嵐
2005年11月20日休憩後は、試合前に「世界最強タッグ決定戦開幕式」が行われた。
スタン・ハンセンが登場した!!
でー、でででー、でででー、でー、でーでっでー♪
これハンセンの入場曲だったのかー、と初めて知った(電波少年のOPのやつ)。
そんでやっぱり「ゥイーーー!!!」もやった。
「ゥイーーー!」に関しては自分は「浦安鉄筋家族」ででしか知らないので、そんな俺にやる資格は、まだちょっとなかろう、ということでやれなかった。
次はやろ。
そしていよいよ世界最強タッグ決定戦が始まった!
その第1試合、本日のイベント的には第4試合は、嵐・AKIRA vs 雷陣・諏訪間
この試合は、嵐AKIRA組みに関して言えばすげーがんばってたのはAKIRA。
一時期、役者の仕事方のに専念していたせいか、線は細くなっていたように見えたけど、よく動いて放って飛んでいたと思う。
ほんとうに活躍していたよ・・・・・・・・・嵐は。
嵐?
そう嵐だ・・・AKIRAにはほんとすまんけど・・・大活躍的には、嵐に軍配を上げるしかないだろう、という有様。
なんだろう、まずその、あの佇まいは。
嵐が立つ。
リングの外でAKIRAを見つめ立つ。
じっと動かない。
AKIRAがかっこ良く技を決める。
嵐はじっと動かない。
AKIRAがピンチ!
嵐はじっと動かない。
い、いやそこは動けよ!
・・・・・・・・動かない。
すご、なんか嵐すごいな。
「嵐いいな」思わず下克上さんに確認だ。
もちろん下克上さんも同感、いや、満場一致で「嵐なんかすごい」であったろう。
何もしない嵐にみんなは釘付けだ(多分)。
じゃあ嵐はなんでそんな図体でそこに立っているんだろう、というものすごいクエスチョンマークが会場2000人の頭に浮かび後楽園ホールを埋め尽くす。
雷陣・諏訪間を相手に一人で奮闘するAKIRA。
しかしあきらかに疲れも見え隠れし始めた。
そしていよいよ嵐が動いた!!ロープに足をかけた!!
・・・・・・が動かない!!!!
そのままの体勢で再び動かなくなってしまう嵐。
もしかして嵐的にはここで拍手してもらいたいのかな?というくらいに。
そしていよいよもいよいよ、下克上さんが嵐を給料ドロボウ呼ばわりするくらいの段階になってようやく、嵐始動。
動かざる山が動いた!と沸く場内。
そして嵐の強さはそれに応えた。
嵐つええ・・。
雷陣がしかけてしかけてしかけるが、嵐の表情は痛いというよりただ不機嫌そう。
いいかげんしつこいのでちょっと怒ってラリアット。
ものっそい音と共にぶっとぶ雷陣。
あれ?嵐って実はマジで強い?
場内にはきっと新たなクエスチョンマークが湧いていたことだろう。
少なくとも俺には湧いていた。
でまあ結局は嵐AKIRA組は負けたわけだけど(えー)。
嵐が押さえつけられている間にAKIRAが諏訪間のアンクルホールドにギブアップ。
しかし恐るべし嵐!(様々な意味で)という印象付けはかなりのもんだったと俺は思う。
そして試合後ヘトヘトになって倒れているAKIRAに対し、「わりっ」と片手で謝る嵐がやけにラブリーに見えごっつぁんでもあった。
第5試合は、健介・中嶋・石森 vs TARU・バーナード・近藤
この試合はまあ、健介が近くに来てくれて良かった。
あとバーナードがでかかった。鯨みたいだった。
あと石森の動きがリアルスーパーヒーローだった。
第6試合は、武藤・曙 vs 太陽ケア・ジャマール
「オヤカタアー!!オヤカタアー!!(曙)」
曙の咆哮はさすがにすごく、空気を変える力を持っていた。
そして武藤を助けるために放ったプレスは、結果的に武藤をも押しつぶした。
後半は見るからにへっとへとの曙。
課題はまだ色々とあるんだろうけど・・・もう、プロレスラーになっちゃえよ!本業にしちゃえよ!
