今日は帰って「パーマン」読んで夕飯食った。
「リンカーン」「〇〇な話」見た。
 
 
 
「パーマン」は、第2巻。
気が付けば年々好きなものは減り、嫌いなものはより嫌いになり、涙腺は緩んでいく一方よ。
そんな中、気付いたのは、「パーマン」という作品が年々俺にとって重い作品になってやしませんか、ということだ。
「生き埋めパーマン」という話では、パーマン1号(須羽みつ夫)に悪巧みを知られた!?と勘違いした悪人が、みつ夫の元へワイロの大金を送りつけるのだけども、それに気付いたみつ夫は、なんてやつらだ!と札束を即座に叩き捨てる。
っていうここでちょっともう、ウッ・・・ときて、いや泣いてはいないのだけど、ノー・ティアではあったのだけども、しかしなあと。
ここで咄嗟に、あ、もったいね、って思ってしまい、これがもし今の自分に起きたら、ここまでバッサリ捨てられるのか俺は・・・とかも考えたら、この須羽みつ夫の行動はあまりに純粋正義過ぎだろと。
パーマン過ぎだろうと。
などと考えると、なんだかな。
そんで結局、1号は罠にかけられて、コンクリート漬けになってしまうんだけど、うまくパーマンエムブレムを口にすることで呼吸を確保、復活大逆転劇となる。
まあよかったよかったさすがパーマンと。
そして最後のオチのコマで、「それにしてもお金を全部返したのは惜しかった」とかみつ夫が言うから笑うんだよ俺は!
それは笑うわ・・・。
です・・よねぇえ、と。
なんて楽しいマンガなんだと。

なんかパーマンは、やっぱ子供だからパーマンなんかなーと思ったりもした。
義務教育生須羽みつ夫には、基本重い責任などない。
小学生にとって大金なんて、ある意味ファンタジーアイテムというか、大人の受け止めるお金とはまあ違うもんだろうし。
だから、咄嗟の大金より、だって僕はパーマンだもんをストレートに優先できちゃう、それは人間・須羽みつ夫の性格もあるだろうけど、でもやっぱりそんな心を純粋に発揮できるのは責任のない子供だからなんじゃないかとも。
とにかくなんというか・・・俺にゃ無理だと。
今の俺にはパーマンになる資格はない・・・などと思ったと同時に、超人(アニメではバードマン。以下バードマン)が子供ばかりをパーマンにしたのは、そういった理由からなのかなとも。
まあ子供なら管理もしやすいし。
「決まりを破ったらクルクルパー(アニメや後期設定では動物)にするぞ」って言っておけば、とりあえずビビッて言う事聞きまくるしさみたいなね。

あとそれに関連して、ブービー。
ブービーはかわいい。
ブービーは、たくさんいる藤子かわいいキャラクターの中ではちっとも注目されていないと思うのだけど、個人的には本当かわいいよねブービー、と思うんだ。
まあそれはともかくとして、ブービー、なぜパーマンにチンパンジーを一匹入れたの?問題。
これは、やはりパーマン業というか、覆面ボランティアの過酷さゆえになのだろうかと。
そもそもパーマンは、小学生にやらすのはいいとして(いいのか)、あまりに自主的にやらせ過ぎとも思うんだよ。
だって事件とかは基本全部パーマンらが自分で見つけて、そんで仲間と力合わせて解決に動くんだもの。
いやいやいや・・・・・・バードさん?思うよそら。
あんたもう少し手助けしたれよと。
てか基本上官として、ヤバめな事件の時は作戦立案から、実際行動の指揮までは取ってあげてよ大人なんだし、みたいなのはさすがにこの年になって思い始めてきた。
普段の情報収集にしたって、なにを小学生に空飛ぶマント与えたからって、空をウロチョロさせたからといって、それでどうなるのさ?って。
まあマンガだから色々起きてどうにかはなるんだけどさ。
とにかくバードマンってのは、本当に肝心な時が来ないと、顔を出さない。
そして出すときは出すときで、かなりおいしい役どころで登場する。
現れては自分の株をしっかり上げていくという。
だからまあ好きなんだけどねバードマン。

