今日は帰って容赦せん。
ビデオを返した。
 
 
 
心の重石を一つ一つ取り除けていけたらと思う。
できれば誰の手も借りないで。
できるかなー。
まあ今年中にはなんとかねー。
早く正月来ねーかなー。

それにしても年々好きなものは減り、嫌いなものはより深く嫌いになっていくというこの兆候はいけないと思うんだ。
今日もレンタル店で、やたらいまどきーな、いまどきアニメーな曲がかかってて、「真綿で首を絞める~♪」「わたし女神~♪」「一度目の奇跡は君が生まれたこと~♪」みたいなあれで、思わず顔ぐあ歪んだ。
ていうかオエエエエエエエエエエエエっ、オエエエエエエエっみたいな。
なに?こういう曲を嫌いな自分再確認のための顔面引きつり?発作モドキ?って、わけわからんしよ。
でも実際、嫌いな音楽を強制的に聴かされるのって、結構な暴力なんでないの?思ったりもするよ。
っざけんなって、ってなるよそら。
いやなんないだろ普通。
昔はなってなかったもんな。
うー・・・

そんなこんなで今日の内に、こんなおもしろソング聴かされちゃったんだけどさー、ああこれじゃねそれ、つって、奇跡ソングの正体を教えてもらった。
そんで、ああ・・・思った。
なるほどね、みたいなね。
いやいんだけどね・・・いやいいんだよ別にさ。
いんだけど・・・まあいいや。
みたいな。
まああの、自分が聞いたのは生歌バージョンだったらしいけど、そんなことどっちだっていいんだよ。
歌い手さんどうこうじゃねっつんだよ、歌詞と曲に対するあれで、あれだったんだからさ。
まあでも・・・いいんだ。
この歌で救われる人だっているかも知れないんだ。
そうだろうドラえもん。
なあドラえもん・・・
 
 
 
<昨日見たテレビと映画>

「シンケンジャー」
後半15分ばかし見た。
ほー、そうなんだー・・・だった。
何かがかつての俺と比べて足りない。
番組がじゃなくて俺の中に足りない。
なんだろうなそれは!
なんなんだろうな。

「W」
ブンブーン!
という。
かつてラーメンマンをそこそこ苦しめた奴だ。
まあそんな感じで。
 
「ノーカントリー」
もう評判のいい映画しか見ないぞ宣言。
いいんじゃないか。
それで「ノーカントリー」はどうだったか・・・むー。
てかルウェリンが、受信機に気付く前にカバンをこう、隣の部屋から引っ張って~ってやったのは何故なの?って。
あの場面って受信機知った後にやったなら、おーって思ったのかも知れないけど、なんかあの時点じゃ意味わからなくない?っていうのは・・・何かを自分が見落としてるだけなんだろうか。
それとも、単にカバンつまっちゃっただけとか?
うーんー・・・
あと、これは完全に好みの部分なのかも知れないけど、コワイコワイ言われてる殺し屋シガー、一番期待してたとこなんだけど、個人的にはそこまで怖くも魅力的にも思えなかった。
まあ比べてどーするって話なんだろうけども、インパクトのある殺し屋っつってもやっぱ「イチ」とかには遠く及んでないし(いやこれもう完全に好みの話だけども)、あと映画全体にしても、銃声&暴力こわいよこわいよ度は例えば「ブラザー」とかの方が圧倒的だったしというか、そんなとこで勝負してないからいいのかも知れないけど、なんだかちょっと、期待してたところで色々物足りない部分があった。
それとこれもかなり個人的に、シガーはなんかバンバンすごげな銃使うより、ずっとあの酸素ボンベウェポンだけで、ゆる~り迫っては、バン!みたいなパターンというかキャラクターに徹してほしかった気もした。
でもまあ、ああいう構成とか、終わり方とかは、なんかまあ、まあねって感じで嫌いでもない。
トミーリージョーンズが警官だからって何がどうなるわけでもないんだぜ的な、なんかそういうのは、いいよねって。
トミーなんもできねえし、シガーは勝手に○○ってるし、はい終わり~、みたいなそういうのは結構好みだったりもして。
まあそうゆう・・・映画だった。

「300」
「スパルタ人は~」という作品。
終始「スパルタ人は~」という。
マッチョ。
マッチョはよろし。
マッチョ大好き。
でも映画全体的には・・・まあね、という感じで。
何がどう悪く感じたのとか、あんまよくわかんなかったんだけど、とにかく・・・まあ別にーという。
そんな映画だった。

