大草原流奥義
2007年7月30日今日は「あしたのジョー2」観て「サーカスのおじさん」観ながら夕飯食った。
つらい。
つらいな。
しかしがんばる。
俺はがんばれるんだ。
がんばった上に結果だって出しちゃえるんだ。
誰だって出せらあ。
がんばればな。
がんばった結果まるで何も残らないなんてことないよ。
見せてやるよ。
俺の八極蟷螂拳をな。
「あしたのジョー2」は、ヘイヘイヘイテスト。
パンチドランカーテストだ。
だいじょうぶだ、ジョーはパンチドランカーなんかじゃねえ!(段平)
いやーもっと専門家に診てもらったほうがいいと思うんすけど・・・。
でもそれは葉子がやってくれていた。
専門家にジョーの症状をあれこれ伝えてお伺いしているのだ。
そしてジョーは箱根のサナトリウムを訪れる。
ここにはカーロスがいるのだ。
車椅子に座り蝶を追うカーロス。
しかしカーロスはジョーと戦ったことは忘れない。
お互いの全てを出し合い戦った記憶は決して消えることはないのだろう。
激しい生き様。
こんなものを見せられて黙っていられるわけがない。
強く、俺はより強くなる・・・・・見てやがれ!!
・・・ばかりだと正直疲れるし、ふう・・・ってなるので、そういうときは、もう、「大草原」。
今回は「サーカスのおじさん」だ。
あるとき町にサーカスのおじさん、オハラさんがやって来る。
サーカスつってもすげー小さい、なんかサーカスっていうより馬車に猿とカラス乗っけた手品師のおっさんが来たよ、みたいな規模なのだ。
そんでこのおっさんが手品したり、「魔法の薬だよ」といって謎の粉薬を人にあげたりする。
すると頭痛が治ったりなんだりするのだ。
お代はいらないよ。
そんでオルソンさんがわき腹痛しということでこの薬もらうのだけれど、実は盲腸で、手術しなきゃまずい!
でもわたしは手術なんていやよ!あの薬があれば大丈夫よ!
といって手術受けさせない。
でも薬はインチキなんだ・・・・・・・・オハラさんは騙すつもりなんてこれっぽちもなかったんだけどね。
そんでもまあ、どうにかこうにかオルソンさんに手術を受けさすことができたのだけれど、結構危機一髪だった。
手術がもう少し遅れていたら命がなかったかも知れん、だったらしい。
悪気はなかったにせよ、オハラさんはこの町から出て行ってもらおう、とそういうことになった。
またいつオルソンさんのような薬信者が増えるとも知れんからだ。
本当にオハラさんに悪気はなかったのだ。
ただ困ってる人に、秘密の薬ですよ、どうですか、効き目は神のみぞ知る・・・ってあげちゃうだけなのだ。
それで効けばいい、効かなければそれきり、で済めばよかったんだけど、そうはいかなかったのだ・・・。
そんなわけで町を去ることになったオハラさん。
「元気でな」
チャールズとの別れの握手。
そうしてオハラさんは、ローラやメアリーの心にちょっぴり不思議な気持ちを残し、どこかへと去っていくのでありました。
(おわり)
・・・ではなかった。
まだ終わってなかった。
つか正直本当に終わったと思ったんだけど、まだ続きがあった。
突然ジャック(犬)が通りすがりの馬車に轢かれてしまうのだ。
致命的な外傷はないものの、意識が戻らない。
オハラさんを呼んで!オハラさんなら秘密薬できっと治してくれるわ!とローラ。
困るチャールズ。
とりあえず連れ戻すチャールズ。
オハラさんは・・・秘密薬を布に染込ませてちょっぴりジャックに舐めさせた(ふりをしただけかも)。
オハラさんと2人きりになったチャールズは「約束が違う!」と怒る。
チャールズは、薬がインチキであることをきちんとローラたちに説明させるためにオハラさんを連れ戻したのだ。
オハラさんは言う。
今我々がジャックに対してできることはなにもない、ただ待つだけだ。待つというのはつらい・・・薬のことでローラが少しでも安心するのであれば、今はそうしてあげていたい、と。
そして結果的にはジャック、治った。
すっかり元気になった。
ありがとうオハラさん!ねえ、この町にずっといてよ、そうしたら町から病気がなくなるわ!
でもオハラさんは言う。
事実を言う。
インチキ、全部ウソパチなんだと。
例えウソでも・・・人に感謝されると、自分がえらくなったように思うんだ、それはもちろん錯覚なんだけど・・・自分はさびしい人間だから、そうやって人の気を惹きたかったんだ・・・。
オハラさんは、何もそこまで告白せんでも、みたいなことまでローラに伝える。
でもそれが、オハラさんの真実の言葉なのだ。
ローラは何も言わずただ泣いていた。
ジャックが治った、よかったよかったー、やっぱりオハラさんはすごいんだわ!不思議なんだわ!