そんで、なんだ、ブービー。
てかパーマンは悩む。
特に1号は、多感で優しい普通の少年なもんだから、過酷なパーマン業について色々と悩む場面も多い。
時には、通り魔の正体が一人で兄弟を養っている貧しくて仕事のない青年だったことを知って独断で逃がしてやり、僕のやったことは正しいことだったのだろうか・・・とも考える(「通り魔は二度と出ない」)。
そんなことを自分自身の問題として悩むことなんて、この年代の少年であるもんじゃないだろうと。
パーマンどんだけよと。
幸いこの話では、青年はその後仕事にありつき、今後どんなことがあろうと通り魔にはならないと誓い、ハッピーに終わる。
でも、いつか、結果間違った判断を下してしまう時だってあるんじゃないだろうか。
良いと思ってやったことが、パーマンとして行ったことが、後で、須羽みつ夫を苦しめることにしかならないことだって起こり得る。
パーマンなんてやってたら。
でもパーマンは一人じゃない、仲間がいる。
元祖ツンデレ娘パー子と、頭脳派メタボのパーやん、そしてスタンダード(実際はかなりレベル高く思えるけど)少年みつ夫、この個性それぞれの考え方があれば、一つの問題にも様々な解決の仕方で当たることができる。
しかしそれでも彼らだけでは解決できないこと、人間には答えの出せないことだってあるだろう。
時には人間だけのエゴで事が進められてしまう恐れだってあるのではないか・・・
そこでブービー!!!!!!!!!!!
・・・という考えは、やはり強引か。
つかブービーってかなり人間っぽいんだよね。
言葉が通じないってだけで、コミュニケーション自体は普通に取れるわけだし。
そんでも、ブービーならではの、動物たちの問題を解決する話もあるわけなので、そんなこんなもあってのブービー、動物メンバーなのかと。
あのバードマンのこと、きっと色々考えあってのことなんだろうと。
決して、なんかかわいいからって理由じゃないはずだぞと。
一応そう思う。

ちなみに通り魔の話では犯人を逃がす前、
「世の中がよってたかってぼくらをいじめてるような気がして、腹が立って腹が立って」
「ムシャクシャシて関係ない人をぶんなぐったの・・・。同情はするけどそれはあんまりムチャクチャだよ。なぐられるといたいもんだよ、ほらね」
(ポカポカ)
「ヒー」
というやり取りがあって、もちろん手加減はしてるけど、1号が青年を殴るコマがある。
普通にただ、「殴られると痛いよ」ってことを伝えるためだけに、怒りもせずに殴るのだ。
それは・・・確かにやっておかないとな・・・と思わざるを得ないこのヒトコマを、知っている人がどれほどいるのか。
「ドラえもん」を知っている人程は知られていないのは確実。
そんなことを抜きにしても、「パーマン」はもっと読まれるべき作品だと思うんだよ、本当に。
 
 
「リンカーン」は、バックトゥーザ。
昔から女子が戦う物語はあった。
「スケバン刑事」とかそういやあった。
見た事はないけど。
なんで仮面付けてんだ。
 
 
「〇〇な話」は、好きな話。
この番組もゴールデンになるとか。
まあこれは・・・なってもいいかなって。
なっても見れるときはみたい。
そして今回はケンドーコバヤシが参加していた。
ケンドーコバヤシは最近なんとなく好きだ。
前から好きっちゃ好きだったのだけど、最近その度合いがなんとなく上がった。
ケンドーコバヤシはよくアニメやマンガの話をするけども、個人的にはオタクではないと思っている。
ケンドーコバヤシのアニメ・マンガ知識は広くて荒い感じがするからだ。
浅いではなく荒い。
それでいいと思う。
仕事に生かす意味もあるかもなんだけど、話を聞いてると、この人はアニメやマンガを楽しんでるなーって感じが伝わって来る。
俺がボロクソに言ってるような作品を、めちゃめちゃ楽しんでいるという話をしていても、自分の中でこの人の好き具合はちっとも下がらない。
むしろ逆に、大事なのは、楽しめるってことなんでないのか?・・・とか考えさせられる。
「NARUTO」とか読んでみようかなって思わされたりもする(別に「NARUTO」はボロクソにまでは思ってないけど)。
色々きっかけをくれるという意味でも、今の自分にとって重宝な人になってくれそう。

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