「小さな恋のメロディ」(ネタバレ)
これは正直、もう疲れたし、見ないで返そうかなとか思ったんだけど、もったいないから無理やり見た感じで。
まあオーケンも歌ってたしみたいなあれで。
そしたら、なんだこりゃ、と。
なんだこりゃ・・・なんだ?この涙?という・・・。
もう別に、なんで?という場面で、次から次へと目から心の汗が・・・っつー、っつーようなね。
なんだろうかね。
トムがさあ、いやまずトムから?なんだけども、トムは主人公の友達なんだけども、本当いいやつなんだよ。
いや”いいやつ”つっても、単にすごい優しいとかそういうんじゃなくて、少年時代の男友達として、こいついいやつだな・・・っていう感じのあれで。
ダニエル(主人公)が多分大人になったとき、あれもトムから教わったこれもトムから教わったとか、なんかそんなふうに思い返せるような、きっとそんな奴なんだよっつー。
トムはもう。
でもあくまでトムはトムなんだ。
あくまでこの映画では主人公の男友達だから。
主人公はダニエルだ。
ダニエルがまたかわいいんだよ・・・・・うわこいつかわえーっていう。
十歳金髪おそるべしっていうね。
でもかわいいし十歳なのに、いきなり親父が読んでる新聞に火つけたりもする。
それはこの時代この国ではどの程度のイタズラなの?っていうとこもあり、ヌード写真を参考に裸体絵を真面目に描いて母親にどん引かれてみたりもありで、なんかとにかくそういう時期かみたいな。
そのダニエルが、メロディという同級生の少女と恋に落ちるわけだよ。
それが「小さな恋のメロディ」なわけだよ。
なんで最初にトムに触れちゃったんだ、というそこは勘弁的なくらいに、ダニエルとメロディが、ああ・・・っていう。
メロディのかわいさがとてつもなく良い。
とてつもなく程よくかわいい、ってところがなんか良い。
すごい美少女ってわけでもないところが。
立て笛吹く場面の、最初の脚の曲げ方なんかもすごくガキ臭くていいし。
そんでこいつらが、なんやかやで、「結婚したい」言い出すんだ。
お互い初恋だろうよ。
「だって好きなんだもん」って。
「好きなんだから一緒にいたいって、間違ってるの?」って。
そんなこと十歳のクソガキに真面目に言われてさ、例えば法律とか持ち出して云々するのは、本当野暮天じゃあないかよ。
だから、メロディの親御さんらも困るわけだよ。
すごく優しく困るわけだよ。
あのちょっぴり厄介そうだったメロディの婆さんすらも、「どうしていけないの?」つって泣く孫を見て、何も言わずちょっと、こう、なあって。
あそことかもなんかもう、ババアが良いぜ。
そんで結局何をしたところで、同級生たちの協力で結婚式挙げてみたり、ダニエルの母ちゃんの車爆弾でぶっ飛ばしてみたり、先生たちを撃退してみたりしたところでっていう話なんだよな。
ダニエルとメロディが、トロッコにー乗ってー逃げてくのー♪やったところで、どこに行けるわけでもないしさ。
結局は子供の世界の枠だけでの話なんだから。
それを少しも、実はそうだよ、って映画の中でしてないところが、逆に素直に残酷だと思うし、だからこそ素直に愛おしくなれてしまう「小さな恋のメロディ」というか。
こんなのはもうたまんないだろ俺は、というかね。

トムが・・・最初はダニエルの方が、トムと仲良くなりたい!って感じだったのに、ダニエルがメロディに恋しちゃってからは、徐々に、「あれ、ダニエル俺からちょっと離れてきてね?一足早く大人になろうとしちゃってね?」っていう感情が、場面的に感覚的に伝わってきて、ダニーの名を絶叫するとこは多分何度見ても笑えるだろうし。
そんで曲も、ああこの曲ってこの映画の曲だったんだってっつーので、なんか納得だし。
だからこれはもう買って手元に置くよ。
そらもう置くさよ。

コメント

もりのいずみ
2010年1月26日12:16

「小さな恋のメロディ」は名作ですよね。
私は、メロディーが街で金魚を買って道端の水たまり(?)で金魚を離してそれを眺める、というシーン、ビージーズの曲にのって情景が流れていくシーンが特に好きで・・・あの映画はそういう、映像的にも詩的な部分が多いのがいいなーと思うのです。

日記羊
2010年1月26日20:51

金魚の場面良いですよね。あの場面一連でああもうこの映画ヤバイかもとか思ってしまった感じです。ああいう絵が自然な形で撮れて、このキャスティングで、この音楽、もう参るしかないだろうと。
情景とか音楽について「こうだから良かった」みたいに言うのは苦手なのですが、でも意味不明に泣けたのも、そういう詩的な部分から受けたところが大きかったんだろうなと思います。
あとこうした一種リアルを切り取りつつみたいな映画って、実は本国の人的には「なにこの場面?」みたいに思える所があったとしても、知らない日本人としては「こんなんなんだー」って納得してしまえる強みめいたものがあるような気もしました。しかし事実そういう部分があったとしても、私のこの映画に対する評価は変わらないわけなのですから、そんなとこもひっくるめて、映画って面白いなーって思わされたりもしました。

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