今日は起きて飯食って海老名へ行った。
独歩さんと合流し、サティで「劇場版デカブレイド」を観た。
デニーズで飯食って帰った。
 
 
(感想等)

最早毎年恒例、今年も特撮劇場版の季節がやって来た!!ということで、独歩さんとサティへと赴いた。
今回の事で独歩さんへ連絡時「そろそろ連絡があるんじゃないかと思った」とのことで、まったくありがてぇな・・・と心より感謝した。
  
「特捜戦隊デカレンジャーTHE MOVIE フルブラスト・アクション」は、個人的にイマイチで残念・・・。
生身アクション、生爆破、メンバー個々の見せ場と、がんばってくれてはいたのだけれど、でも何だか劇場版スタッフのがんばり具合と、自分が期待していた部分にズレが生じてしまったというか。

確かに今回は劇場版ってことで生身でほんと体張ったアクションとか色々あって「がんばってるなー」とは思ったのだけれど、でも自分としては「スーツの中の人がんばってるなー」より、「デカレンジャーすげー!!」って思いたかったというか。
「生身で体を張ってビルを綱一本で降りる!」というのと「CGでちょちょいと合成してビルをダッシュで駆け上る!」というアクション、どっちがスゴイ?と言われれば、「特捜戦隊デカレンジャー」を一つの特撮作品として見ればスタッフが体張ってる前者だけど、でも物語に入り込んで考えた場合は後者のがやっぱりスゴイことやってる事になる。
個人的には、この作品においては、そっちのが派手になるというならばアクション面ではとことん虚構を駆使してもらって構わなかった。
そもそも「特捜戦隊デカレンジャー」そのものが既に虚構世界なわけだし。
それを最初に受け入れて見ている身としては、CG爆破であろうが、生爆破であろうが、結果絵的に同じであれば、それは同じに受け止められる。

後で、実はスタッフこんなにがんばってましたー、命かけてました!で、「おお、すげーな」ってのは、物語外でのお楽しみでいい。
見終わった後ホームページででも調べて知ればいいことだ。
これらはあくまで劇中はあまりリアルを挟まずに考えて鑑賞するタイプの人間の意見なのだけれど。
あと、だからって体を張ったアクションを否定する気も当然ない。
いかに特撮やCGを駆使しようが、生身のアクションに到底かなわない部分もあると思うし。

そしてストーリーに関しては、えと、特に・・・という感じでやはりちと残念だった。
なんか今回の劇場版の敵であるガスドリンカーズがえらい弱い印象だったような。
劇場版の敵は、とりあえずはそれまでのTVシリーズに出てきた敵より強い印象なのが望ましい。
もう、あほ程つえー!くらいに。
例え強いのは最初くらいで、クライマックスには何らかの理由かきっかけでボコボコにされるとしても。

あと、劇場版ヒロイン新山千春が変身するデカゴールドがちょっとしか出なくて不満!という声が結構あるけど、自分はそんなん出るなんて全然知らなかったので、知らなくて良かったと思う。あぶなかった。
確かにほんのちょこっとしか出てなかったので最初から雑誌とかで知ってた人はそら不満だろうなーと思う。
自分としては、新山千春の「時を止める」という能力にすげー疑問を持ってしまった。
つーかそれ、とある漫画ではラスボス級の技なんすけど・・・と思ったし。
でも新山はこれをなぜかバトルでは使用しない。
な、なんでだ・・・・・とずっと上映中疑問に思いひっかかってしまっていた。

そして映画上映終了後、「なんで使わなかったんだ新山は・・・?」と俺が苦悩していると、見かねた独歩さんが「あいつらには効かねーんじゃね?」と言ってくれた(独歩さんは実は特撮には大して興味がない。ありがたい人だ)。
でも、その考えは当然自分も持っていた。
だからずっと・・・遠藤憲一が「俺にはきさまの技は効かん!!!」とか言ってくれるのを待っていた。
一言そうでも言ってくれれば「そうなんだー」とたちまち納得して俺は見ることができたはずだ(そこらへんは単純に考えるのが大事)。
一言でも、一瞬でも効かない場面があればなー、とちょっと悔やめる。