そう、思った。
第7試合は、小島・カズ vs ババ・ディーボン(チーム3D)
とにかくババ・レイとディーボン。
まあー盛り上げる盛り上げる。
なんかもう隙が無いくらい盛り上げる。
なんで外国人さんなのにここまで日本人の心をがっちりキャッチできてんのかってとこがもうわからない。
散々っぱら笑った。
カズはもう散々ババ・レイにいじられていた(「ハヤシサン!ハヤシサン!」)。
更にカズ劣勢の時には応援までされていた。
「ハ・ヤ・シ!ハ・ヤ・シ!」(ババ・レイ)
それに乗って応援コールを始める観客。
つっても、敵がはじめたコールなんだけどな〜^^;まいいや。みたいな。
いやあれはすごかった。意味わからんかった。
そんでもって決めるとこはガッツリ決めるし。
必殺の合体技”3D”(ダッドリー・デス・ドロップ)を出す直前のババ・レイの「3D!」の静かな掛け声がかっこえかった(この時はコジマが邪魔して失敗したけど)。
そして最後はみんなの予想通り、カズ・ハヤシさんが”3D”を喰らってEND。
試合後には、最早恒例となってるっぽい、お楽しみチーム3Dの「テーブル葬」儀式。
早い話テーブルの上にDDT決めて、ぶち割ったテーブルをファンにプレゼントするのだ。
そのDDTを誰が食らうの?については、「おいおいちょっと待て〜」と菊タローが出てきたので、ああ菊タローが食らうんだな、と思うところだ。
菊タローはこれまでも何度もテーブル葬のエジキになっているので、「今日はくらわへんで〜。くらわへんで〜」言う。
でもこれは上島竜平の「押すなよ!絶対押すなよ!」とまったく同じものであるので、みんなは暖かい笑顔で菊タローを見守るのだ。
そしてめでたくテーブル葬は完遂され。
チーム3Dに選ばれたちびっ子が、サイン入りテーブル破片をもらった。
こういう仕掛けは無条件で楽しむべしだし、実際すっごく楽しいので、場内は大盛り上がりになる。
またチーム3Dの曲もやたらノリがよく(いくつかある内の一番盛り上がるやつらしい)、ババ・レイの音頭取りと、ディーボンのダンスとで熱は持続しっぱなしになる。
世の中にゃ、ほんと色んな人間がいて、色んなすげー技を持った奴がいるんだなー、と世界の広さを少し知った次第であった。
そして全試合は終わり、帰りにもう一品くらい選手から直接何か買おうと思い、廊下の売りコーナーにて物色した。
またTAKAにしとこうかなー、と思いつつその隣を見たら、なにやらMAZADAが一人ぽつんとして座っていた。
MAZADAは、客の押し寄せるTAKAと菊タローにはさまれて非常にさびしそうだった。
こんなんもう、オイ、たまらんだろ、と思い、俺の別につかなくてもいいツボをつかれ、そりゃもうTシャツ購入決定。
購入時にMAZADAが言った「(客きてくれて)よかった・・・」は、果たしてジョークなのかマジなのかもわからんくらいだった(きっとジョーク)。
MAZADAに対しては、そら情もある。
でもそれだけじゃなく、元々結構気にしていた選手の一人だったというのも事実だ。
MAZADAはNOZAWA論外と”東京愚連隊”というヒール寄りのユニットを組んでいたわけだけど、なんかNOZAWAが面白キャラで受けてしまい、NOZAWAソロ活動バリバリになってしまったりしていた。
でもその後、MAZADAはTAKAの持っていた世界ジュニアヘビー級タイトルに挑戦し、結果的には負けてしまったけど、TAKAに「予想以上にしんどかった」と言わしめたりもしているのだ。
ちょっとさびしげだけど、実力的にはしっかりしたものを持ってる、という、これなら応援しがいがあるってもんだ。
これからは本腰入れてMAZADAを応援していくぞ!!
そんなわけで今回の大会は、とにかくチーム3D。
唯一対抗できたのが、嵐。
個人的には、嵐。
超個人的には、MAZADA。
そんな大会だった。
楽しかった。
スタン・ハンセンが登場した!!
