植田まさし原画展
▼マンガ『ザ・ファブル』

最新15巻。
自分を山というか大自然に誘ったきっかけマンガの新作がこのタイミングで出るとは。
まあ今巻は大自然となんら関係ない内容なんだけど、おもしろさは変わらず、静かに盛り上がっていくいつもの感じ。

殺し屋・二郎への依頼内容はターゲット二人のうちどちらかひとりを始末してくれればいいという特殊なもの。
前巻で二郎はある情報に目をとめ標的を定めたっぽかったのだけど・・・
なるほど、それは殺す理由ではなく殺さないほうの理由だったのかと。

この章の最後には佐藤と山岡が直接戦うことになるのだろうか。
もしそうなるなら間違いなく最強最悪、ヨウコすらもビビりまくる初のガチな敵となるはず・・・次巻予告では佐藤らしき人物が山岡に拉致られってるっぽいし。
というかこのうえ新たな”ファブル”までが来るっぽいし。
ほんとにどうなるんだこれ。

組長の夢のくだりは泣けた。
一般社会の尺度でいえば許されることではないのかもしれないけど、でもこのマンガが好きな人ならおそらく皆が願っていること。
それをこうしたタイミングで組長に語らせた理由をどうしても考えてしまいたくなる。

せめて痴漢おしおき編あたりでは和めたらいいな。


▼映画『男はつらいよ』

まさかの新作が来年公開。
どう受けとめていいのか正直わかんない。
ネットニュースで写真見たらさくらが急におばあちゃんになってたし・・・
そんなバカなと。
まだまだ若妻だろさくらは。
とかそういう齟齬がある、現実と、俺の中の寅さんワールドとでは。

そうした今のリアルさくらを新作で出すということは、寅さんの人生にある意味では決着をつけてしまうってことなんだろうか。
それはとてもさびしいことなんじゃないか。
それでいて、まったくそうしたことに触れないのも、逆にわざわざ新作つくる意味あったの?ってことにもなりかねないし。

まあ言う資格はない。
現時点での最終作を見てない人間にそんなことを言う資格はない。
書きはしたけども。
もしかしたら、最終作までしっかり見たのであれば、「これはうれしい。作るべきだと思ってた」とか言ってたかもしれないし。
とにかく今は俺の寅さんワールドと変わらず向き合っていく。


▼山

登山雑誌『PEAKS』を読む。
“ウルトラライト”特集というから、なんかそういうすっごい登山用電灯アイテムみたいなのがあって、もう山の夜は怖くない!ナイトハイカーのマストアイテム!てなことだと思いきや。
実際は”軽い”ほうのライトって意味で、ハイカーにおける軽装備の追及みたいなことだった。

ウルトラライト(略してUL)。
レイ・ジャーディンのロングディスタンストレイルを源流としたスタイル。
装備が軽いほうが遠く長く移動しやすいし、より山を楽しめるじゃん?
だったらどんどん軽くしていこうよ!適度に!
・・・とか素人理解ではだいたいこんな感じのことっぽかった。

他UL関係で登山ガチ勢な方々へのインタビュー記事なんかもあり。
そこに「山をやっている」「やっぱり真剣に山やってる人間は」みたいな言い回しが普通にバンバン出てきて・・・そういうものなんだ・・・と。
自分のようなにわか勢としては「山入ってくるわ〜」くらいでも、あえてのおふざけとして十分調子乗ってるように思ってたのだけど、甘かった。
やるものだった、山は。
まあ自分レベルじゃ怖くてそんなん言えない。
山やれるようになれるかな。

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