今日は起きて出かけて銀だこ食った。
「塔の上のラプンツェル」見た。
図書館行った。
 
 
 
「塔の上のラプンツェル」は、わりと唐突に。
あー・・・うーん・・・まあ見に行くか。
とかそんな感じで。
なんもしないで3連休終わらすのも何かなー思って。
まあ。
見た。
そんで開始5分かな・・・経つか経たないかの内にもう泣くというね。
おーこれいいじゃねー?って。
よーさげかぁーこれはー?と。
かわいいしよく動くし歌うしーみたいなので、ついホロリと。
いくらなんでも早すぎだけども。
3D映像も、「飛び出しますよ!」っていうよりは立体感、そこにラプンツェルがいますよ、世界がありますよ的な、人形劇感覚的存在感といった表現で、なかなか好感触じゃいと。
うん・・・
でも正直、個人的にはそこらへんくらいがピークだったわけで。
(以下ネタバレ有り)

いや結構、全体的にも別に、これつまんねーっつーわけじゃなかったんだけども、でも、んーまあって。
なんなんだろう。
ものすごく髪の毛長くて実は王女様って娘が、ニセお母様から逃げて、盗賊の兄ちゃんと逃げて、自分が王女様だって気付いて、ニセお母様倒して、めでたしめでたしっていう。
てかそれだけの物語で1時間半持たせるってところに少々無理がある、とまでは言わなくても、なんかもちょっとプラスアルファなくっちゃ物足りないんじゃないかなーと。
だってこの物語の何が特別?って言ったら、ヒロインの髪がものすごく長いんです!・・・っていうただそれだけなわけだし。
だって売りっていやあそれだけだよ?って。
もちろんその髪を生かした様々な見せ方、アクションは随所にあるわけだけど、でも見慣れてくるとまあ、ただの長い髪なわけだし、一応回復魔法付きではあるけども、そんなに登場人物もケガしないわけだし別にねーって。
後半になると髪束ねちゃったりもして、まあですよねーって。
てかいっそのこの髪をラプンツェルの意志でウニョウニョ動けるもんにしちゃって、この作品のアニメーションとしての面白さや価値の最大要素にしてくれても良かったんじゃないかと。
この髪が動いてなんか困ることある?って考えても、別にないと思うし。
塔に閉じ込められていたっていっても、それは物理的にでなくニセお母様に心を捕らわれていたからみたいな設定なんだから、それくらいの特殊能力を与えたって物語の筋は変わらないはず。
そしたらあの最初の方の荒くれ酒場のシーン、そんなにあっさり君ら懐柔されちゃうの?っていう、まあいいけども・・・っていう若干モヤモヤ部分も、ラプンツェルの髪の毛パワーで荒くれ共を抑えつけてビビらせてから「・・・でもあなたたちにも夢があったでしょう?」っつう、ムチとアメのプロセスを経ての懐柔って流れなら素直に納得できんじゃないかって。
で、追っ手の衛兵や盗賊から逃げる場面では、ラプンツェルが髪の毛でブンブン岩とか投げつけたりすりゃあ子供は喜ぶぞと。
いや俺が喜ぶんだから多分子供もそういうの喜ぶはず。
で、そういう乙女の激情の具現化ともいえる動く髪の毛が、最後には男によって鎮められて、ラプンツェルは女性になったんだよっていう、まあそういうんでもいいんじゃないかって。
そんなことを思ったり。

