今日は「カウボーイ&エイリアン」見た。
 
 
 
「カウボーイ&エイリアン」は、カウボーイとエイリアンが戦う映画。

(以下ほんのりネタバレ)

そういう映画なんだなー、と割り切ってみたので、まあこんなもんかなー、という感じでもまあいいかと思えた。
色々と、あー、うー、まあねー・・・っていうようなところはあったのだけど。
まあねーって。
個々の設定をあんまり奇抜にしてもねーって。
たしかに映画のカウボーイとかエイリアンのイメージってこんなんだよねー、っていうそれぞれのステレオタイプ、それをまさかの食い合わせで映画にして作ってみましたっていう作品なのだろうから。
つったってもうちょっとねー、っていう部分もあるにはあったのだけど。
だからなんで映画のエイリアン(宇宙人)は超高度な科学力を持ってるくせに裸で素手で獣みたいに襲ってくるんだ?とか。
でもそういう「ザ・映画エイリアンです」みたいなのを出すことがこの作品においては意味あることなのかも知れないからなーと思うことにしてみたり。
あとハリソン・フォードの息子結局何も変わってなくね?成長してなくね?ってところとかも。
うーんて。
でもま・・・いいか、って。
このエイリアンは光に弱い、とか言ったほぼ直後くらいに太陽の下で元気にエイリアンにバトルさせちゃう映画なんだから、まあいいかーって。
思ったです。

エンドロール後、実はあの人生きてるんでしょ?爆発の炎から復活して主人公と再会するんでしょ?
思い、ぼんやり期待して待ってたんだけど結局何もなかった。
そういう映画だった。
 
 
 
<「カウボーイ&エイリアン」を見終わりていうかエイリアン使えばこの手の映画っていくらでも作れるんじゃね?に気付いた俺がDMDさんとダベりながら考えたオリジナル「VSエイリアン」映画>