でー、でででー、でででー、でー、でーでっでー♪
これハンセンの入場曲だったのかー、と初めて知った(電波少年のOPのやつ)。
そんでやっぱり「ゥイーーー!!!」もやった。
「ゥイーーー!」に関しては自分は「浦安鉄筋家族」ででしか知らないので、そんな俺にやる資格は、まだちょっとなかろう、ということでやれなかった。
次はやろ。
そしていよいよ世界最強タッグ決定戦が始まった!
その第1試合、本日のイベント的には第4試合は、嵐・AKIRA vs 雷陣・諏訪間
この試合は、嵐AKIRA組みに関して言えばすげーがんばってたのはAKIRA。
一時期、役者の仕事方のに専念していたせいか、線は細くなっていたように見えたけど、よく動いて放って飛んでいたと思う。
ほんとうに活躍していたよ・・・・・・・・・嵐は。
嵐?
そう嵐だ・・・AKIRAにはほんとすまんけど・・・大活躍的には、嵐に軍配を上げるしかないだろう、という有様。
なんだろう、まずその、あの佇まいは。
嵐が立つ。
リングの外でAKIRAを見つめ立つ。
じっと動かない。
AKIRAがかっこ良く技を決める。
嵐はじっと動かない。
AKIRAがピンチ!
嵐はじっと動かない。
い、いやそこは動けよ!
・・・・・・・・動かない。
すご、なんか嵐すごいな。
「嵐いいな」思わず下克上さんに確認だ。
もちろん下克上さんも同感、いや、満場一致で「嵐なんかすごい」であったろう。
何もしない嵐にみんなは釘付けだ(多分)。
じゃあ嵐はなんでそんな図体でそこに立っているんだろう、というものすごいクエスチョンマークが会場2000人の頭に浮かび後楽園ホールを埋め尽くす。
雷陣・諏訪間を相手に一人で奮闘するAKIRA。
しかしあきらかに疲れも見え隠れし始めた。
そしていよいよ嵐が動いた!!ロープに足をかけた!!
・・・・・・が動かない!!!!
そのままの体勢で再び動かなくなってしまう嵐。
もしかして嵐的にはここで拍手してもらいたいのかな?というくらいに。
そしていよいよもいよいよ、下克上さんが嵐を給料ドロボウ呼ばわりするくらいの段階になってようやく、嵐始動。
動かざる山が動いた!と沸く場内。
そして嵐の強さはそれに応えた。
嵐つええ・・。
雷陣がしかけてしかけてしかけるが、嵐の表情は痛いというよりただ不機嫌そう。
いいかげんしつこいのでちょっと怒ってラリアット。
ものっそい音と共にぶっとぶ雷陣。
あれ?嵐って実はマジで強い?
場内にはきっと新たなクエスチョンマークが湧いていたことだろう。
少なくとも俺には湧いていた。
でまあ結局は嵐AKIRA組は負けたわけだけど(えー)。
嵐が押さえつけられている間にAKIRAが諏訪間のアンクルホールドにギブアップ。
しかし恐るべし嵐!(様々な意味で)という印象付けはかなりのもんだったと俺は思う。
そして試合後ヘトヘトになって倒れているAKIRAに対し、「わりっ」と片手で謝る嵐がやけにラブリーに見えごっつぁんでもあった。
第5試合は、健介・中嶋・石森 vs TARU・バーナード・近藤
この試合はまあ、健介が近くに来てくれて良かった。
あとバーナードがでかかった。鯨みたいだった。
あと石森の動きがリアルスーパーヒーローだった。
第6試合は、武藤・曙 vs 太陽ケア・ジャマール
「オヤカタアー!!オヤカタアー!!(曙)」
曙の咆哮はさすがにすごく、空気を変える力を持っていた。
そして武藤を助けるために放ったプレスは、結果的に武藤をも押しつぶした。
後半は見るからにへっとへとの曙。
課題はまだ色々とあるんだろうけど・・・もう、プロレスラーになっちゃえよ!本業にしちゃえよ!
