「バンパイアハンターＤ」を二回見た。
「あらびき団」は見逃した。
「水戸黄門（再）」は、西村晃。
ふ、フツーに面白れぇ・・・って毎回思うんだよね。ここら辺の黄門様は。
そりゃあマンネリだろうさ。
毎度毎度黄門様ご一行がどっか行って、ひと騒ぎあって、無敵の黄門軍団が暗躍して暴れてうむうむハハハハハハハハ！でおーわーりー、だよ。
でもなんか、凝ってない話＝面白くない、みたいに半ば決め付けちゃう人もいるけど、でも面白いってそれだけのもんじゃないってことに気付くと、「水戸黄門」ってやっぱりすごく良く出来てて面白い作品なんだよなって。
これは調子良いときの「土曜ワイド劇場」にもいえることのはず。
なんというかもう、そんな賢い話でなくたって、間違いのない・はずさないストーリー、力のある役者、期待通りの展開、これをしっかりやってりゃ充分優れてて面白い作品なんだってって、わたしゃ声を大にして言いたいよ。
つーかもう、役者って力あるんだなーってのを今回はとくに思った。
黄門様が娘と話してて、その向こうの庭に助さん格さんが控えてるんだけど、何もしてないのになんか、パワーが伝わってくるんだよね。
ただ突っ立ってるだけなのに、ビシッとしたもんがあって、ああ助さんと格さんだなーって思うというか。
というか黄門軍団はみんなそうだ。
そんで、こんな奴らが最後に一緒になって暴れるんだから、そら勝てねーよっていう（一緒でなくても勝てねえ）、説得力があるんだな。
とにかくちょっともう「水戸黄門」、な、何よ「水戸黄門」？って思ってしまったので、これからもビデオ録って見続けることにした。
「バンパイアハンターＤ」は、英語版（劇場公開版）と日本語版。
なんかよくわかんないけど勢いのまま連続で見た。
ミスター！ウェーイ！（ここも大好きだ）の後、そういや日本語版だとどんな感じだったかなー、みたいな理由で。
つーか・・・これも面白ぇなぁおいって本当、いつまでも面白いよ。
英語版も日本語版も同じとこでウオオオーなって同じとこで鼻汁出るんだもの。なんで地上波でやらないんだろうかって。
もうなんだろう、なんなのか、良いものはバンバン外に出して見せてあげたほうがいいと思うんだけど、ほんとなんなの？って思うよ。
そんで見終えた後ちょっとこっそり、動画あんのかな？って調べてみたら、あった。
あ、あんのかー・・・って思って、複雑な気持ちでさらに調べてみたら、勿論好評のようで、そりゃそうだよ！てかＤＶＤ買えよ！！！！！！（いや怒ってないけどね）とか。
でも知らなきゃ見ないし当然買うこともない。でもそれを理由にこういう動画を有りってすんのは心底腹の立つことだし、口が裂けても言っちゃいけないことだとも思う。盗人猛々しいというか、悪いことしてるならしてるで、胸を張らずに涙を呑んで悪いことしてます・・・って言うしかないだろうがよって。
でもまたその反面、こうして自分の好きな良質作が人の目に触れることと、気付かれないままでいること、どっちが感情的に喜ばしいのだとか考えると、正直複雑な気持ちになったりもする。
とはいえ、金がかかってるんだ。
とくにこの作品は、見りゃわかるけど、金も技術もそーとーかかってんだい！
でも今一マイナーだから国内じゃそんな広く評価されていないんだ・・・知ったんなら金払ってあげてよーって。
俺は映画３回見に行ったしＤＶＤだって二枚買ったんだ。なぜなら公開直後の頃は英語版と日本語版が別々で売られてたから。え、えええー・・・って思いつつ、とほほ・・・つってそんでも両方買ったんだよ。あとフィギアとかサントラとか絵コンテ本とかその他グッズも色々買ったし。今思い返せば、おいちょっと俺、と思う部分もあるけど、学生の時分はとくに欲望に忠実だったからしょうがないんだ。
もし、こういう違法動画で有名になって、広く認められるようになったら、それはそれでまた複雑なことなんじゃないかとも考える。
心情的に決着のつけようのない羽目に陥るような気がする。
なんかもうやだよなこういうのは。
本当にいつまで続くんだろうか。
＜今週のどうでもいい発見＞
とりあえず勢いのある曲なら例え萌え系ソングだろうが「これなんかカッコいいですよね」と言っとけばいっぱしに思われる気がする（言った人が）。
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