そうだな、不思議だな。
・・・とかで終わんのかともちょっと思ったんだけど、そうはならなかった。
うん、まあいいか、みたいな展開で終わらない、それが「大草原」流。
なのだろうか。
でもまあサンタさんとかそういうのならまだしも、薬、とかだしね。
命とか身体に関わることだし、そこはしっかりしとかないといけないよな。
子供の頃強烈に信じてたことって、大人になってからも、そんなわけない思いつつも、心のどこかで信じ続けてる自分がいるような気がするときあるし。
ローラが将来変な宗教とかにハマっても困るしな。
そこはビシッとしとかんとだめだ。
ビシッと。
つらい。
つらいな。
しかしがんばる。
俺はがんばれるんだ。
がんばった上に結果だって出しちゃえるんだ。
誰だって出せらあ。
がんばればな。
がんばった結果まるで何も残らないなんてことないよ。
見せてやるよ。
俺の八極蟷螂拳をな。
「あしたのジョー2」は、ヘイヘイヘイテスト。
パンチドランカーテストだ。
だいじょうぶだ、ジョーはパンチドランカーなんかじゃねえ!(段平)
いやーもっと専門家に診てもらったほうがいいと思うんすけど・・・。
でもそれは葉子がやってくれていた。
専門家にジョーの症状をあれこれ伝えてお伺いしているのだ。
そしてジョーは箱根のサナトリウムを訪れる。
ここにはカーロスがいるのだ。
車椅子に座り蝶を追うカーロス。
しかしカーロスはジョーと戦ったことは忘れない。
お互いの全てを出し合い戦った記憶は決して消えることはないのだろう。
激しい生き様。
こんなものを見せられて黙っていられるわけがない。
強く、俺はより強くなる・・・・・見てやがれ!!
・・・ばかりだと正直疲れるし、ふう・・・ってなるので、そういうときは、もう、「大草原」。
今回は「サーカスのおじさん」だ。
あるとき町にサーカスのおじさん、オハラさんがやって来る。
サーカスつってもすげー小さい、なんかサーカスっていうより馬車に猿とカラス乗っけた手品師のおっさんが来たよ、みたいな規模なのだ。
そんでこのおっさんが手品したり、「魔法の薬だよ」といって謎の粉薬を人にあげたりする。
すると頭痛が治ったりなんだりするのだ。
お代はいらないよ。
そんでオルソンさんがわき腹痛しということでこの薬もらうのだけれど、実は盲腸で、手術しなきゃまずい!
でもわたしは手術なんていやよ!あの薬があれば大丈夫よ!
といって手術受けさせない。
でも薬はインチキなんだ・・・・・・・・オハラさんは騙すつもりなんてこれっぽちもなかったんだけどね。
そんでもまあ、どうにかこうにかオルソンさんに手術を受けさすことができたのだけれど、結構危機一髪だった。
手術がもう少し遅れていたら命がなかったかも知れん、だったらしい。
悪気はなかったにせよ、オハラさんはこの町から出て行ってもらおう、とそういうことになった。
またいつオルソンさんのような薬信者が増えるとも知れんからだ。
本当にオハラさんに悪気はなかったのだ。
ただ困ってる人に、秘密の薬ですよ、どうですか、効き目は神のみぞ知る・・・ってあげちゃうだけなのだ。
それで効けばいい、効かなければそれきり、で済めばよかったんだけど、そうはいかなかったのだ・・・。
そんなわけで町を去ることになったオハラさん。
「元気でな」
チャールズとの別れの握手。
そうしてオハラさんは、ローラやメアリーの心にちょっぴり不思議な気持ちを残し、どこかへと去っていくのでありました。
(おわり)
・・・ではなかった。
まだ終わってなかった。
つか正直本当に終わったと思ったんだけど、まだ続きがあった。
突然ジャック(犬)が通りすがりの馬車に轢かれてしまうのだ。
致命的な外傷はないものの、意識が戻らない。
オハラさんを呼んで!オハラさんなら秘密薬できっと治してくれるわ!とローラ。
困るチャールズ。
とりあえず連れ戻すチャールズ。
オハラさんは・・・秘密薬を布に染込ませてちょっぴりジャックに舐めさせた(ふりをしただけかも)。
オハラさんと2人きりになったチャールズは「約束が違う!」と怒る。
チャールズは、薬がインチキであることをきちんとローラたちに説明させるためにオハラさんを連れ戻したのだ。
オハラさんは言う。
今我々がジャックに対してできることはなにもない、ただ待つだけだ。待つというのはつらい・・・薬のことでローラが少しでも安心するのであれば、今はそうしてあげていたい、と。
そして結果的にはジャック、治った。
すっかり元気になった。
ありがとうオハラさん!ねえ、この町にずっといてよ、そうしたら町から病気がなくなるわ!
でもオハラさんは言う。
事実を言う。
インチキ、全部ウソパチなんだと。
例えウソでも・・・人に感謝されると、自分がえらくなったように思うんだ、それはもちろん錯覚なんだけど・・・自分はさびしい人間だから、そうやって人の気を惹きたかったんだ・・・。
オハラさんは、何もそこまで告白せんでも、みたいなことまでローラに伝える。
でもそれが、オハラさんの真実の言葉なのだ。
ローラは何も言わずただ泣いていた。
ジャックが治った、よかったよかったー、やっぱりオハラさんはすごいんだわ!不思議なんだわ!
そうだな、不思議だな。
・・・とかで終わんのかともちょっと思ったんだけど、そうはならなかった。
うん、まあいいか、みたいな展開で終わらない、それが「大草原」流。
なのだろうか。
でもまあサンタさんとかそういうのならまだしも、薬、とかだしね。
命とか身体に関わることだし、そこはしっかりしとかないといけないよな。
子供の頃強烈に信じてたことって、大人になってからも、そんなわけない思いつつも、心のどこかで信じ続けてる自分がいるような気がするときあるし。
ローラが将来変な宗教とかにハマっても困るしな。
そこはビシッとしとかんとだめだ。
ビシッと。
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