「ビックリマン」は、ついに最終回。
わりと有名な話、アニメのビックリマンの最後は打ち切り風。
完全新章(マルコ編)に突入したシールとの足並みをそろえるため、この旧「ビックリマン」は駆け足で最後を迎えることになるのだ。
そのためなのか何なのか、ラスト近くは明らかに「?」な部分が目立ったりも。
ワンダーマリアの作ったラビリンスをついに脱出、ラビリンスはワンダーマリア自らの手によって完全崩壊した。
・・・のに次の話でも普通にラビリンスで迷ってる神帝一行。
「いつになったら抜け出せるんだろ〜」
ウーム・・・。
まあでも、そんなとこも許せてしまうのがビックリマン。
結局面白いからなー。

ラスト直前の話が良かった。
ヤマト&エンジェルの離脱した後の、神帝たちが中心の話。
誰がリーダーか?ということで揉める。
急に揉める。
男ジャックと一本釣りが。
男ジャックでいいじゃん・・・と個人的には思うし当時の視聴者的にも男ジャックでいいじゃん・・・だったと思うのだが(多分)、一本釣りは譲らない。
そうか・・・最近アローエンジェルと妙に絡みがあったり、前出る機会が他と比べてやや増えだったのはこの伏線だったのかよ一本釣り・・・わかんないけど、という。
そんな俺がー俺がー状態の中、魔君ゴモランジェロの急襲に会う。
桁違いの力を持つゴモランジェロに対し、連係の取れない神帝たちは成す術がない。
ここら辺りが、なんかすごく、ドラマティックでいい。
今までヘッドロココさまやヤマト爆神というリーダーがいて、その強力な仲間達として存在していた神帝たち。
それが、ああ見よ、その柱を失ったばかりの神帝たちのこのチームワーク、凛々しい絆の力・・・見る影も無く。
ほ、崩壊・・・。
良い・・・。
い、いやよかあないよ、が、がんばれ神帝!
とりあえず持ちこたえてたら何かパワーアップとかさせてくれるよ!誰かが!
と思っていたら、やっぱり誰かが来てパワーアップさせてくれた。
でもやっぱり俺がー俺がーだから、完全なパワーアップではなかった。
まだゴモランジェロには歯が立たず。
そんでまあなんだかんだで、「はっ!そうか・・・苦しいのはオイラだけじゃないんだ(男ジャック)」に気付き、目覚める。
そして、ターラーラーラーラーラ ッター♪で完全パワーアップを果たす5神帝。
ゴモランジェロを軽くひねる。
すごいぞ5神帝!
これからも仲良くな!
たまにケンカしつつも仲良くな!

というのがラスト直前話で、そんでその間スーパーデビルは次界への総攻撃、ワンダーマリアは悪魔軍から離脱し、独自の人脈とで次界征服を目論む。
ついに最終決戦だが、残り1話の30分でどこまでやれるっつーんだ・・・ワンダーマリアの改心だってあるのに・・・というスーパーウォーズに突入だ!
で結局、犠牲になったマリア改心話・・・。
聖神ナディアの怒りの大波よりアンドロココに助けられ、
「野望は燃え尽きた・・・死なせてくれ(マリア)」
「わたしたちは新しい世界を作らなくてはなりません。そのためにあなたにも手伝ってもらいますよ(ロココ)」
「アンドロココ・・・」
改心^^
肌の色も変化したし牙も消えちゃった♪
ウ、ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーム。
あっさり。
というこの辺りは、懸賞ビデオの「ロココ&マリア奇跡」で改めて保管してね!てことらしい。
でも「ロココ&マリア奇跡」見たけど、マリアはまあ今までも、なんか気になる敵方のアイツ、みたいなロココに惚れ気味描写があったからいいけど、ロココの方には何もねーぞ、という問題はどうするんですかアンドロココさま。
てか現時点ではオンリー義務感としか思えないのですが、と。
一応ビデオでは「あなたを愛しています!」とかロココさまはおっしゃられておりますが・・・なんて説得力のないお言葉!
いいんかそれでロココ。
というかそこら辺はまた更に、コロコロとかぴょんぴょんでやってた漫画とかで補っといてね☆てことかよ。
俺コロコロのしか知らんのだけど・・・コロコロだとそれまではかぐやLOVEだったのにマリアがシヴァ化したら一目惚れしちゃって、そのままなし崩し的にって感じだったと思うんだけど。
そ、そんなぁ・・・ロココさま。

というのがロココ&マリア奇跡の最終章なのだが、しかし本当の意味で犠牲になったのは7人の神帝たちだ。
悪魔軍との最終決戦にいどもうとするパワーアップ直後の5神帝。
そこにヤマトとアリババもやって来た!
「何度も死んだ俺だ。命なんて惜しくないぜ(by.アリババ)」
すごい説得力だ。
ロココさまと比べてすごい説得力だ。
久々にそろったぜ基本7神帝!!
しかし結局彼らは悪魔と刃を交えることもなく、ナディアの怒りの大渦に飲み込まれてしまう・・・・・・・・・・・・。
ナディアはいつまでも憎しみあって戦ってばかりいる天使と悪魔に罰を加えたんだとさ。
そんでみんな飲み込まれて、そんで終わるんだよ・・・。
ビックリだよ・・・まさに。
だからビックリマンくらいに。
だって、ほんとそんで、終わりなの・・・?
「いや、ヤマト爆神たちは生きておる(スーパーゼウス)」
おお!
「わしらの心の中に・・・」
うおおお!!!
まじすか・・・。
泣けた。

ここら辺シールでもあやふやな記憶しかなかったから、どうなったか知らなかった。
それでこの後、神帝たちは・・・それぞれ生まれ変わってギャルジャー(女の小型天使)になるんだよな。
なんかさっぱりだけど、そう。
なぜ女子になる・・・。
レスQがとまどうだろ、フッド。
いやもう別人なのか。
じゃあせめてレスQをお母さんと呼んだげてフッドギャルジャー。
でまたアリババだけ仲間はずれ、と。
アリババは何故か生き残って、アレに(・・・)。
シールだと最終決戦には加わらなかったという設定だからだろうか?
まあアリババらしくて良し。
そしてヤマト、「新ビックリマン」に登場するヤマトウォーリアは、ヤマトの子孫という設定みたいだ。
という事はこの時すでにアローエンジェル改めストライクエンジェルのお腹には・・・ということか。
やっぱりね。
最終話でのヤマトとストライクのやりとりは、あれはもう完全に、あれだったからな。
やるなビックリマンスタッフ。
ていうか別にビックリマンは、なんかそう・・・子供は「ほしいなー」と思えば出来るというか、必要とか使命に応じて作られてるっぽい気もするので、別に人間と同じに考えなくてもいいんだけど。
でもまあ、まあな。
まあ。

とにかく面白かった「ビックリマン」。
良い作品だった。
とても真剣なんだけどふざけてたり、泣けるんだけど笑えたりと。
楽しかった。
作ってる人の余裕が生み出してる部分がすごく大きかったような気がする。
遊び心は余裕あってこそだ。
余裕はどうしたら生まれるのだろう。
そしてどうしたら失われてしまうのだろう。
俺も考えよう。

<オマケ>
メガロ魔Λ、生きてた。
王女ヘラ復活に普通に集結。
そして如面菩薩も生きてた。
相変わらず明星クイーンと米作り。
めでたしめでたし!

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