大草原不可避

2016年10月21日 趣味
大草原不可避
大草原不可避
大草原不可避
今日は『鬼三村』『ブラック・ミラー』『大草原の小さな家』『DaigotheBeasTV』見た。



『鬼三村』
シーズン1.5後編。
まさか大竹くるとは。
こういうのには顔出さない人だと思い込んでたから、ふつーに、しかもちょうどさまぁ~ずの話題のときにしれーっと登場でかなり本気でおどろいてしまった。
大竹も伊集院と同じく裏方的に関わるっぽい。
シーズン2への期待がますます高まるシーズン1.5、前後編共めちゃくちゃおもしろかった。


『ブラック・ミラー』
シーズン3第1話「ランク社会」
Netflix制作ドラマ。
簡単にいえば1話約1時間でえらく金もかかった『世にも奇妙な物語』。
テーマは”近未来”で統一されている。ITとかこのまま進んだらこうなるんじゃね?的な。
今回第1話ではSNSでの個人評価が当たり前になった時代。個人評価のランクで社会において受けられるサービスも変わってくるという。
主人公は高いサービスを受けるため、ランク上位の友人の結婚式を利用しようとするのだが・・・という話。

こういうの話自体は昔からあるよねって感じなのだけど、ここまで金かかってて、洗練された映像で、ハイって視覚的に見せられると、説得力がやっぱちがうな・・・と。
うわーうわー、こうなるのかなー、こういう時代くるのかなーって。
やだなー、やだなー、あーでもこういうITによる息苦しさがまた人間本来にある良さを思い返させてくれるのかも知れない!
てなことを考えて、息苦しさも込みで初っ端から相当楽しめてしまった。


『大草原の小さな家』
シーズン1第2話「すばらしい収穫」
こちらもNetflix。
今日見る予定ではなかったのだけど『ブラック・ミラー』とのギャップを楽しみたくて見ることにした。
いやもう期待どおりだった。
実はDVD持ってるんだけど結構前に見たきりだし、忘れてるしで、相当楽しめた。
主人公たちインガルス一家は村に来たばかりの新参なんだけど、パパことチャールズは実務的なことで少しずつ村民たちの評価を高めていく。屋根直したり馬車の車輪直したりして。
そんで畑づくりのために、ある仕事を引き受けて、期日までにできなければ牛をとられる契約交わすものの、しかし直前で大けがを負ってしまい、もう無理だねーって期日より早めに牛をとられてしまう。
でもパパは「約束がちがう、おれはまだやれる!」つって、あばら四本折れてる体で、必死になって荷積みの仕事をやる。心配で見に来た娘たちも手伝って。
でも無理だろってところに、それを知った村人たちが、だれに頼まれるわけでもなく、無言で集まってきて、黙々と手伝ってくれるのよ。
もうさ、泣くわこんなん、号泣一歩手前くらいまでいった。

こんなつたない文章で書くと、よくあるような話じゃんなんだけど、この黙々と手伝ってくれる感じが、黙々さ加減が最高にいいんだよ。
直前見た『ブラック・ミラー』では表面的な笑顔や言葉でお互いを評価しまくっていた。そうやって自分の評価をあげようあげようとする社会。評価が低い人間は、その人ではなく数字だけみて差別する社会。
でもそうじゃないはずじゃん人間って、そんなに皆強いわけないじゃないかって。弱いんだよ、弱いからひとりひとり助け合って、なかなかそれがしづらくても、でも本当はそれが一番いいんだって誰が言葉に出さなくてもなってなきゃおかしいんじゃないの?
てなことを思い思いだよ。

あーもういいなーってなって、最後にサブタイトルの意味に気づいてまた泣いた。
それで見終えた後、たしか過去DVDで見たときも日記に書いたなー思って探したらあって。
9年前の日記で「インガルスすげー!」「ドクターは手伝うよりインガルス看てやれよ!」大体そんな感想が書かれてた。
なんなんだお前は・・・なった。


『DaigotheBeasTV』
所長ウメハラ研究員にクロダを迎えての第一回リュウ研究所。
どんだけ今日は俺をおもしろ尽くしにしてくれるんだってくらいのおもしろさ。
おそろしい。
野獣の強さを人にあたえるのは他でもない知性なのだな・・・そんなことを思ったです。
しかしすごいな、そら全世界見渡せば同じことを考えている人はいるのだろうけど、でも間違いなく格ゲー界で一番のカリスマ的存在であり、発想がおもしろく弁も立ち、実力も愛嬌も人気もある本当にガチなこの人が、見る人も楽しく自分も楽しく、自分の労力によって得た知識や考え方を披露してくれる、しかも無料でとかすごいとしか言いようがない。
こんなおもしろいコンテンツ他の業界にもそうはないだろうと。
いやその業界のおもしろさやトップの人間はまたそれぞれだろうけど、こんなふうにやって成立させてるところあるのかなって思ってしまう。
ウメハラでよかった。
格ゲー界はウメハラで本当によかった。



▼今日の読み物と創作

『三人の双生児』 (海野 十三)

海野十三のグロさは江戸川乱歩や夢野久作とはまたちがうように思う。
ある面においてはもう一歩先へ踏み込んじゃってる感じというか。
なにもそこまで踏み込まんでも・・・ってところに。
科学なネタ持ってこれる生々しさゆえなのかな。
まあ並べて比べてどうこういうとこでもないかも知れないけど。
でもそんなことを考えてしまう作品が特に好きだ。
どうにも大好きだ。

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