今日は起きて「ゲキレンジャー」〜「マイメロディ」観た。
「マッドメン」読んだ。
 
 
昨日はSゲンさん宅へお呼ばれされたのでいつものメンバー共々行ってあげた。
「よぉー!」
待ち合わせ時間30分を過ぎた頃Sゲン・カーで颯爽と登場したSゲンさん。
その後部座席にはなにやら見慣れぬ生物が・・・?
なにこれ、ヒルコ?
Sゲンさんの子であった・・・・・・。
ばかな、おかしい。
なんなのだこれは。
それはいつの頃からなのか。
まるでSゲンさんを除く俺らの時間だけが停止しているようであった。
変わらない俺達をおいてSゲンさんのときだけが進んで行く。
しかし俺らはノアの言葉を信じて待っているのだ。
ノアは外の世界の無事を確かめるため鳥を放った。
そして言った。
「鳥を待て」と。
鳥は帰ってきたか。
 
 
そんなわけで「マッドメン」。
「マッドメン」は、俺的最新大二郎漫画。
ここ最近読みまくりの諸星大二郎漫画。
思ったのは、結局「エヴァンゲリオン」が外面的にやりたかったこと、表現したかったことって「諸星大二郎」的世界だったの?ということ。
今更気付いたのかって感じなのかも知れないけど。
でももしそうだとしたら、その意味においては「エヴァンゲリオン」は失敗してたんだろうな。
劇場版でいきなり空中に文字が浮かんでアンチATフィールドやら言われたところでポカーンだったもの。
でここにいたるまでの段取りはどこに?っていうか。
大二郎漫画は古今東西の在りものとしての神話やら説話やらを用いて物語に説得力を持たせている。
単純な技法なのかも知れないけど、あの情報量と演出と表現力には気持ち良く自然と騙されることができてしまう。
そしてキャラクターも世界も一丸となってそのために動き、存在し、作り上げているのが恐るべし大二郎漫画パワーの秘密の一部なのだと思う。

それに対し「エヴァンゲリオン」の個人と世界の話は別だ。
ひとりの少年の内側を主軸に物語は進むけど、それと外の世界(アダムやなんやら)は無関係だ。
シンジは決して特別な存在ではないわけだし。
物語は進むにつれより個人の内をテーマにしていったわけだけど、しかしその最後の最後で突然個人と外の世界は融合の形をとる。
突如としてその姿を現した「諸星大二郎」的世界が観るものの視界を覆ったのだ。
しかしそこにそれまで追ってきた個人の心の解決はなかった(TV版のアレは性質の悪い冗談だし)。
大二郎的世界の解決のために巨大化した綾波、何もさせてもらえなかったシンジ。
最後の最後でシンジは結局、主人公にも語り部にもなることができなかった。

というようなことを考えさせられてしまうほど「マッドメン」には圧倒されてしまったという話。
「エヴァンゲリオン」で少年は神話になれなかった。
個人を捨てられないまま世界は勝手に崩壊した。
だったらせめて次の映画ではヒーローにしてあげてほしい。
まあ観に行く気はどんどんなくなってきているんだけれども。
 
 
「ゲキレンジャー」は、放てゲキバズーカ!の巻。
拳法戦隊のくせに今回よりフィニッシュアイテムとしてバズーカが投入されたわけですよ。
ゲキレンジャーの激気をためて一気に放出するというシロモノなんですけど。
どうしてもスポンサーの影を感じてしまうアイテムなわけです。
でもマスターシャーフ(永井一郎)の「わしらの若い頃は竹筒でやったもんじゃあ」という一言でこれが結構救われるんです。
その一言だけでもゲキバズーカは物語から逸脱しないアイテムとして受け入れやすくなるんです。
「電王」にはそういうさりげない何気ないフォローが足りないと思うんです。
ちゃんとやって下さい。
 
 
という「電王」。
んまあ。
面白いか面白くないかは置いといてキンタロスのセリフはわりとマイブーム。
でもこのまま微妙な感じで進むのは、本当もったいない番組だと思うぞ。
良くなって「電王」。
 
 
「グレンラガン」は、第2話。
それであのメカグレンがオカマさんに改造されてラガンと合体可能グレンラガンとなるのだろうか。
最初から合体機能があったわけではない?
それにしても乳、まだ押すか、と。
2話目も。
今後も?
んー。
 
 
「ゲゲゲの鬼太郎」は、いや。
これ面白いかも。
うーん。
3部は人間にその存在を蹂躙され始めた妖怪の怒り爆発逆襲劇。
今回の5部はいわば、その後、の世界だ。
妖怪は妖怪でそうした現実を認め受け入れ、己らの生存のために人の世界から離れた。
そして自分らの新たな棲家、仮の宿として妖怪横丁を作った。
人間にもう妖怪は必要ない、やはり人間は見捨てられたということなんだろうか。
また、まだ2話目ながら、今回の鬼太郎が怒りをもって妖怪と戦うともあまり思えない。
「悪さをするな!人間が困っている!」と戦った三代目の鬼太郎とは違い、五代目の鬼太郎は「しょうがないんだ、今は静まってくれ」といった風に見える。
おそらく五代目は察しているんじゃないだろうか。
人間の世界がそう長く続くものでもないということを。
やたらフレンドリーだった三代目に対し、容赦なく冷淡な視線で人間世界を見つめる五代目。
ちなみに初代、二代目、四代目のことはあまりよく知らない。
でもアニメ各部の鬼太郎が集まって討論会なんて開いたら、みんなきっと違うことを言うんだろうな。
最も熱く、甘く、意見が合わないのは三代目のような気がするけど。
そして意見が合わず下駄を飛ばしあうアニメ鬼太郎たちから少し離れたところで、原作鬼太郎はのんびりタバコでもふかしててほしい。
 
 
「マイメロディすっきり」は、どうなんだ。
色々と忙しいんだ。
視聴アニメも減らしていっているんだ。
でも「マイメロ」のOPは「ムカプン♪ムカプン♪ダメでプン♪」だぞ。
・・・それは見るだろう。
「またマイメロと一緒なのね!」
「うん!」
みんなが喜ぶ中、ひとりすごい微妙そうな顔をするマナ。
それも正しいよね。

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