「プロレスラー&エイリアン」

・舞台は現代。プロレス人気の低迷したプロレス氷河期と称される時代。
・主人公は弱小プロレス団体の若き選手イーグル松影(松影誠二郎)。
・冒頭は「松竹」って出た後にゴングが鳴り、松影の試合模様(アップ多め)とカッコイイBGMに合わせてのスタッフクレジット、タイトル。
・曲が終わり本編が始まるとカメラが退き、試合会場がどっかの地方の狭くて薄暗い体育館、しかも観客3人という有り様がわかる(内一人は爆睡)。試合後の松影の決めゼリフ「俺のリングは俺が守る!!」(と言って拳を掲げる)に一人のオタクっぽい観客だけが熱狂的拍手で応える。後の一人はとっくに帰り、もう一人はやはり爆睡。
・興行終了後、「来月からはうちの体育館も貸せなくてねー」みたいな暗い話の場面が続き、今のプロレス界の現状が説明される。
・場面は変わってどこかの小学生たちの下校時、プロレスファンという稀有な少年が「プロレスなんてダセーんだよ!」みたいにいじめられている。
・そこに「おい何やってんだおまえら!」みたいに松影が通りかかっていじめっ子たちは逃げていく。プロレスファンの少年と松影は友達になり、お互いに好きな選手や技などについて語り合う。
・また場面は変わって、なんか宇宙人が襲来して来たっぽいな、となんとなくわかる展開に。
・場面変わって、プロレスファンの少年をいじめていた同級生のリーダー格が自宅に帰ったところ。実はこのいじめっ子少年の家はラーメン屋であるのだが、父親がかつてプロレスラーであり、その頃の写真が店に飾られたりしている。
・しかしプロレスでは食っていけず、体の不調もあって無念のまま引退、ラーメン屋となり(奥さんの実家を継いだ形)、奥さんには常日頃から小言を言われ、ついに今日、店の写真も外されてしまった(「こんな古い写真貼ってたってしょうがないでしょ!」)。いじめっ子少年がプロレスファン少年をいじめるのにはこのような背景があった。
・そんでなんやかんやの内にエイリアンの存在が世界的に確認され、地球人の抵抗が始まるも、歯が立たない、地球の武器が効かない。
・エイリアンの体は非常に頑強なため重火器の攻撃を跳ね返してしまうのだ。
・エイリアンの襲来は松影たちのいる町にも及び、ここで自衛隊の抗戦が繰り広げられる。
・エイリアンを見た松影が「なんだあいつらは!?」と近付くと、若い自衛隊員に「一般人は下がってなさい!!」とわりとキツめに言われる。この隊員は主要キャストのひとりであって要所要所で松影と衝突することになる。
・そんでなんやかんやで避難しているとプロレスファンの少年(マサル)がいなくなってしまい(犬を探しに行くとかそんなような理由)、松影はエイリアンのいる町に戻ることに。
・町に着いた松影は自衛隊が全滅しているのを見て愕然となる。傷を負ったあの若い自衛隊員と再会。そしてマサルの悲鳴が聞こえてくる。
・駆けつけると、エイリアンがマサルに襲い掛かろうとしているところ。
・松影は死を覚悟し、「俺が引きつけているうちに逃げろ!」と隊員にマサルを託してファイティングポーズを取る。
・銃や爆撃の効かない相手にどう立ち向かうか・・・となるが、ええい俺にはこれしかない!!とプロレス技(関節技)を繰り出してみたところ(エイリアンの姿は人間に近い形で平均身長2メートルといった感じ)、それが抜群に効いてエイリアンを倒してしまう。
・自分で驚きながらも松影は次々に現れる新手のエイリアン(当然全て裸であり素手で襲い掛かってくる)にプロレス技を極めていくという中盤の見せ場。
・無事松影はマサル少年、犬、自衛隊員と避難所に戻り、なぜエイリアンを倒せたのか?について考えていると、そこにプロレス&パソコンオタクでまたイーグル松影の大ファンだという浪人生(冒頭で松影の試合を熱狂的に応援していた人物)が現れる。
・色々とプロレスやプロレス技のマニアックな知識が披露された後、とにかくエイリアンは頑丈だけどその構造は鎧のようなもので、間接部には隙がある、そしてそこへの攻撃、特にプロレスに多くあるような複合関節技には非常に弱いのだろう、という結論に無理やり落ち着く。
・こうして浪人生のパソコンからネットで情報が広がり、日本国内だけでなく世界中のプロレスラーに「今こそ立ち上がれ!」みたいなメッセージが伝わっていく(作品の性質上”格闘家”みたいな言葉は使われない)。
・この場面では日本の有名レスラー(長州や武藤、蝶野といったところ)から、海外のレスラー(ブッチャーとか)が友情出演で現れる。そんで少し経ってから「ついにあの人が動きましたよ!」と浪人生が興奮気味でパソコンを持ってくると、動画でアントニオ猪木(友情出演)がプロレスラーたちに呼びかけを行っており、最後に「かかってこいエイリアンこのやろう!」とか言っている姿が映し出される。
・これに松影が発奮したのはもちろんのことだが、同じ避難所にいたラーメン屋の家族も遠めで見ており、元レスラーの店主は悩む。そしてなんやかんやで松影は店主がかつて自分がプロレスラーを目指すきっかけとなった選手であったことを知る(マスクマンだったので気付かなかった)。
・プロレスでエイリアンと戦いたいという夫の気持ちをなんとか抑えようとする妻、そんな両親の有り様に困惑し黙りこくるいじめっ子の息子。そこへエイリアンの襲来があり、店主はとっさに応戦、松影と共にこれを撃退する。
・「旦那さんは家族を守るためにこれまでだってずっと戦ってきたんです。だからラーメンだってプロレスだって同じ戦いなんです」みたいなよくわからないことを雰囲気で言い、なんとなく家族を説得する松影。ついに折れた奥さんも、ただ夫の身が心配であるがためにプロレスを否定し続けてきた心情を明かす。そのどさくさでいじめっ子であった息子もマサルと和解する。
・松影と店主の二人でこの地区に作られたエイリアンの基地に攻め込み、さらわれた人々を奪還する作戦が展開されることになる。決行前、やはり素顔じゃ気持ちが入らないなぁ、と冗談半分に言った店主に、浪人生からヤフオクで落札したというマスク(1983年バージョン)が手渡される。他にも浪人生はプロレス関連のお宝を避難所に持ち込んでおり、松影は自身の勝負パンツを見つけ(過去に控え室から盗まれたもの。浪人生は盗んだのは自分じゃないと必死に否定)これを装着。
・エイリアンの基地に突入。ここでのザコ敵との戦いには冒頭にも流れていたイーグル松影の入場曲「ザ・イーグル」がBGMとなる(ジ・イーグルじゃ言いにくいからという理由で松影が「ザ・イーグル」と名付けた)。
・途中、鍵開け役として同行していた浪人生も「技なら知ってるから!」という理由で戦おうとするもまるで歯が立たず、「俺たちの技は毎日の鍛錬、基礎が出来て初めて成せるものなんだ!」みたいな説教を食らう。
・ついに捕らわれていた人たちを解放したが、明らかにこれまでのザコ敵とは違うボスっぽいエイリアンが現れ、ラーメン屋店主はその攻撃により意識を失ってしまう。
・「こいつできる!」と松影との戦いが始まり、大分苦戦するがついに技をかけることに成功する。
・しかしこの時エイリアンが苦しさのあまり松影の体を叩いたため、松影はほとんど無意識に技を解いてしまう(タップされたという条件反射)。
・再び襲い掛かってきたボス・エイリアンに万事休す・・・という場面だったが、この瞬間背後から浴びせられた銃撃に動きを止めたボスの隙をつき、必殺の”松影スペシャル”を極め止めを刺す。銃撃を行ったのはあの自衛隊員であった。
・そんなこんなで世界中のエイリアンがプロレスラーたちの活躍により退けられたのであった。そして戦いを終えた松影は、店主へ復帰を促すようなことをつい言いかけてしまうのだが、店主は、今はこの店が俺のリングなんだ、みたいなことを言って妻と息子の肩を抱くのであった。
・後日、東京ドームで大入り満員の中でのイーグル松影の試合模様。実況は古館一郎(友情出演)。観客席にはマサルやラーメン店家族や自衛隊員や浪人生の姿がある。最後に試合に勝って念願のベルトを巻いた松影が「俺たちのリングは俺たちで守るんだ!!」とマイクし大歓声の中でエンドロールとなる。
・エンドロール中には各人物のその後の日常が映し出され、例えば浪人生は腕立て伏せのあと壁にある「毎日鍛錬!」と書かれた松影のサイン入り色紙を見上げてうなずいてから勉強に打ち込む姿、またラーメン店では一度はがされた店主のプロレスラー時代の写真プラス今回の戦いでの写真(浪人生が撮っていたもの)が貼られた店内で働く一家の姿などが見られる。

(備考)
・ここまで書いてから、そういやこの映画ヒロインいないじゃんということに気付いたので、もしヒロインを登場させるならプロレス雑誌の女性記者か、それかもしくは例の自衛隊員を刑事にして、女性にして、そういったポジションを任せるのがいいと思った。

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