わっほー・・・
 
 
 
わっほー的ことがないんだよ最近!
なんだろう。
アニメかな。
いやもうアニメとかじゃ・・・アニメじゃ今の俺の心は埋まらないよ。
いや例え埋まったとしてもね、それは一時的なもんじゃないか。
一時的というか、なんかほんと人任せみたいな。
そんなんじゃダメだ。
じゃあプラモでも作るか。
むふー。
 
 
「のらくろ」は、田河水泡。
なんかこう、本棚バーッとやってたら一冊発掘された。
のらくろが軍隊を辞めちゃう巻で。
除隊して、大陸に渡るんだ。
そして鉱物資源発掘に励むという。
うむ。
なんかこう、なんか知らんけど面白いっちゃあ面白い、みたいな感じで読み進めるマンガであり。
でもたまに、いやちょくちょく、ページめくるといきなり次の話に移ったりして、あれ?今のがオチだったの?てなこともある。
でもま面白い。
ほのぼのしながらも、ガッツと柔らか頭とで、のらくろは自らの人生ならぬ犬生を立派に歩んで行くんだな。
ちょっとあわてんぼでうっかりなとこもあるけど、さすがにケンカは強いしピストルも撃てる。
男なんだのらくろは。
なんで俺こんなダラダラ「のらくろ」読んでんだろ・・・
かえってのらくろに申し訳ない。
そんなことを考えもする。
もうどうしよう。
 
 
 
<新連載沖縄小説>

「おきなわくん①」

ある沖縄におきなわくんという青年がおりました。
おきなわくんは高校を卒業してからは地元の綿糸工場で働いていましたが、あるときふとこんなことを思ったのです。
「ぼくは・・・ぼくは沖縄のことをもっと知りたい!そして由美子さんにプロポーズするんだ!」
おきなわくんは貯金を全部下ろすと由美子さんの住むアパートへと行きました。
「由美子さん!出て来てください!」
由美子さんは何事かと二階から顔を覗かせます。
見ると一人の青年が、夜の闇の中で街灯に照らされ立っています。知らない顔です。
「由美子さん!次に会うときはきっとあなたにふさわしい男になって帰ってきます!」
由美子さんはビックリしました。そうして携帯電話ですぐさま警察へ通報したのです。
しかし警察官がやって来たときにはすでにおきなわくんの姿はなく、そこにはデイゴの花が一輪残されているばかりなのでした・・・。
これを見た警察官はもうカンカンです。
「おのれ沖縄県警の力を甘く見るなよ!きっと捕まえてやるぞ!」
新島巡査長は憤怒の余りデイゴの花をむしゃむしゃと食べてしまいます。
こうしておきなわくんの沖縄旅は、波乱の幕開けとなったのです・・・。

つづく

(今日の沖縄)
●デイゴの花
沖縄県を代表する県花。琉球大学で学生が配っている合格電報の文面は“デイゴ咲く”(ウィキペディア他より)。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索