あとラプンツェルを捕らえていたニセお母様、個人的に期待していただけに残念だった。
その、この人はこういう物語によくあるような魔女とかでなくって、特別な恐ろしい力でラプンツェルたちを追いかけるよー!!!っつーわけでもなく、意外にも本当に普通の人っていう。
ただ単にラプンツェルの髪の毛の力で若さを保っているだけ、それに固執しているだけのふつーの人間っていう設定で。
だからラプンツェルを捕らえていたのも、擬似とはいえ母親としての力によるもので、また再び捕らえようとする時もその娘としての心に訴えかけるという、わりと珍しいといえば珍しいタイプの悪役。
で、ニセ母がラプンツェルに対し「愛してるよ」っつーのはとりあえずウソだとしても、これにラプンツェルは「私も」って答える、親子の感情はそう簡単でないとはいえ、とにかくそう答える心があるわけなんだから、じゃあこのニセ母がニセであり自分にとっての一番の敵と知ったと時、ラプンツェルにはどんな葛藤が生まれるんだ???
そして自分の欲望のため、表面的とはいえここまで大事に育ててきて、こんなにも懐いているラプンツェルに対しニセ母は本当に愛情の欠片もないのだろうか???
ここらに関しての決着はぜひ見てみたいぞ!!!
・・・って思ってたんだけどな。
結局そこらへんはなんもなかったっつーか・・・
ラプンツェルはニセ母がニセと知るや「ひどいわ!」つって、ほとんど最後までそのままだし(ニセ母が塔から落ちる瞬間「あっ」って顔を少ししたくらい)。
ニセ母も別に、ラプンツェルを若返り装置以上に考えてないのかなーってまま退場しちゃったし。
んー、っていう。
だったらいっそあの盗賊兄弟を超極悪人にしちゃって、なんやかやの末に兄弟が向けてきた刃から思わずラプンツェルを庇ってニセ母は・・・っていうそういう展開でもよかったというかそういう展開でよかったじゃん。
いや結構愛嬌ある人だったから、なんか、ほんとそこは残念だった。

であとついでに、あのペットのカメレオンもあんまし意味わかんなかった。
まあこういうプチ動物相棒キャラも出す、まあ出すよねー、って意味ではわかるんだけど、でも別にカメレオンである必要なくね?ってくらいカメレオンとしての活躍場面はなし。
たまにちょっと色変わるくらいで、ただそんだけっていう。
普通だったらカメレオンなんだし、保護色で人の目くらまして大事なアイテムをゲットして来るとかしそうなもんだけど、何もなしで。
そんなとこもわりと謎だった。
またこの作品には馬も出てきて、最初は追っ手方だけど途中から味方になるっていうマキシマス君がいるのだけど、こっちはかなり活躍していた。
マキシマス君は結構良かった。
あと最後になっちゃったけど一応もう一人の主人公といえるフリン・ライダー。
まあ普通に良かった。

とにかくそんなこんな文句ばかり書いてしまったけど、思い出してみるとラプンツェル・・・しあわせになってほしいな、思うので(まあ確実にしあわせになってるんだけども)、感情的には決してキライじゃない。
もし将来自分に娘が出来て、レンタルビデオ店で「パパこれ借りたいー」って娘がこの作品を持ってきたら、「まあいいんじゃね」つって借りてあげると思う。
「リトル・レッド」だったら無言で元の棚に戻すけど、「塔の上のラプンツェル」ならまあいいんじゃねって。
そんな「塔の上のラプンツェル」だった。
 
 
図書館は、「フツーの子の思春期 心理療法の現場から」。
現代思春期っ子のことを知りたくて読む。
なんかもう・・・・・・・めんどくせって。
現代っ子めんどくせっっっっっって。
何を話しても大抵は「まあフツーに○○ですけど・・・」で返す感じで、でもって向こうからは話題を振ってこない。
振ってこない・・・・・・・・・ああわかるぞこの感じ!!!
なんだこの感じ!!!
いやなんだじゃねーよこういう奴らと俺常に接してるんじゃん!!!!!!
俺の日常じゃん!!!!!!!!!!!!!
めんどくせっっっっ!!!!!!!!!!!!!
って。
読めば読むほどムカムカ来ちゃうという。
で、女子の章になると、ああ・・・って。
じょ、女子は女子でめんどくせえなあ・・・こええなあ・・・俺男でよがっだぁ・・・
と。
だからやっぱこう人間は葛藤を経て経て、人間同士の本気のぶつかり合いを経てーーー、育っていかにゃあいかんのだなあ思ったです。
なあ。
でも自分から話題を振らない・・・あれ、俺も昔そうじゃなかったっけ?
思い出したりね。
いやそうでした。
私も変わったんです。
だから人は変われるんだなと。
良い方向に変わるといいねと。
人間らしいって何だろう?って・・・・・考えながら・・・・・生きるんじゃー。

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