山の真実
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▼山

大山登った。
思ってたんとちがう・・・なった。

予定どおりケーブルカー使った。
阿夫利神社の下社までらっくらく。
文明のゆりかご・・・意味ちがうけどそんなふうに感じながら。
で、けっこう登っちゃったし、こっから頂上までとか楽勝っしょ。
こりゃもうイージーモードどころか体験版だなー。
などと思いつつ。

しかしそんなに甘くはなかった。
なんか・・・うん。
あ、はい・・・ってなるような道がなかなかにあって。
気持ちとしては、ポエマーとして、ポエマーアカデミア課外授業くらいの気持ちできたのに、えーナニコレーって。
いやしんどいんだけど?と。

それでもう、あこれはポエマーじゃだめだ・・・思って。
ウメちゃん力を貸してくれ・・・のビーストモードに。
で気付いたらわっしわっし登ってた。
なんかもう、仕事と同じく、イヤなことは最短最速で終わらす!!!
だってイヤだから!!!!!!!
ていうスイッチが入って怒涛に登ってた。
前の人を追い越しまくり、自分はだれにも追い越されず、休憩もなしで、止まるのは降りてくる人の邪魔になりそうなときだけ。
なんか俺登れる・・・登れるぞ!?なって。

だからもう、ポエムとか自然とかじゃなかった。
メンタルではなくフィジカルだった。
山は。
山はフィジカル。
そして俺は無駄にというか不思議と体力がある。
アウトドアパパからの遺伝なのか、過去に一年近くジム通ってたからなのか、ふだん座ってるかゴロゴロしてばかりのくせにいまだある。
その発見がうれしかった。

そんなこんなで通常下社より90分の本坂コースを1時間とかからず登り切った。
俺はやった。
大山登った(見えづらいけど一番上の写真が大山山頂って彫られてるやつ)。
まあひとりというのがかなり大きかったとは思う。
誰かと一緒だったら歩調を気にしたろうし、もしお互い疲れてなくても気を遣いあって休憩も取っていただろう。

山頂は雲だか霧だかで遠景がなんも見えない状態だった。
おまけに雨も降ってくるしで・・・あー帽子もってこなかったけどあれって雨具でもあるんだな・・・と知る。
だからってここで折り畳み傘開くのはありえず(山をなめてたことがバレる)、仕方ないのでタオルを頭に巻いてしのいだ。
普段ならそんなん絶対人に見せない格好なんだけど。

下りはまあ普通だった。
下りのほうが登りよりきついみたいな言葉もあるけど、それはあくまでも「危険」って意味で、体力的にはきつくはなかった。
ケーブルカー使わず男坂から下り、たしかに登りからここ通ってたらきつさも段違いだろうな思ったので、次回はここも含めて攻略したい。
今後、山は修業の場として向き合っていこう。

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