクシーUターン。

そんなこんなで無駄金を使い、なんか見た目もボーッとした感じだし、髪ボサボサだし(この後ついでに床屋へ行くつもりだったので何にも整えてなかった)、メガネだし、マスクだし、黒いスマートフォンいじってるしで、運転手さんは心配になったのかも知れない。
行きも行きでドタバタ話したけど、Uターンした帰りでも色々話しかけてきてくれた。
まあいつも通りのサービスか単に話好きなおばちゃんだったのかも知れないけど。
なんか、二十代の娘さんが二人いて、二人とも店長やらその上の管理職やらで、一人はネイリストで自分の店を全国4位にしたとかなんとかで、プレッシャーで大変なのよー、とか。
あと、おばちゃんの友人に四十半ばの日産社員がいて、世界中を飛び回ってて、今はバリバリやってるけどかつては自殺も考えたほどドン底に落ちた経験有りで、でも立ち直って、今その人の夢は世界中に自分の存在を広げること、そして息子が同じように世界へ出るようになったら、自分の名前が方々で挙げられるのを知る、そういうふうにしたい、とかなんとか。
でもっておばちゃん自身については、車が好きで、最近思い切って外車を購入して、そういう高い買い物をすると仕事のモチベーションに繋がる、今の会社での自分の成績は2位、深夜営業の一人がどうしても抜けない、夜の方が料金高いから・・・とか色々。
その間自分はというと「へえー」「えーっ」「はぁ」「すごいですね」「いやぁー・・・それは」「ほぉー」で大体済ましていた。

正直、すごくおもしろかった。
もっとずーっと話を聴いていたかった。
常識か非常識かわかんないけど、自分がもっと積極的な人間だったら、その場でメールアドレス交換して、軽くでも繋がりを持ったって良かったんじゃないかって思う。
その時はそんなこと全然思い至りもしなかったんだけど、今考えると、そういうのも有りだったんじゃないかーって。
元来自分は人見知りではあるんだけど、自分の事を話すのも人の話を聴くのも好きなので、自ら程よい感じでガンガン話しかけてきてくれる(程よさ超重要だけど)人ってのは本当に有難いのだ。
なのでどこにも行ってないのにタクシー代に5000円近くかかったけど、何の後悔もない。
むしろ、こうして自分が健康診断(というか行き慣れてない場所に強制的に行かされるイベント全般)ギライなお陰で、こんなちょっとした、楽しく新鮮な交流が発生したことを考えれば、まあ惜しくない値段じゃないかとも。
良き日であったと思う。
まあ胸糞悪い健康診断が月曜日に控えているって考えると超アレだけど、それはまあそれとして。
とにかく、おばちゃんは「モチベーションが大事」ってのを一番強く言っていたように思う。
そして最後には「あなたもまだ若いんだから」と。
そのセリフから察するに、やはりおばちゃん私の何かしらを心配してくれてたご様子、なんだけど、まあわかる。
そりゃあねって。
あと、おばちゃんはとにかくバリバリ仕事してて、休みもろくに取らない、働けるだけ働くのよー、みたいにずっと話してたから、「それじゃ買った外車とかってどういったタイミングで楽しんだりするんですか?」って質問を、タイミングでずらして二回訊いたんだけど二回ともハッキリした答えが返って来なかった。
それがたまたま会話の組み立てとか流れ的に答えを言うまでに至らなかったのか、それとも答えづらいことだったのか、それが一番気になってる。
娯楽を主として生きている自分のような人間にとって、そこらへんのことは素直に不思議であり知りたいことだったというのと、あと車って実は乗らなくても所有しているだけで楽しいものなのかな?とかそういう未知の楽しみがあるのなら詳しく聴きたかったりもして。
何にせよ、他にも色々とまあ、話し足りないことはあった。
が、もう会うことはないのであろう。
別れがさみしかったり悲しかったりするのは、それだけ人と人との出会いが素晴らしいものであることの証明なんだ。
まあ今日のはそこまでのもんじゃないけど。
とにかくひと時とはいえ確かな充実があった。
感謝すべ。


帰ってからは動画観た。
『ジェシカおばさんの事件簿』
『仮面ライダークウガ』
『岸和田少年愚連隊 中華街のロミオとジュリエット』
『秘密結社鷹の爪』
文句なし。



<水曜日の目標>
・7時に布団出る。
 →○
・メモ帳の内容を全部書き写す。
 →○
・名前リストを作る。
 →未達成・・・・・・・・・・・・・。
・健康診断の場所確認する。
 →確認はしたけどこの有様。

<明日やる事>
・8時30分前に布団から出る。
・朝飯前に爪を切る。
・12時までメモ帳全書き写し&ヴィクトリア朝調査。
・14時までに図書館行く。
・18時までに帰宅。
・21時までダラダラする。
・21時半までに日記を書く。
・0時前に就寝。

達成できなかった場合は次の日曜日まで動画見るの禁止。

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