赤毛の大将

今日は起きて「赤毛のアン」見ながら朝飯食った。
色々やって昼飯食った。
床屋行って「鉄拳6」やって帰った。
ジム行って「鉄拳6」やって帰って「珍百景SP」見て夕飯食った。
「珍百景」「あらびき団」「ゴッドタン」見た。
　
　
　
「赤毛のアン」は、なんか見るのめんどくさいって思ってて、少し見たら、即座に気に入った。
好きだアン・・・大好きだ。マリラ込みで。という。
いやもちろん、ついでで悪いが、マシュウもね。
アンは孤児院からやってきた。
マリラ（妹）マシュウ（兄）初老兄妹は、本当は働き手となる男の子がほしかったんだ。
でもなんか知らんがやってきたのは赤毛の変な女の子。
「あたしやせっぽちで、そばかすだらけで、ううん、でもそんなことはいいの、いくら想像しても変わらないのはこの赤毛よ」（山田栄子）
走っても走っても〜♪（OP
容姿に上記のようなコンプレックスがあって年がら年中あれこれ想像してわけわからんこと言ってて我が強くて癇癪もち。
それがアン・シャーリー。

そんなアンを「おだまり！」と抑えるのがマリラだ。
マリラはこう、一見「世界名作劇場」のいじめ役おばさんみたいな感じなのだが、事実最初はアンを歓迎してなかったのだが、でもちがうのだ。
この赤毛のおかしな女の子が妙に気に入ってしまって、好きになってしまって、子供を持ったことのないマリラの心に何かが芽生え始め…みたいななんかそんな。
このおばちゃんが全っ然笑わないというか、滅多に笑顔見せないし、見せてても、よくよく口元に注目していないと気付きにくい。
話の流れと作画的にこれは笑顔と判断して良いのかな？レベル。
いやーていうか見ないとマリラの良さはわからんと思うですぜ。いやもう、マリラ。
つかマリラ主役じゃねー？って思うことがあるくらいで。

マシュウは、そんなぶつかり勝ちな二人を本当に暖かい眼差しで見守るナイスじいちゃん。

アンはなんか何言うかわからなくて、「こうなの、こうなの、あたし、それで、あたし、こうなの」ってずっと言ってて、山田栄子が言ってるぜ、というキャラ。
で、これでうっかりアンが美少女だったりして、何だかんだの事件の末「アンの言っていることは正しかった」みたいになって落ち着いてたら、俺はきっと萎えてた。
なんだか「ココロ図書館」とかみたいになりそうだしというか、まあならんだろうけど、とにかく。
でもそこでマリラが「おだまり！」「さぁさ、わけわかんないこと言ってないでさっさとお食べ」とか、大人然としてピシャリと言ってくれるので、いいんだ。
いやアン単体でも充分良いんだけどさ。今のところマリラとマシュウ以外はだれもアンの言葉に耳を貸してないし。
あと外見的にはかわいくないキャラってのも、いい。もう美少女はいいべさ…って思ってたところに、こいつはとんだメシア。
でもアンは外見、本人言うほど悪くはないと思う。かわいいというより、たまに格好良く見える。横顔とか。デコ広いけど。
デコはね…赤毛とかそばかすとかより余程気になるのだけれど、でもそこも含めてかわえーと思う。

物語的にも、いいよね。時間がものすごゆったり流れてる感じで。
作画数稼いでねーか？ってそんなことじゃねえよ演出だよ。
静止画＋音楽が続くな〜、とかさ、演出だってんだよ。そう思えっていうかそう思って見てるし。
まあ事実、いい感じであるし、いいんだ。
今日なんて「アン日曜学校へ行く」で、アンが教会行って帰ってくるだけの話だぞ。
＜うろ覚え今日の「アン」＞
・アン、マリラの作ってくれた服が地味で気に入らなくてガッカリ（アンはそういうことをはっきりいう）
・ついでに新しく買ってくれた帽子も地味でガッカリ
・アン、日曜学校へ行く途中で花を摘みまくり、帽子を花だらけにして飾る、しかし笑われる
・教会で説教の最中、外の景色に向って「神さまありがとうございます！　神さまありがとうございます！」と連呼
・家へ帰るとチクりおばさんがマリラに教会での有様をチクる、おばさん怒る、アン帽子を飾った理由をいう
・「だって、胸には花を飾るのに、帽子にはいけないっておかしいと思うわ」
・「あんたが何かやると、あたしがみんなに言われるんだよ」
・「あたし、おばさんに迷惑かけてるのね、あたしなんか孤児院へ帰った方がいいんだわ」（アン家を飛び出す）
・「あたしがあんたを孤児院に帰すだなんていうと思ったのかいっ」
・アンを追おうとするマリラにマシュウが「あの子が帰ってくるよ、きっとアンといい友だちになるんじゃないのかい」
・「さあ、そんなこと知りませんよ」と言いつつアンを探しに行く
・アン、迎えにきたマリラに抱きつく
おわり

まあ思ってたより色々あったけど、そんな感じでしたので、近いうちDVD借りてきて答え合わせします。