そう、思った。
第7試合は、小島・カズ vs ババ・ディーボン(チーム3D)
とにかくババ・レイとディーボン。
まあー盛り上げる盛り上げる。
なんかもう隙が無いくらい盛り上げる。
なんで外国人さんなのにここまで日本人の心をがっちりキャッチできてんのかってとこがもうわからない。
散々っぱら笑った。
カズはもう散々ババ・レイにいじられていた(「ハヤシサン!ハヤシサン!」)。
更にカズ劣勢の時には応援までされていた。
「ハ・ヤ・シ!ハ・ヤ・シ!」(ババ・レイ)
それに乗って応援コールを始める観客。
つっても、敵がはじめたコールなんだけどな〜^^;まいいや。みたいな。
いやあれはすごかった。意味わからんかった。
そんでもって決めるとこはガッツリ決めるし。
必殺の合体技”3D”(ダッドリー・デス・ドロップ)を出す直前のババ・レイの「3D!」の静かな掛け声がかっこえかった(この時はコジマが邪魔して失敗したけど)。
そして最後はみんなの予想通り、カズ・ハヤシさんが”3D”を喰らってEND。
試合後には、最早恒例となってるっぽい、お楽しみチーム3Dの「テーブル葬」儀式。
早い話テーブルの上にDDT決めて、ぶち割ったテーブルをファンにプレゼントするのだ。
そのDDTを誰が食らうの?については、「おいおいちょっと待て〜」と菊タローが出てきたので、ああ菊タローが食らうんだな、と思うところだ。
菊タローはこれまでも何度もテーブル葬のエジキになっているので、「今日はくらわへんで〜。くらわへんで〜」言う。
でもこれは上島竜平の「押すなよ!絶対押すなよ!」とまったく同じものであるので、みんなは暖かい笑顔で菊タローを見守るのだ。
そしてめでたくテーブル葬は完遂され。
チーム3Dに選ばれたちびっ子が、サイン入りテーブル破片をもらった。
こういう仕掛けは無条件で楽しむべしだし、実際すっごく楽しいので、場内は大盛り上がりになる。
またチーム3Dの曲もやたらノリがよく(いくつかある内の一番盛り上がるやつらしい)、ババ・レイの音頭取りと、ディーボンのダンスとで熱は持続しっぱなしになる。
世の中にゃ、ほんと色んな人間がいて、色んなすげー技を持った奴がいるんだなー、と世界の広さを少し知った次第であった。
そして全試合は終わり、帰りにもう一品くらい選手から直接何か買おうと思い、廊下の売りコーナーにて物色した。
またTAKAにしとこうかなー、と思いつつその隣を見たら、なにやらMAZADAが一人ぽつんとして座っていた。
MAZADAは、客の押し寄せるTAKAと菊タローにはさまれて非常にさびしそうだった。
こんなんもう、オイ、たまらんだろ、と思い、俺の別につかなくてもいいツボをつかれ、そりゃもうTシャツ購入決定。
購入時にMAZADAが言った「(客きてくれて)よかった・・・」は、果たしてジョークなのかマジなのかもわからんくらいだった(きっとジョーク)。
MAZADAに対しては、そら情もある。
でもそれだけじゃなく、元々結構気にしていた選手の一人だったというのも事実だ。
MAZADAはNOZAWA論外と”東京愚連隊”というヒール寄りのユニットを組んでいたわけだけど、なんかNOZAWAが面白キャラで受けてしまい、NOZAWAソロ活動バリバリになってしまったりしていた。
でもその後、MAZADAはTAKAの持っていた世界ジュニアヘビー級タイトルに挑戦し、結果的には負けてしまったけど、TAKAに「予想以上にしんどかった」と言わしめたりもしているのだ。
ちょっとさびしげだけど、実力的にはしっかりしたものを持ってる、という、これなら応援しがいがあるってもんだ。
これからは本腰入れてMAZADAを応援していくぞ!!
そんなわけで今回の大会は、とにかくチーム3D。
唯一対抗できたのが、嵐。
個人的には、嵐。
超個人的には、MAZADA。
そんな大会だった。
楽しかった。
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