そんなこんなな劇場版だったのだけれど、やっぱり自分も多くの声と同じく「ボスのとこ」が一番良かった。
ボス、その登場の仕方どっかで見たことあるよ!!という。
こういう風に、物語に入り込んで味わう楽しむ面と、突然不意打ちのように現実に戻されて楽しめる面が、うまいことバランス取れてると、大人特撮ファンとしてはとてもありがたく。
独歩さんですら「あのボス強かったなー」とか言ってたくらいだし、さすが上司にしたい犬NO.1だ!
と、やっぱり劇場版でもボスにいいとこ持ってかれな「特捜戦隊デカレンジャー」であった。

睦月(劇場版)

2004年9月11日
「仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE」は、以下、なんだか結構良い評判ばかり目にするのが不思議でしょうがないのだけれど、ど、どーなんだろ・・・・・という感想

(ネタバレ有り)。
そもそも「仮面ライダーブレイド」という作品は設定から脚本から演出まで、もう何もかもがぶっ壊れ気味だってことは分かってはいたのだけれど、今回の劇場版はそれに輪をかけてひどかった。
てかジョーカー(相川始の方)の扱いがあまりにぞんざいな印象。
全てのアンデッドの中で最も特殊であり最も重要である(と噂される)存在、その姿が見れたってんで最初は「おー」と思ったけど、結局目立った強さもその特殊性も大して披露できず、終始ボコボコ。
TVシリーズでその正体を明かす前にガッカリさせてどーすんの?って感じ。

ニュージェネレーションも最初の方はなかなか格好良かったけど、結局武器がワンパターンなので途中で飽きたなー、とか思ってたら、いきなりわけわからんプチミステリー劇場みたいのが始まって次々死んでくし。
しかもその時霧の中でランスを襲ったのって嶋さんじゃん!!
ちびっこだって「嶋さん!嶋さん!」て気づいてたし、そういう設定はちゃんと飲み込んでたよ。
そこらへんどう考えてそうさせたのがまったく分からない。
いや何も考えてなかったってことなのか。
劇場版では2枚のKのカードは最初っから封印されてるって設定なんだから、嶋さんは封印しておいて今回の劇場版には出さなくてもよかったじゃん。
これってなに?着ぐるみとかの関係でこうなったとか?
それともやっぱり何も考えてなかったこと?

で、そのプチミステリー中、何やら橘さんがすんげー怪しい言動取るから、まさか橘さん!?とか思わせといて真犯人は別。
どんでん返しはいいんだけど、でもその後橘さんについてのフォローは無し。
橘さんの謎の言動は謎のまま。
まー深く考えないでよってことなのかもしれないけど、わけわかんないよ!
「まあ所詮子供映画だから」で済ませられるならこっちも楽でいいんだけど、でもTVも劇場版もそういう方向性でも売り方でもないから始末が悪い。
いや例え子供向けだったところで客なめ過ぎだろ!と思う。

最後のデカブツジョーカーは、ほんと「ふええ・・・」って感じだった。
デカレン呼んでこーい!っつーか、ライダーのラスボスで何故に巨大?
つか、Kカードを集めた特権(だったっけ?詳しくは忘れた)だか何だか知らないけど、Kカードを集めた者は大いなる力を手に入れるとかそんなの、そんな設定いきなり出されていきなりその実態を見せられて、それがアレ、って、え、何なん?と大混乱。
1万年前より続く種の保存だなんだの為の戦い・・・・に、なんであんな存在が絡むわけ?
もうやりようがなくてウロウロしてたギャレンとレンゲルの不憫さっていったらなかったよ。

去年の「劇場版555」にもデカいのは出てきたけど、でも結局ドラマ的に”ラスボス”なのはあくまでオーガだったわけだし。
演出や脚本にも力があったから、あのでかいオルフェノク(?)にはそう違和感を持つことなく物語りに身を任せることが出来た。
でも今回のデカジョーカーは・・・・・あまりに何もかも無茶苦茶過ぎて、それまでの破綻した展開そのものが具現化したかの如く印象しか受けなかった。

そんでその後いよいよ登場のブレイド最終形態は、これは正直、素直に満足できた。
様々なカードの力を装着し、連続ラウズでわけわからんデカブツを両断!
予想していたよりずっと格好良くて良かった(そーとーダメなんだろうと思っていたから)。
劇場も一番沸いてたし、俺もここで沸いとかにゃ何しに来たんだかわかりゃしない、と思って一生懸命心の中で盛り上がるようがんばった。

結局、今回の劇場版で良かった点といえばソコと、ニュージェネレーションの最初の方と、何か一番まともなんじゃない?という睦月と、なつかしのオロナミンCくらい。

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