今日は「図解 悪魔学」読みながらバスに揺られた。
帰って「水戸黄門」見た。
 
 
 
「図解 悪魔学」は、図解悪魔学。
悪魔についての諸々を文章と図で解説。
すんげわかりやすい。
わかりやす過ぎて逆にちょっと警戒したくなるというか、こんなわかりやすくていいの?思うほどわかりやすい。
その、自分がこれまで溜めてきた悪魔知識あってこそのわかりやすさなのかも知れないけど。
てかこれまでの悪魔関連本は、こんな本読むあなたなら知ってて当たり前でしょう、みたいなことが書かれてると、じゃあ後で調べようー、つって放置してたことが色々あった。
でもこの本はちゃんと、ここわかんないなー・・・って思ったでしょう?疑問に思ったでしょう?ほら、ここにちゃんと解説しといたから!つって、俺みたいな読者の先回りをバッチシしてくれてるのね。
例えば”偽ディオニシウス”って人の名前が出てきて、そういや他の本にも出てきたよーな・・・と思い出す。
で、なんだよ”偽”って・・・と当然思うその疑問に、この本は即答えてくれてるのよね。
ほんとかゆいとこ全部片っ端からかいてくれてるって感じで。
良い買い物をしたと思う。

そんで読んでて思ったのは、悪魔というか宗教、宗教ってものについて・・・・・・
例えば未来、一度人類が滅びかけて、もうそれまでの文明とか歴史とかがほぼ全滅しちゃったとする。
で、そんな世界にもし「水戸黄門」のDVDと再生機だけが残って、発掘されて、なんとか再生されたとするじゃないか。
そしたらご老公はさ、神とあがめられるわけだよね?
未来の世界の宗教の神になってもおかしくないわけだよね?
だって宗教ってそういうもんなんじゃね・・・
とかものすごく思った。
こう、その残された映像には、古代人、善良な古代人を苦しめる悪い古代人(悪魔と解釈されるかもしれない)がいて、そうしてそこに、絶大かつ不思議な力を持った謎の老人が現れるわけだよ。
これが神様でなくてなんだというのか。
だから助さん角さん弥七なんかは当然天使解釈で、これはご老公を守る守護天使ってことになる。
八兵衛だって戦う力は弱いけど、まあ四六時中一緒にいるんだから、何かしらの天使や聖霊ってことで、とりあえずよく食うから台所の神様みたいになるかも知れない。
で、内容的にも人情やらなにやらのいいことをたくさん言ってんだから、教典としての体裁もばっちしなわけだよ。
これが正典でなくてなんだというのか。
そういう未来をね、夢見ていきたいと思うわけです。
 
 
「水戸黄門」は、秘密を握られた男(清水)。
ある女性の命を救うため、ご老公はやくざ者たちの股をくぐることに。
「はいはい、わかりましたよ(笑顔)」
「ご、ご隠居・・・!」
「助さん角さん、座興じゃよ座興」
そらあ、そんな行動一つで人の命が救えたら安いもんだろう。
もんだろうけど、ご老公、やっぱあんたかっけーーよ!!と。
にこにこしながら汚い股くぐりまくっていくんだもんな・・・
この、心の置き方が素晴らしいと思うのです。
これは心の置き所の問題なのだろうなと。
余裕があるからなのかな・・・
余裕は強さゆえなのかな・・・
とにかくこの境地には近づきたく、今後ともみっちー(光圀)には色々学ばせてもらいたく思いました。

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